五龍岳へのアタック途中の岩稜上で、雷鳥のお出迎えを受けた。私が雷鳥に遭遇したのは、火打山(2003GW)・双六岳(2006GW)に続き3回目。雷鳥については、「中村弘志著/雷鳥が語りかけるもの/山と渓谷社刊(2006年)」を読むことをお勧めしたい。日本での生息数は、わずか約3000羽で、「地球温暖化」や「低山帯の野生生物の高山帯への進出」など、様々な課題を抱えて、絶滅の危機に瀕していることが理解できる。そんな中で、また雷鳥に出会えたことが、私はうれしい。