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切り抜き詳細

発行日時
2017-4-3 11:09
見出し
ピッシリ
リンクURL
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1098895.html ピッシリへの外部リンク
記事詳細
ピッシリ(積雪期ピークハント/縦走/道北・利尻)日程:2017-04-01〜2017-04-02メンバー: Yanke1987写真:登った尾根上部のやや細いところ羽幌川に合流林道に戻る北方の稜線朱鞠内方面愛奴沢林道を歩く南にのびる稜線翌日。林道から林間のピッシリピークで天場ゲートピークまでもう少し上部平坦地手前の崖、断層か?ピークよりシートートムシメヌ山西側には高い山はない感想:ピッシリ、天塩山地の最高峰、山川地理取調日誌ではハホロピツシリと記載されているらしい。山深いため冬季に登った記録はあまり見当たらない。夏季も羽幌側からは林道の崩壊でなかなか容易に近づけないそうだ。今季積雪期のメインとして、どうしてもこのピークに立ちたかった。足が遅いので1泊の計画で入山する。初日、上羽幌のゲート前に車を止め、愛奴沢沿いにつけられた緩い登りの続く林道を進む。標高160付近の林道が屈曲するあたり道が決壊していた。適当に回り込んでスノーブリッジを使って渡渉する。標高221の峠を越え、池の近くにツェルトを張って天場とする。焚火は快調。ガンピに火をつけて枝をのせるだけで火が着いた。暗くなって一人で火を見ていると妙に寂しくなってきた。昨日、上のボウズが大学進学で北海道を離れていった。翌日、天気は高曇り。固くなった林道を進む。手順沢林道終点から南の広い尾根に取り付く。尾根の出だしは急であったり、細かったり、全層雪崩の後があったりで一部スキーを脱いでツボで歩く。その後広い尾根をなるべく手順沢から離れないように進むと尾根は段々細く急になってくる。頂上台地に上がる手前では雪が硬かったので一歩一歩スキーを蹴り込んで登る。台地にあがると風が出てきた。真っ白なピークには朽ち果てそうなボッコがひとりでぽつんと立っていた。ピークから見渡すと視界には山ばっかり、人の関与したブツが全く見えない。奥深さを実感する。下り、上部は雪がバリズボで滑りにくい。ここでケガしたら大変だ。ボーゲンで慎重に滑る。急なところは横滑りでズリズリと。やがて快調なザラメ斜面になり気持ちよくターンを繰り返す。林道に出て、天場でデポを回収し、長い林道を戻る。ザラメで雪の表面が濡れているせいか、思ったよりスキーが滑った。ヘトヘトになって羽幌川本流に出た。
 
 
 
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