ログイン   :: お問い合せ :: サイトマップ :: 新着情報 :: おしらせ :: 
 
 
メニュー
 

切り抜き詳細

発行日時
2022-3-14 22:01
見出し
群馬岳連のイグルー講習やってきました!
リンクURL
https://igloosky.com/2022/03/14/igloomeeting-in-gunma/ 群馬岳連のイグルー講習やってきました!への外部リンク
記事詳細

みなさんこんにちは、イグルスキー米山です。

久しぶりです谷川連峰

すっかり気温が上昇したこの週末は、谷川連峰、土合の標高800mでイグルー会でした。山岳部センパイのセーノさんが、「最近イグルー希望が多くってさ、人集めるから教えにおいでよ」というので、行ってきました。谷川は、東京に住んでいた1999年までが最後なので、久しぶり。だけど土合の三角駅舎はまだあった。当時はセーノさんに連れられて、怖いルートや消耗するルートをたくさん教えてもらいました。

ホスト役のセーノさん(北大山岳部1976年入部)は特に教えなくても、デモ見ただけで完成。天守の上まで立派な建材。気温が高くて屋根が落ちやすい日なのでこのくらい頑丈な屋根のほうがいいかも。

低標高、プラス気温でのイグルー

積雪は2mあっても標高が低くて気温の高い日が続いているので、やはり雪はグサグサ。これはやや苦労するパターンだ。積雪上部60cmはグサグサで、その下が、やや硬いかるかた雪。丁寧にとりだせれば、中のかるかた材だけで屋根が塞げるパターンです。みんなが来る前に試しに一つ作ってみたら40分くらいでできました。

上のザクザク雪、堀一段目はグズグズですが堀二段目を掘るとややまあまあなブロックになり、これは壁一段目に使えます。堀二段目と堀三段目で壁の一段目と二段目を積んだら、堀三段目の足元からかるかた雪でした。これを細長く切って屋根材に使います。横壁から取るには、ちょっとグサグサでした。細長い屋根材も、丁寧にトレンチを切って切り出せば、足元からも掘り出せます。ただ、堀三段も下げたので結構深い竪穴(90センチ)になってしまい、狭めのイグルーでスタートした人は井戸の底になってしまって、作業はしにくく、結果長細材が取れず、結局外から供給を受けることになりました。毎回違うから、なかなか難しいですよね。

それから、高標高、低気温のところなら薄い材で屋根にしても問題ないのですが、気温が高いときはあんまり細々とした材で屋根材を組むと、沈んで屋根が落ちるかも。夕方までに落ちなければ大丈夫なのですが。そのへんのバランスは場数です。

中のかるかた雪層が枯渇して周辺から長細いブロックを供給。いいのが来ると「ナイス・ブロック!」というのが流行る。

群馬県にはイグルー好きがたくさん

集まった面々はセーノさんの沼田山岳会はじめ、大田の山岳会、ほか群馬岳連、ビジターセンター、それから安中市の新島学園高校の山岳部員5名が顧問先生と来てくれました。総勢20名です。すでに何度かトライしている人も多く、イグルスキーの始めの40分デモですっかりコツを掴んでしまった人も何人もいました。

中には拙著「冒険登山のすすめ」を持参してくださり、サインを所望され、「本を書いて本当によかった」と思いました。ほかにも2003年に岳人にイグルー紹介記事を書いたときから覚えているという人も。高校山岳部は、3チームで作っていたけれど、遂に、長細いブロックを自在に切り出せるレベルに達しました。深い所で鉱脈を掘り当てたのです。1.5mもある長いブロックを組んでいました。これだけあれば無敵です。

新島高校山岳部の「新島城」こんなに地底までよくぞ。しかし、このパワーでかるかた層のなんたるかを会得したと思います。雪っていろいろあるんだ。究極の登山学校は北大山岳部だぜ!と進学&入部を強く強く勧めた。

おまけに翌日、谷川岳を登った際、熊穴沢避難小屋のコルでイグルーで泊まっていた二人組がいたので声をかけると「もしやイグルスキーさんですか?」と言われて驚きました。動画を見て研究してくれたそうです。上半分は、かるかた雪の長細材で屋根を塞いでいます。うれしいですね。この日はたくさんの人が登っていました。皆が目にして声をかけてきたそうです。面白いですからね。作ってみたいですよね。どんどん広めてください。

熊穴沢避難小屋近くでイグルー発見。お二人さんはイグルスキーの動画を見て作ったのだと。両者とも感激です。うれしいです。ここで一晩泊まれば、喧騒は無縁です。

きょうはここまで。またね。

山行記録: 谷川岳・土合でイグルー講習会
2022年03月12日(日帰り) 谷川・武尊, 講習/トレーニング / yoneyamaの山行記録
山行記録: 谷川・トマノ耳〜西黒沢
2022年03月13日(日帰り) 谷川・武尊, 山滑走 / yoneyamaの山行記録
 
 
 
Copyright © 1996-2022 Academic Alpine Club of Hokkaido