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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
5月1日は、残念ながら朝から吹雪。またも停滞が濃厚であったが、10:00頃には雪が止み、視界も利いてきたので、双六岳南カールを滑る予定で、双六岳へ向けて出発。しかし、すぐに視界はなくなり、ガスガスで強風。カールを気持ちよく滑るどころではなく、登りのトレースに忠実に、トレースを見失わないようにプルークボーゲンで戻ってくるのが精一杯であった。(この頃、針ノ木雪渓では雪崩事故がありました。亡くなられた3名のご冥福をお祈りします。)
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
テントが飛ばされそうな強風なので、営業小屋に避難することにする。素泊まり(自炊)の場合は、1泊5500円で、結局2泊お世話になった。1泊2食付だと8500円。この日の宿泊者は10人前後で、自炊は我々のみ。畳の部屋でストーブまであり、テントの中で震えているのとは大違いだ。濡れたものは乾燥室で完全に乾かすことができる。同宿者との歓談や情報交換も楽しい。(5月3日以降は、宿泊者は100人規模になるそうだ。)
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
5月2日は朝から雨。停滞を覚悟し、同宿者と歓談。午後になり、雨が止み、視界がでてきたので、双六岳から漢字の樅沢(もみさわ)を滑り、カタカナのモミ沢を登り返す計画で、小屋を出発。双六岳からの登りの途中で、雷鳥のカップル?に出会うことができた。写真は雷鳥2羽と鷲羽岳。私は雷鳥を見るのは、2003GWの頚城山塊・火打山北面&焼山北面スキー山行以来2回目のことで感動した。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
雷鳥の足跡。雷鳥は氷河時代の生き残り動物の一つで、特別天然記念物である。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
双六岳山頂は、昨日に引き続きガスの中。しばらく時間待ちをして、ガスが切れ視界が利いた一瞬を見逃さず、スキーの寵児を歌いながら、樅沢に向けて大滑降。写真は、鷲羽岳を見ながら樅沢をテレマークターンで滑る石橋兄。樅沢滑降中にも、雷鳥3羽と出会うことができた。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
モミ沢をシールで登り返す。天気はかなり良くなってきた。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
モミ沢上部の急斜面を登る石橋兄。夕方なので雪が硬くなってきて、結構緊張したらしい。私(山森)はスキーアイゼンを使っているので楽勝だ。通常のスキーアイゼンはビンディングに固定するので、クライミングサポータを使うと利きが悪くなる。そこで、急斜面もバリバリ直登できるように板に固定するタイプのスキーアイゼンを製造(自作)している人に小屋で知り合った。松本のブンリン(山とスキーの専門店)にて購入できるそうだ。今度、買おうと思う。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
鷲羽岳をバックに、モミ沢上部を登る石橋兄。鷲羽岳はカールが2段になっているのが特徴的だ。明日は最終下山日なので、鷲羽岳のカールを滑ることは今回の山行ではもう叶わない。黒部源流を滑ることも同じく叶わない。来年のGWには、営業小屋(太郎平小屋、双六小屋)を活用して軽装備で、今回行けなかった鷲羽岳や黒部五郎岳にリベンジしようと石橋兄と誓い合った。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
5月3日は、晴天。2〜3日間、移動性高気圧に覆われ晴天が続くという。鷲羽岳や黒部五郎岳へ行きたいが、携帯電話も通じないので家族と連絡を取ることはできず、最終下山日なので、泣く泣く下山する。朝は雪が硬いので、石橋兄はアイゼンを履いて、スキーはシュリンゲで引きずって弓折岳までのアップダウンの続く稜線を歩く。私(山森)は、スキーアイゼンを有効に活用する。写真は、双六岳の南カールと石橋兄。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
弓折岳までの稜線は、槍・穂高連峰の展望台だ。写真は、槍ヶ岳と西鎌尾根と私(山森)。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
弓折岳ピークから、穂高連峰を望む。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
弓折岳からのスキー滑降は、雪質も最高で、スキーの寵児を歌いながら、槍ヶ岳を左に見ながら快調に滑る。写真はテレマークターンで滑降する石橋兄と槍ヶ岳。その後、大ノマ乗越との分岐を過ぎると、乗鞍岳を正面に見ながら気持ちよく滑る。登ってくる人70人位とすれ違う。スキーの人とそうでない人は半々位か。巨大デブリはシールをつけて通過。穴毛谷ではヘリと地上で行方不明者の捜索が行われていた。
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北アルプス・双六岳周辺スキー山行
お決まりの温泉は、新穂高温泉ひがくの湯(700円)。この日は、石橋兄の奥様の実家(長野県長谷村中尾、2006/3/31より伊那市)にお世話になる。山行の前後でRoom仲間の自宅や実家にお世話になるのは、恒例のことだが、奥様の実家にまで、お世話になったのは初めてだ。石橋兄の娘さん達(中学生と小学生)曰く、私と英二おじさん(石橋兄の弟、1986入部、札幌在住)は似ているそうだ。単に2人ともデブなだけか? 石橋英二君、元気でやっているか?
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北大山小屋展
北大山小屋展
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《冬準備山行報告・4年班(1)》十勝連峰
折れたスキー。添え木で固定した。
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《冬準備山行報告・4年班(1)》十勝連峰
添え木でスキー修理。急斜面でも歩いて下ることができる。
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北海洞
探検隊長・長谷川君
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北海洞
狭い隙間
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北大寮歌祭でAACH有志が「山の四季」を披露
2006年11月3日(金:祝)に、大田区産業プラザ(東京都)にて、第5回北海道大学寮歌祭が盛大に開催されました。今回は、初めてAACH有志で参加し、部歌「山の四季」を披露しました。※写真左から、清原実(1986入部)、山森聡(1986入部)、矢作栄一(1952入部)、石村実(1953入部)、石村夫人、清野啓介(1976入部)。
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利根川源流・湯檜曽川東黒沢〜宝川ウツボキ沢
上野発の臨時快速列車、一村一山号に乗車し、地下70mの新清水トンネル内の土合駅地下ホーム下車。地上までの462段の階段が、この山行の最初の登り。
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