1928.4-1929.8の1年5ヶ月分の山行記録と16の紀行、研究小文。編集長は須藤宣之助。価格は2円、334ページ。戦前の部報では最も厚い一冊である。1号発行からわずか1年半でこれだけの記録集。当時の山岳部創生期の熱気がムンムンしている。
【時代】
1928年山東で日中軍衝突。張作霖を関東軍が暗殺
1929年P.バウアー(独)第一次カンチェンジュンガ遠征
北海道駒ヶ岳大噴火
●知床半島の山 原忠平
● 幌尻岳スキー登山 須藤宣之助
● 美生岳・戸蔦別岳及幌尻嶽 星光一
● 日高山脈より新冠川を下る 坂本正幸
● トッタベツ川を入りカムイエクウチカウシ山を登る 山縣浩
● 静内川よりカムイエクウチカウシ山 福西幸次郎
● 日高山脈中ノ川地形について 大立目謙一郎
● 日高山脈単独行 伊藤秀五郎
● 石狩川を遡りて音更川を下る 河合克己
● 十勝岳―十勝川―ニペソツ山 山縣浩
● 石狩岳とニペソツ山を中心に 伊藤秀五郎
● ニペソツ山 徳永芳雄
● 五月の芦別夕張連峰 山口健児
● 三月の利尻岳 井田清
● 国後島遊記 島村光太郎
● アレウシアンの旅 高橋喜久司
● 日高山脈アイヌ語考 山口健児
● 山に就いて(詩) 伊藤秀五郎
年報 1928/4−1929/8
写真12点、スケッチ5点、地図3点
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