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発行日時
2023-5-5 1:06
見出し
上ホロカ〜下ホロカメットク山(ニコロ山まで)
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上ホロカ〜下ホロカメットク山(ニコロ山まで)(山滑走/十勝連峰)日程:2023-05-02〜2023-05-04メンバー: saito1987コースタイム:写真:チカベツ川林道へ尾根を下山雪が消えた作業道をシートラで下りる旭川の夜景Z谷から新Dへスキーで取付く前十勝周辺の噴煙シーソラプチ川一ノ沢の源頭本筋は雪が消えかけている下ホロを滑る新Dで泊まる局地風の為南側へ回り込んでから境山頂上へニコロ山頂上付近半日焚火三昧ニコロ山を捕らえる残雪わずか富良野岳下ホロ頂上これから横断するニコロ山方面太麓山とトウヤウスベ十勝岳下ホロ北東側斜面で泊まるオプタテとトムラウシ久々のD尾根へカミホロから滑降開始シイ十勝川林道に出る朝のカミホロと十勝岳境山へ熊のトレースに沿ってニコロ山への取付きまで林道を経由するやや西側に回り込んだ地点からドロップインザラメ雪が下部まで繋がっていた下ホロ北東側斜面から登るHの登りからアイゼンシートラニコロ山への途中湿原を横断何とかスキーで行けた境山と下ホロカメットク山感想:残り雪を繋いで表十勝から裏十勝へ。今季最後?のシーハイル!例年になく少ない雪だったが、色々な要素で楽しめた3日間。1日目、好天。D尾根に取りつく。Z谷から新Dへは午後の緩み雪を伝ってスキーで楽に登れた。新Dを天場に富良野岳を眺めながらのんびりと日向ぼっこ。D尾根、何年ぶりだろう?2日目、高曇り。局地的に爆風。朝の氷化したD尾根からカミホロへ。カミホロ直下から滑降を開始。境山コルまでの広い雪原はカリカリとスキーで横断。追い風を受けているので平らになっても立っているだけで進んでいく。楽ちんだ。境山の登りでは一転、シーソラプチ川からの強烈な吹き上げが尾根越え乱流となって行手を阻まれる。はじめ正面突破を試みるも、タコ踊りで敗退。後方半回転ひねりで何度か倒される。なんとか頂上東側の斜面に回り込んで頂上を踏むことができたが、耐風姿勢で這いつくばっている時間の方が長く感じた。境山からはシーソラプチ川一ノ沢を滑る。ザラメ雪を飛ばし、原始ヶ原の東の端に出た。南面だが沢筋の雪は繋がっている。原始ヶ原から下ホロへ、境山との広いコルを経由。雪がいくらかでも多く残っていそうな北東側斜面へ回り込む。途中トムラとオプタテが正面に見える素敵な天場を見つけたので泊まることに。原始の森で半日焚火三昧。キンドー氏曰く、GWはこれだよな〜。3日目、高曇り。下ホロは天場から残雪を繋いでアタック。途中からシーデポ。アイゼンでハイ松の薄い部分を突破していく。結局、ルートは頂上から東に切れ込んでいる沢筋が一番良かったようだ。下ホロのシャバ雪を思い思いに滑降後、裾野の原始林と湿原帯をシイ十勝川まで横断。雪面はかろうじて繋がっていたが、笹トラップに苦しんだ。所々雪が切れた林道を経由、根性でニコロ山を踏んでからは完全に雪がなくなった。前途に絶望しながらシートラで背丈以上ある笹薮を漕ぐ。夏場よりは薄いものの必死になって標高を落とす。ようやく下りの尾根筋まで出ると、何と!立派なブル道が尾根末端まで縦横無尽に刻まれていた。ラッキー。延々とぬかるみを伝ってシーズン終わりの兼用靴をドロドロにしながら下山。
 
 
 
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