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12000-中部日高
12000-中部日高
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村C4のA班:左より山崎、白浜、野田
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村後列左より:山崎、野田、長井、関、越野、前列左より:木崎、藤木、有波、中村、三角、(中村の後)白浜
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部報8号所載1950/01/14-20、コイカクシュ札内川 コイカクシュ札内岳 カムイエクウチカウシ、冬季初トレース(A班)山崎、白浜、野田、(B班)木崎、藤木、越野、(C班)長井、関、三角、有波、中村左より:野田、白浜
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ルベツネ6/121941年3月朝比奈、橋本、ペテガリ初登を目指すもルベツネ岳より引き返す。ルベツネ岳積雪期初登第二楽章D漸く再び前進を開始することが出来た4月2日は、物凄い風であった。重荷を背負った私たちに、ヤオロマップ雪稜のアイゼンアルバイトは決して楽ではなかった。幸いに尾根は固く、アイゼンは快適に効いて、昼にはヤオロマップの頂を越えて最低鞍部にチェルトザックを被っていた。この付近は1937年の時の全身キャンプ地らしく部報の写真に見た岩も懐かしく眺められた。此処からヤオロマップに落ち込んでいるただ一本の幅広い尾根の付け根に今度は殆ど立てるほどの大きな雪洞を掘った。明日は登頂との興奮も大きな疲労の前には苦も無く寝てしまった。写真:ヤオロマップ山稜(北側より)
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ルベツネ8/121941年3月朝比奈、橋本の両名は、ペテガリ積雪期初登を目指したが、強風のためルベツネ岳より引き返す。ルベツネ岳積雪期初登第三楽章Bルベツネに近づくにつれて風は強く、呼吸さえも困難になってきた。この雪庇とヤブ漕ぎが終わると、今度はヤオロマップよりもぐんと悪い痩せ尾根が黒い岩の間にぎらぎらと油氷を光らせ、殊に頂上直下の岩稜は、1839の雪稜と一、二を争う日高屈指のアレーとであった。辛うじてルベツネの頂上に立った時、吹き上げる雪煙の中に伏して二人は再挙を叫ぶより他は無かった。濛々たる雪煙に包まれたペテガリを1,2時間の後にして、命の危険さへ感じながら二人は吹雪の尾根を、登る以上の緊張にこわばりながら歩き出した。写真:ペテガリ岳(奥、ルベツネ頂上より)
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ルベツネ2/121941年3月、朝比奈、橋本の両名は、ペテガリ積雪期初登を目指すも、強風に遇いルベツネ岳より引き返す。ルベツネ岳積雪期初登ルベツネ・シンフォニー ヘ長調第一楽章(舞曲、歌うように)それは暖かい春の日差しであった。中札内の溶けかかった街道からは国境の山並みが真っ白に輝いて望まれた。右からカムイエクウチカウシが、1833が、コイカクが、ヤオロが、そして勿論ルベツネも、又ペテガリも美しいカールを抱いて魔女のトルソーの如きその肌を輝かしていた。この快快晴は、僕たちがコイカクの澤の飯場に着くまで、その以前半月にも亘って照り続いたものであった。ほとんど固雪になった札内川沿いの明るいタマ道を歩きながら、僕たちはどんなにこの幸先を祝しあったことか!写真:中札内から国境線遠望
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ルベツネ3/121941年3月朝比奈、橋本、ペテガリ初登を目指すもルベツネ岳より引き返す。ルベツネ岳積雪期初登第二楽章 アンダンティーノ A登攀開始はアレグロといきたかったが、どうしてどうしてブレストでも無かった。半日続いた快晴は、一夜にして崩れ、飯場に停滞を余儀なくさせられた。真冬に異ならぬ吹雪の三日は、雪崩の恐怖を一月と同様に呼び起こし、風に叩かれたラッセルは重荷にあえぐ僕たちに更に一層の注意と労力を強いた。長髪ルートは、聞きしに勝るシーゲレンデでヤブ刈をした取り付けを除けば、スキーでぐんぐんと殆ど国境近くまで登れるのであったが、天候と雪質はこの良ルートの登高に三日の日数を要求した。この割合に平らになった(1200m付近)場所まで僕たちはラッセルに荷揚げに三度も往復せねばならなかった。まだ高いピラトスミを見ながら、溜息をついたことである。写真:コイカクシュサツナイ岳
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ルベツネ5/121941年3月朝比奈、橋本、ペテガリ初登を目指すもルベツネ岳より引き返す。ルベツネ岳積雪期初登第二楽章C雪洞まで登った日のアルバイトと寒さで、二人共風邪で寝込んだ日は幸いに吹雪であった。しかし、その翌日になってもヤンチョはまだ快癒しなかった。外は相変わらずガスが舞っていたが、昼頃俄然晴れ上がった。僕は一人で国境までのラッセルに出かけた。国境の眺めは部報六号でお馴染みの素晴らしいものであった。穴に帰ってからも十勝の原野がまぶしく輝いて見えた。穴の中からカメラを向けて工夫している間に空は又曇り、風は又その恐ろしい歌を歌い始めた。写真:コイカク直下の雪洞から十勝原野を遠望
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ルベツネ1/121941年3月、朝比奈、橋本の両名は、ペテガリ積雪期初登を目指すも、強風に遇いルベツネ岳より引き返す。ルベツネ岳積雪期初登この山行は、1940年1月のコイカクシュサツナイ川遭難の翌年行われたものであるが、長髪ルートを取って国境に出た。特筆すべきは、国境線での露営2箇所に日高稜線で初めて雪洞を用いたことである。以下の12葉の写真に添付されたルベツネ・シンフォニーは、この山行を歌った朝比奈の作である。写真:1839m峰(右端)
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ルベツネ9/121941年3月朝比奈、橋本、ペテガリ初登を目指すもルベツネ岳より引き返す。ルベツネ岳積雪期初登第四楽章アダジョーブレスト穴に帰って5日間、来る日も来る日もすっかり用意されたルックは持ち上げられる機会をむなしく待っていた。もはや食料は三日を余す4月6日、生還を決意してヤオロへと出たが、猛烈な降りとガスは又穴に追い返された。良く7日、やや穏やかな朝を利して漸くヤオロを越えたが、雪は昨日にも増した降りとなり、カチカチの尾根が越までのラッセルと変わっていた。コイカクの尾根にいたっては、雪崩のためにあると言えるほど不安定な状態にあった。慎重に稜線に沿ってキックターンを続け、コイカクの澤に降り立った後も稜線からの表状雪崩に注意せねばならなかった。写真:コイカク直下の雪洞で天候回復を待つヤンチョ
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