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現役の報告・ 2004年1月4日 (日)

2003冬オプタテ〜トムラ
2003 冬メイン オプタテ〜トムラ敗退
03 12/26~04 01/03 (7-2)
L 瀧花5)AL 三木4) 澤田3) M 勝亦 斉藤 柴谷 中島 村松 吉田1)
(Time and Route)
12/26 雪 曙橋(9:25)~オプタテシケ沢左岸Co760C1(14:30)
前日の夜中、ようやくの大雪の中出発。朝方、デポを置くためにトムラウシ温泉に向かうも除雪がされておらず、いろいろ手間取り曙橋を出たのは朝もだいぶたったころであった。しばらくラッセルしていると後ろから除雪が来た。結局、殿狩橋まで除雪が入る。そこから全員で仲良くラッセルを交代で進め、オプタテシケ沢左岸Co760でC1とした。
12/27 晴れのち雪 C1(7:10)~Co1030C2(9:30)
 オプタテに向けて斜面を登る。途中・997を経由していく。アタックは天気的、時間的に厳しいと判断しCo1030でC2とする。C2設営後、・997から北西に伸びる尾根をCo1300付近までトレースをつけに行った。帰りは軽い新雪を快調に楽しめた。
12/28 雪 C2(6:45)~Co1200時間待ち(7:30~8:30)~C2=C3(9:10)
 前日のトレースをCo1200のタンネ限界付近で視界ないのでツェルトをかぶり時間待ちするも回復しないので、天場にもどる。
12/29 湿雪 C3(7:30)~緑雲橋C4(14:40)
予想通り、低気圧が通過する。明日は冬型が強まるとの見込みなのでオプタテを諦め先に進めることにする。林道に乗り、トノカリのカの字の橋を渡る。林道を行き三股山の斜面を温泉に向けて行く。ブル道や林道が錯綜している。緑雲橋へおりる斜面は急である。この日は折りからの湿雪で全員びしょ濡れとなる。トムラへ向けて士気を保つにも、消耗したMをみるのも忍びなく、下山までとっておくはずの温泉に入るのも止むを得ない処置であった。デポを回収。
12/30 風雪 C4(7:30)〜カムイサンケナイ川二股C5(14:40)
 強い冬型で樹林帯でも視界は100mを切ることもあった。社会人の先行Pがいたのでそのトレースを使用させていただく。夏道の一つ西の尾根から取り付き、あとは大体夏道上をいく。短縮登山道との合流点から北にカムイサンケナイ川に向けて下りる。渡渉はCo970付近の屈曲部で、最初Lがスノーブリッジを使い渡渉するも破壊してしまったので、後続のために橋架けをする。沢沿いは急なところもあるので左岸の尾根に乗り、二股まで。二股にはそれと分かる過去のRoomの痕跡があり、見つけたときにはなんだかホッとさせられた。
12/31 雪のち曇り Stay C5=C6
 日中に谷が通過するということなのでStay。午後LとALでトレースをつけに行く。二股の渡渉はスノーブリッジ。尾根は取り付き急なので状態によっては雪崩の警戒が必要である。取り付き以外は快調な尾根。
1/1 雪 C4(7:30)~前トムラウシ平Co1720引き返し(9:35)~C6=C7(11:50)
 前日のトレースを辿る。尾根を登っている最中、風は少しあるが青空も時折見える。Co1660でシーデポ。樹林限界ともなると風が強くなる。行けるとこまで行ってみることにするも、Co1720の前トムラウシ平付近で視界、風ともに厳しく引き返す。帰幕後焚き火をする。また一つ痕跡を増やした。
1/2 雪 Stay C7=C8
カードをしたり、焚き火をしたり、寝たりして過ごす。
1/3 雪 C8(7:15)~トムラウシ温泉(13:05)
この日も朝から雪。次の日も悪くしばらく冬型が続くとの予想なので下りることにする。来た道を戻る。途中、渡渉点を通り過ぎ、一時間ほどロス。夏道上に出るトレースがあったのでそれを辿り温泉まで。結局、ピークを踏むことなく新しい年になっていた。


(Party)
L-s:天気判断少し甘かった。 AL ルートファインディングまだまだ
Mの一人が指に一度の凍傷を負う。アタックの最中にできたものと思われるが、注意が十分ではなかった。
M:ラテルネ、ストーブ修理具忘れる。諸動作はまだまだ遅い者もいる。体力、行動技術はできている。

(Impressions)
勝亦:冬山体験できてよかった。R.Fがんばりたい。
斉藤:寒かった。最後までいけなかったのは無念。柴谷:物足りなかった。
中島:天気判断の重要性がわかった。
村松:寒さの厳しさを身をもって実感した。
吉田:日に日に動きが鈍っていった。これ以上いたら大変だった。
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