下黒姫沢沿いに10分位進むが、予想以上に湿雪のラッセルが重くて、深い(40cm位)。積雪量は280cm(ゾンデ棒で測定)。この調子では、守門岳ピークまでは届かず、時間切れで敗退する可能性が濃厚である。そこで、行動時間の短い予備計画ルート(大原スキー場から登るルート)に変更し、守門岳ピークを目指すことにする。その後、稜線まで目指すという7〜8名のパーティが、スキーで下黒姫沢へと入山して行った。