槍の穂先をバックに石橋兄。雪が付いていなければ穂先まで登るつもりであったが、白く雪が付いている。何人かが、アイゼン・ピッケルで登っているのが見えるが、先行パーティ等に惑わされないで、自ら危険の判断をすることが重要と再認識したばかりなので、勇気を持って断念した。北鎌尾根を登ってきた2人が、「穂先からの下りは怖かった」「ノーザイルで大勢登って事故がないのが不思議」と言っていたので、本当に怖いのだろう。