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報告_2019.6.29〜30(2-0)

余別51点沢左股〜珊内岳〜122点沢

L竹中AL井上佐藤M青木(3高柳(2

1日目:ゲート(4:40)入渓(5:15)ウカマンベ沢出合(6:00)51点沢出合(7:50)Co380二股(11:30)Co800(14:00)珊内岳ピーク=C1(17:00)
くもり/雨 ゲートの右側から車道跡を辿る。しばらくすると藪が濃くなり余別川の「余」の字手前の土堤から入渓。「川」の字のゴルジュは右岸撒き。しばらくは流入してくる支沢や滝で現在地を確認しながら進んで51点沢出合まで。ここまでに函が幾つかあるが撒いたりへつったり中行ったりで対処は容易。51点沢に入ると沢幅が狭まり、小滝が連続する。3+3の2段釜持ちFは1段目左岸直登、2段目はザック手渡しで中を空身で登った。M高柳にお助け。Co320の25m大滝は左岸の岩壁を井上リード。40mくらいのスラブで地上15m以降がランナウトする。ブッシュ繋いだcdで沢に戻るまでに1h15min。その直後のWSF8mは中をツッパリでいけそうだが時間の関係で割愛し、右岸撒き。ヌルヌルなのでザイル出した。Co380二股手前の8mFは草とヌルヌル緩傾斜を左岸撒き。計画では右岸高撒きだったが、左岸を巻いた方が早そう。Co380と400は共に左股で51点沢左股沢に入る。Co500付近の2段40m大滝は右岸ルンゼを高撒いた後小尾根を乗っ越してabで沢に戻った。岩が露出していたり、垂直な部分もあったりでcdは厳しそう。その後はナメFが連続するが問題ない。1つM高柳にお助け出した。Co800地点で14:00になり、今日中にピークは厳しいのではと話し合って15:30を目処にテンバを探しながら可能な限りCo稼ぐ方針で動くことにした。850付近に泊まれそうな場所があったが増水には耐えられない。Co900手前で話し合い、地図上では沢型がピーク直前まで明瞭で藪漕ぎが積丹の割に少ないこと、明日の行動時間を考えるとやはり今日中にピークへ到達したいことなどの理由で、途中で天気図取ってピークを目指す方針に変えた。900の右股で水が枯れ、次第に藪が濃くなってくる。1000辺りで沢型が消え、40分ほど藪を漕いでピークに出る。珊内岳ピークは5人泊まるスペースは十分確保でき、虫の少ない快適テンバ。
2日目:C1(4:30)Co540大滝30m(6:30)本流出合(10:50)51点沢出合(13:10)ゲート(17:00)
快晴  C1から南東コル目指して藪漕ぎ40~50分で沢型に入る。大滝までは狭いブタ沢。Co540付近の30m大滝は左岸をab。ここで1h10min使った。直後の4段ナメFは上から1、2、4段目はab、3段目のみcd。1段目は7mでドロドロなのでcd厳しい。支点は木。2段目10mは左岸草付きの傾斜がきつく、右岸はスタンスなさそうなのでab。支点は木の根。3段目は7mで左岸側から降り、シャワーを浴びて右岸バンド状を辿ると降りれた。4段目は10mでスタンスあるが苔むしていて緊張しそう。支点は木。初めは残置ハーケン2と軟鉄1で試みるが残置が1つ抜け断念。沢の残置物はやはり信用できないことを再確認した。この4段Fで合計1h45min使った。この後は小滝とナメが連続するが集塊岩質で問題ない。Co360に雪渓あったが右岸を撒ける。下の廊下入り口の2段10mFは右岸の小尾根を乗っ越して撒いた。沢は一度開けてから再び両岸が屹立した廊下地形になる。両岸苔むしていて電気の沢のよくある写真のよう。Co220付近の7mFは左岸の小尾根乗っ越しで撒いた。残りは河原をひたすら歩いて入渓点の「余」の字まで。踏み跡が不明瞭で40min近く藪漕ぎするはめに。2日ともよく動いた。

 

<パーティ>

沢2年班準山2回目  高度感のある巻き  ナメと函の下降

 

 

122点沢の懸垂した大滝

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