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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2010-3-1 9:05
- 見出し
- 日光白根山
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-57975.html
- 記事詳細
-
日光白根山(積雪期ピークハント/縦走/日光・那須・筑波)日程:2010-02-27(日帰り)
メンバー: kiiroibuta
コースタイム:
写真:
ルンゼを下る。
シーデポよりルートとなるルンゼを見る
頂上より男体山と中禅寺湖を望む。
座禅山コルにて(平野さん)
頂上にて、左より平野(1968)、菅野(1970)、竹田(1968)、古川(1970)、町田(1967)
頂上にて、左より平野(1968)、菅野(1970)、古川(1970)、市川(2002)、町田(1967)
座禅山コルにて(市川さん)
避難小屋
ルンゼ上部の急斜面。
ルンゼからシーデポ付近を見る。
ルンゼを登る。
日光白根山頂上、後は燧ケ岳。
雪の七色平を行く。
シールを付けて登攀開始。
シーデポより遠く燧ケ岳、至仏山を望む。
感想:
今年も「スキーの宴」にあわせての冬山山行。関越道寄居SA合流予定の町田アウトバック号が渋滞で約1時間以上遅れ8時ごろ到着。その結果、スキー場には10時ごろ着、スキー場のゴンドラを降り準備して、シールを付けて11時過ぎに出発。
七色平を経て夏道沿いに登り、座禅山コルで軽く昼食を取った後再び登り始めるが、2日間の雨のため雪がグズグズで地面との間が空洞になっており、スキーですらももぐりやすくかなり消耗する。13時30分ごろ2400m付近でシーデポし、正面のルンゼを目指し登る。
ルンゼを出たところが急斜面になっており、上りも下りも結構緊張を強いられる。頂上には14時25分到着、東京出発の朝あれだけ雨が降っていたにもかかわらず、前橋を過ぎたあたりで雨が上がり、頂上に到着したときは青空も見え、谷川岳、至仏山、燧ケ岳等遠くの山々もくっきり見えた。
時間も少なくなってきたので早々に下山開始し、ルンゼ上部の急斜面は緊張を強いられるが無事にシーデポ到着。相変わらず雪質は最悪で、下りはある者はスキーを担ぎ、ある者は引きずりながら下山。アップダウンを避けて七色平手前から下山路を 六地蔵経由にするも、六地蔵手前で乗越すべきところをそのまま下ると閉鎖されたスキー場跡地の天辺に出た。
一部地面の出たまだら急斜面をシリセードをまじえてスキー場に到着、あとは営業
時間も終わった誰もいないスキー場をわれわれ6人がデレデレとスキーで下り、17時45分ようやく麓のゲストハウスにたどり着いた。
そのあと大先輩たちが待つペンションシェモアには18時30分ごろ到着し宴に合流。
今回は、いつものメンバーに、息子より若い2002年入部の市川君(26歳)が加わりました。山に登るときはさしたる違和感もなく一緒にラッセルし、地図読みをしながら行動を出来るのは、同じ山岳部の薫陶を受けた者同士のためか。
ペンションのテレビでチリ地震のニュースを見て、コンセプシオンの川口さん(1972)ほか山の会のメンバーの方々がAACHのメーリングリストを通じて、皆さん無事であることが確認できてほっとしています。