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- 発行日時
- 2022-2-5 3:39
- 見出し
- クマネシリ三山(南クマ〜西クマ〜クマ)〜ギアナ高地
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- クマネシリ三山(南クマ〜西クマ〜クマ)〜ギアナ高地(積雪期ピークハント/縦走/大雪山)日程:2021-12-26〜2021-12-27メンバー: nrtk7写真:南クマギアナからクマネシリ西クマからクマネシリとギアナ高地南クマネシリピーク西クマ、クマギアナから振り返る西クマピーククマネシリから裏おっぱい朝日ギアナたぶん北から見た南クマ感想: 前から気になっていたクマネシリ岳周辺。オッパイ山も気になるし、その裏のギアナ高地も気になっていた。ヌカナン川を起点終点にすれば南クマネシリ岳〜西クマネシリ岳〜クマネシリ岳〜ギアナ高地と環状縦走して帰ってこれるのではないかと妄想していたが、中々実行するにまでは至らなかった。が、今回ようやく行くことになった。 そもそもヌカナン川の林道がどこまで入れるのかがわからなかった。あんまり入れなかったら日程的には環状縦走は諦めなければならない、と思いながら25日クリスマスに車を走らせると林道は鹿紅橋まで入れた。やったぜ、と呟いてC0。12/26 晴 鹿紅橋(8:00)南クマ入山口(9:30)南クマネシリ岳(12:45)南クマと西クマのコルCo1250(16:00)=C1 稜線は藪々そうなのでスキーを持っていくか迷ったが、ギアナ高地をスキーで歩きたいのでスキーで出発。さくっと南クマ登山口まで。そこからピンクテープ連打の夏道?沿いにあがり、途中で急になったのでアイゼンにして稜線に出た。稜線に出てから南クマへ空身でポン。予想通り藪とブッシュのひどい稜線を歩いて行く。北上する稜線に入ると藪がひどい。潅木がえげつない密度で生えている。しばらく下りて緩くなったのでスキーに換える。意外と快適。よくわからないけど道っぽいものもあった。・1276の登りあたりで道をロスト。稜上を行くとかなりえげつない密度の潅木。スキー履いてもシーズリにしても引っかかりまくる。発狂。・1276越えたあたりで特大チャーガ発見。テンション上がる。そこから少し進んで道っぽいのに合流してC1。12/27 晴 C1(7:00)西クマネシリ岳(9:45)クマネシリ岳(12:00)林道(16:00)鹿紅橋(18:00) 稜上は相変わらず藪がひどいので東側にトラバース気味に登っていく。Co1500ぐらいで西クマ西面に立派な岩壁(岩稜?)があるのを見る。適当なところでアイゼンにしてピーク。ピリベツは時間の関係上カット。クマネシリへ向かう。少しアイゼンで歩いてからズボってうざかったのでスキーに換える。行く先に細そうなリッジとかが見えたがめんどそうなので南側を大胆にトラバース気味に下降して捲いて・1487付近で稜線に合流。スキーだとこういう動きがしやすい。クマネシリ登りの岩マークでアイゼンに換え、適当に登ってクマネシリ岳ピーク。なんもなくていいピーク。クマネシリから東側に下りるが、ギャップは下りるだけの一方通行だとどこを下りればいいのかよくわからない。おまけにシートラ。適当に垂直ハイマツクライムダウンを試みるが、普通に垂直〜ハングしてるし、スキーがハイマツに引っかかってうざい。無駄にパンプしたがなんとか下りた。ここでスキーに履き替えあとは平坦なギアナ高地をひたすらスキーで歩く。すごく快適に歩ける。今回歩いた南クマネシリ〜西クマネシリ〜クマネシリが全部見えて気持ちいい。・1368から南西に伸びる尾根を下降。予想通り藪&草付き&急斜面で結構酷い。有史以来この尾根に足を踏み入れた人間はいるのだろうか。適当に下りて林道に合流したのは16時。暗くなる寸前だった。ここでスキー履いてシール外してあとはほぼ自動下山。芽登温泉に入りたかったがあいにく定休日だった。 地形図を見て妄想していたラインを固定概念に囚われずに歩けてよかった。スキーで8割方歩けたというのも気持ちいい。クマネシリからの下りのギャップとかでそれなりに緊張するし、長い稜線行動ののっこしもできるし、現役2年班の準山にいいんじゃないかと思った。