主稜線は風が強く、ガスもかかり出しそうな雰囲気だ。餓鬼谷は滝が露出している可能性もあるため、唐松岳へは行かず、視界がある内に餓鬼谷への下降を開始することにする。下降点は傾斜が急のため、少し、アイゼン・シートラで下ることにする。谷の左手には、明日登る五龍岳(2814.1m)が格好良くデーンと聳えている。写真は餓鬼谷をシートラで下降開始する竹田さんと五龍岳。