Post to Twitter Post to Facebook

報告_2019.06.08-09(2-0)

芦別岳 夫婦岩北西壁ダイレクト~本峰西壁カフカズルート

L成田(5 AL笠井(4

<時間とルート>

Day1 晴→ 旧道登山口(13:20)夫婦岩基部(1530)=C1

旧道から夫婦沢に入り夫婦岩基部のギョウニン畑でC1。暇だし寒いので焚き火。焚き火横で就寝。

 

Day2 曇時々晴 C1(4:15)北西壁D終了点(7:30)夫婦岩基部(8:45-9:15)芦別岳西コル(11:00-12:00)カフカズルート取り付き(12:30)芦別岳(14:45-15:00)新道登山口(17:10)

明るくなるのを待って出発。

 

夫婦岩北西壁ダイレクト

顕著なディエードルの左のクラックから取り付く。終了点は全て残置でいけた。

1p 笠井 20m Ⅴ ハング気味のクラックを登った後左へ回り込みフェースを直上。

2p 成田 25m Ⅲ 階段状の岩を適当に登り残置のあるバンドでビレー。

3p 笠井 35m ⅤA0 クラックの走る立ったフェース~スラブの後、凹角を直上。凹角は濡れていたので無念のA0。傾斜が落ちたところでビレー。

4p 成田 40m Ⅱ 階段の岩を少し登った後草付き。上部岩壁の天狗の鼻カンテの基部でビレー。ここはザイル出さなくてもいける。

5p 成田 45m Ⅳ+ 天狗の鼻カンテを左から回り込んだ後カンテに出る。ボロい凹角を登って稜線の灌木でビレー。

下降はほぼ同ルート懸垂。2回目の懸垂で2p目の終了点のバンドの少し西側に降り立つが、ヤバい灌木しか無いうえにロープがいっぱいなので、灌木×2とカム×2でセルフとりアンザイレンして確保しながら2p目の終了点までcd。そこからは懸垂1回で取り付き。

 

同ルート懸垂

 

夫婦沢を詰めて旧道に乗り本峰西コルまで。所々残雪があった。登攀の準備をしているとたちまちガスに包まれrf不可能に。とりあえず取り付きまで行くがほとんどルートが見えず微妙なのでやめることにする。しかし再び西コルに戻るとみるみる晴れ、しばらくホゲホゲしていてもガスりそうになかったのでやっぱり行くことにする。全装で登る。

 

夫婦岩

 

雪渓の残る夫婦沢を詰める

 

本峰西壁カフカズルート

少し気を使うガレを下降して傾斜の無いスラブから取り付く。計画の1p目は容易なので、3p目の凹角目指してノーザイルで50m程スラブを思い思いに登り、ボロくなってきたところで灌木とハーケン×2で支点作りアンザイレン。

1p 笠井 15m Ⅲ スラブから右上する凹角状の草付きを登り灌木と岩角とナッツでビレー。浮き石多い。

2p 成田 25m Ⅴ 凹角右のスラブ状から凹角に入り直上するが、最近誰も登っていないのか凹角内は浮き石と苔がヤバい。かなりデカいのも動いた。恐れをなして残置ハーケンでA0しながら左のフェースを直上してテラスに上がる。その後やや傾斜の落ちた凹角状を直上するがここも浮き石だらけだった。1稜上に出て灌木でビレー。

 

カフカズルート1p目

 

ピーク

ここでザイルをしまって1稜をスタスタ歩いてピーク。新道を下山するが所々急なところに残雪があり運動靴だと少し緊張した。

 

あはれ

 

<パーティー>

継続登攀、長時間行動

Post to Twitter Post to Facebook