メニュー
切り抜き詳細
- 発行日時
- 2024-9-9 3:39
- 見出し
- 西広尾川からピロロ岳(札楽古川下降)
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7218300.html
- 記事詳細
-
西広尾川からピロロ岳(札楽古川下降)(沢登り/日高山脈)日程:2024-09-07〜2024-09-08メンバー: saito1987コースタイム:写真:下部のナメ滝鹿道を辿って下山下降の札楽古川北面沢急なガレとゴーロの沢西広尾川の河原楽古岳と南日高を眺める振り返って広尾岳楽古岳へ続く稜線ピロロ岳南東面直登沢に入る上部のナメ滝ピロロ岳山頂感想:9月になって朝晩だいぶ涼しくなってきたが、昼間の気温が上がると爽やかな沢日和となる。吸血虫もいないし、日高の河原歩きには最高の季節だ。 澄んだ流れの西広尾川に入渓し、明るい渓相の河原をしばらく歩き、気持ちよく焚火が出来る広い砂礫堆をえらび、タープを張って焚火を起こし、マッタリとしていたが、後続のキンドー氏が一向に来ない。日が暮れかけても来ない。ヘルメットをかぶっていなかったので、うっかりバランスを崩して転倒し、河原で卒倒しているんじゃないかと心配した梶川と、ヘッドランプをつけて下流側へ捜索に行く(18:15頃)。最後に姿を見た広尾岳北面沢の出合い付近まで下ったが(20:00頃)、その気配はなく、引き返すころにはヘッドランプの電池も切れてしまい、暗闇の河原をもがき苦しみながら歩き、C1までもどる(22:00頃)、当のキンドー氏はひとりタープの中で不貞寝していた。聞けば、最後尾を歩いて藪の中の鹿道をホイホイと辿って行ったら、先の2人が作っている天場をうっかり見逃してしまい、上流側まで行って彷徨っていたらしい。下流へ捜索に出た我々と入れ替わりぐらいのタイミングで天場に戻ったものの、2人を晩飯でも用意して出迎えようとしたが、実は自分が用意してくるはずだった晩飯3人分を家に忘れてきたらしい、ということに気づく。そして自己嫌悪の上、不貞腐れて寝ていた、ということです。入山1日目のお粗末な出来事でした。ピロロ岳南東面沢:5〜15mのナメ滝がいくつかあるが全て直登できる。いずれも順層でホールドスタンスはしっかりとしているが、ヌルっている。最後の笹薮漕ぎは?級。ピロロ岳北面沢:上部は急な岩海状のルンゼ、中間部と下部に顕著な滝は無い。ガレとゴーロ時々ナメ。こちらも同じくヌメリ気味。