八方尾根Co2570m付近からは、シートラにする。主稜線まではあとわずか50m程の登りだ。写真はシートラの準備をする山森(左)と竹田(右)。写真中央には、唐松岳(2696.4m)が見える。唐松岳は写真のように信州側から見ると岩肌が露出して切れ落ち荒々しいが、後ほど写真で紹介するように、越中側(黒部側)から見ると白く雪の付いた斜面で構成されて穏やかに見える。このように、山は見る方角によって全く印象が異なったりするから面白い。