涸沢岳などの穂高連峰を眺めながら、槍平まで滑り込む石橋兄。もったいないので、ゆっくりと味わいながら降りてきたつもりだが、飛騨乗越から槍平まで、標高差1020mを、わずか40分で滑ってきてしまった。(前日の登りは4時間以上かかった。)ちょっとうれしかったのは、標高差1020mを、一度も転ぶことなく、パラレルターンの小回りや大回りで快調に降りてこれたこと。標高差1000m以上を転ばずに滑降したのは、おそらく初めて。