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ルベツネ2/121941年3月、朝比奈、橋本の両名は、ペテガリ積雪期初登を目指すも、強風に遇いルベツネ岳より引き返す。ルベツネ岳積雪期初登ルベツネ・シンフォニー ヘ長調第一楽章(舞曲、歌うように)それは暖かい春の日差しであった。中札内の溶けかかった街道からは国境の山並みが真っ白に輝いて望まれた。右からカムイエクウチカウシが、1833が、コイカクが、ヤオロが、そして勿論ルベツネも、又ペテガリも美しいカールを抱いて魔女のトルソーの如きその肌を輝かしていた。この快快晴は、僕たちがコイカクの澤の飯場に着くまで、その以前半月にも亘って照り続いたものであった。ほとんど固雪になった札内川沿いの明るいタマ道を歩きながら、僕たちはどんなにこの幸先を祝しあったことか!写真:中札内から国境線遠望
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