会計報告
(文責:田戸岡)
今回のデナリ遠征においてほとんどの支出は渡航費、セスナ往復、入山料が占めている。それに食料費、現地滞在費、交通費が加わる。今回下山後帰国までは自由行動としたため、全員で行動した分の支出を示し、また、滞在中の食費などは個人差があるため割愛し、参考に表記以外にかかった費用のLの例を示す。また、現地通貨であるドルは1$=126円で計算することとする。
〈支出〉一人当たり
航空券および空港使用料 88750円 食料(日本購入分) 7434円 札幌―千歳 1000円 保険代 17550円 セスナパック(アンカレッジ―タルキートナ往復・タルキートナ一泊含む) 49770円(395$) ホワイトガソリン(3ガロン) 630円(5$) CB無線レンタル 3150円(25$) 入山料 18900円(150$) アンカレッジ一泊(YH) 2394円(19$) 食料(現地購入分) 2899円(23.01$) バス、タクシー 1406円(11.16$) 小計 193883円
〈Lの個人的支出例〉
食費 13265円(105.28$) 個人装備 23845円(189.25$) 土産(自分へのも含む・主に書籍) 40611円(322.31$) 雑費 1141円(9.06$) 小計 78862円 合計 272745円(Lの場合)
この支出はすべて個人負担で支払ったが、OBの越前屋幸平氏と小泉章夫氏より隊に援助をいただいた。今回は日程いっぱい山にいたのであるが、早めに下山した場合里での滞在費が相当額かかるものと思われる。基本的にアラスカは物価が高いと思ったほうがよい。タルキートナで、普通にカフェでハンバーガーを食べても6ドルはかかる。マックでセットは5ドルくらい。飲み物は500cc程度のペットボトルで1.50ドル程度。酒は買わなかったのでわからないが、21歳未満は買うことができない。米は安かった。下山後に入ったシャワーが5ドルもしてむかついた。山道具はアメリカ製のものは安いものもあるが、それほど違うわけでもない。CCH社製のエイリアンは50$とかなり安かった。本はかなり内容の濃いものが安価で手に入る。全部英語というのが難点ではあるが。地図はかなり高い。アメリカはカード社会化しており、ほとんど全部の店でカードが使えて便利であるが、JCBは使えない。VISAかmasterにすべき。T/Cもほとんどの店で有効。
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