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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2025-1-20 12:23
- 見出し
- 手稲山 ヘルヴェチアからネオパラへ乗っ越し
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7717682.html
- 記事詳細
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手稲山 ヘルヴェチアからネオパラへ乗っ越し(積雪期ピークハント/縦走/札幌近郊)日程:2025-01-19(日帰り)メンバー: yoneyama saito1987 zeniya1990 Yanke1987 toda1977コース状況/その他周辺情報:雪少ない写真:冷たい朝日クマの足跡あり手稲山西面。近づいてきた降るナナカマドの赤スッキリ氷点下18℃奥手稲山頂からの石狩湾廃墟だ手稲山西面。近づいてきた浄水場手稲山西面。初めて見た銭函海岸雪大盛りのHelvetiaとトイレット手稲山山頂ネオパラ山頂嫌な急斜面シートラで登る降るトイレの上からの珍しい角度細い稜線サイトー、中間ピークのトラバースにズカズカ入る奥手稲山頂からの石狩湾手稲山西面。初めて見た中間ピーク嫌な急斜面シートラで登る手稲山西面。近づいてきた手稲山山頂嫌なトラバース、底なし急斜面嫌な急斜面シートラで登るアレがネオパラかあ皆もズカズカ入る手稲山西面。近づいてきた手稲山西面。近づいてきた奥手稲山頂からの石狩湾ラッセル手稲山西面。近づいてきた奥手稲小屋へのトレースあり浄水場感想:北大山岳部現役のイグルー講習会のあとヘルヴェチアヒュッテで雪下ろししてくれていた4人と合流して薪ストーブ会。翌朝氷点下18℃の寒い中手稲山乗っ越しに出発。寒すぎて、手足の血が通うまで歩いて歩いて30分。ヘルヴェチア発の山行でまだ未踏の手稲山まで行ける美しいルート。何で記録も少ないし、今までやらなかったの?とサイトーに聞いたら、老後に取っておいたとのこと。遂に我々は老後になったんだよなあ、と思った。老後に取っておいた山行計画はいくつかある。記録が少ない理由はよくわかった。結構大変なルートだ。谷から尾根に上がって陽当たりの良いところできんどーさんが30分来ない。サイトーが電話かけると、呼び出し音はあるので尾根に上がっていて、沢の別トレース間違いではないようだ。じゃあシールトラブルだな、ヤンケ、テーピング持っている?とその推論が全部当たってお見事だ。こんな低気温の日はシールの糊が効かなくなることがある。サイトーは夜の間スキーを寝かせて対処していた。奥手から手稲は結構遠い。石狩湾の青い海を見るとセンチメンタルだ。この海は山に登らなければ見えない。左急斜面を確認しながら中間ピークへ。いかにもなだれそうな白い急斜面をサイトーがズカズカとトラバースして行く。薮もうるさく、細い稜線の段差のキックステップ崩れでいちいちハマる。典型的な札幌近郊山地のシールトレーニング山行ルートじゃん。スキーが新雪ドツボにハマってひっくり返って目が合ったヤンケの表情が1988年のままだった。手稲山直下から見上げる岩壁帯は圧倒的だ。その上のTVタワーも東京タワーくらい高い、霧の中見え隠れしている、北面の巻きルートがかなり危うい。急斜面過ぎて雪が付かないのにカキカキに凍っている。きんどーさんによるとオリンピックの男子大回転コースとのこと。トラバースで滑落しそうなのでシートラで手稲山ロープウェイの廃墟に抜ける。クレイジーな外人二人が降って行った。ホワイトアウト風つよしの山頂で、うれしい握手。いやあ、未踏峰うれしい。シール外してネオパラ入り口へ。ネオパラって何だか初めて知った。昔のスキー場の残骸で、山頂のなでもある。緩い尾根から西野浄水場に降る古典ルートの名でもある。ギタギタだけど快適に滑る。雪少なめで笹多少出ていた。浄水場でやんけとさいとーとゼニヤが車取りにヤンケのウチまで。Helvetiaから自宅まで赤線が繋がって、ヤンケはうれしい。サイトーとゼニはHelvetia近くの車デポ取りに。きんどーさんは小屋に携帯忘れて付き合う。明日は不風死のつもりでヤンケに送ってもらおうと思っていたけど今からだと暗くなるからヤメ。投宿して暖かいお布団で寝かせてもらった。支笏湖は温暖化で雪少ないから小樽の裏の塩谷丸山、函館本線山行にチェンジ。