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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2010-5-5 1:54
- 見出し
- 頸城山塊 焼山(2400m)
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-63093.html
- 記事詳細
-
頸城山塊 焼山(2400m)(山滑走/妙高・戸隠・雨飾)日程:2010-05-01(日帰り)
メンバー: kiiroibuta
コースタイム:
写真:
焼山をバックに一休み
登攀中の町田さん
焼山を目指し北面台地を登る?
滑降その?
頂上から火打山を望む
頂上から火打山と妙高山
登攀途中の菅野さん
滑降その?
頂上から黒姫山を望む
滑降その?
滑降その?
登攀途中から火打山を見る
北面台地全貌
焼山を目指し北面台地を登る?
頂上から北アルプス後立山連峰を望む
快晴無風、テントを設営後雪のテーブルを作り、ウィスキーを舐めながら、山の話題から日本経済談義を交え午後の至福のときを過ごす
焼山
ザラメ雪に茹でアズキテンコ盛りコンデンスミルクトッピングの氷アズキです
感想:
ゴールデンウィークの渋滞を避けて、夜出発、関越道から北陸道と予定通り順調に走り、途中の米山SAで仮眠してから能生ICで高速を降りる。日本海沿いの国道を走り早川橋から左折して笹倉温泉へ。
温泉先のキャンプ場の駐車場に車を止めるが、すでに10台以上が止っている。橋を渡ってすぐに雪があり早速スキーを着けて上り始める。800m付近までは、林道沿い、時にはショートカットしながら登る。
C1の北面台地までのルートは、地形が複雑で楽が出来るルートファインディングに苦労しながらも、1240m付近の台地はずれにテントを張る。
時間はまだ12時30分、天気は快晴無風、雪のテーブルを作り、早速ビールでのどを潤しながら、景気の問題から、ニート、引きこもり対策は?日本技術のアドバンテッジはまだ世界に通用するのか?等々山以外の話題にも話が及ぶ。コーヒー、紅茶、ウィスキーをちびちび舐めながら至福の午後のひと時を過ごす。
夕食はレトルトカレーで手軽に済まし、夜中走り続けた影響もあり午後6時には就寝。
翌日も快晴無風、頂上の左肩からは水蒸気の煙、北面台地は格好のスキーゲレンデ、すでに登り始めたパーティの姿が遠くに見える。
10人組の大パーティ、2人、4人パーティ等かなりの入山者がある。快晴ではあるが、要所にはデポ旗をつけながらの登り、傾斜がきつくなって来た2000m付近でシーデポ。アイゼンに履き替えて高度を稼ぐ。
雷鳥がいる。
頂上付近は雪がなく、岩が出ている。遠くは北アルプスの後立山連峰、近くはお隣の火打山と妙高山、黒姫山が手に取るように見える。風が多少あるために記念写真を撮ってすぐに下り始め、途中の窪地のそばで大休止、現役時代は盛んに作った氷アズキを、ザラメ雪に持ってきた茹でアズキの缶詰をテンコ盛し、コンデンスミルクをトッピングして久し振りに味わう。
雪が腐り始めたため、傾斜がある斜面も軽いキックステップの要領で難なく下り、
シーデポ到着。いよいよ北面台地の大滑降の始まりです。滑り始めるとテントまでの800m近い高度差もあっという間です。
テントには、昨日とほぼ同じ12時40分に到着したので、協議の結果テントをたたみ 下山することにした。
地形が複雑なために、アップダウンの無いようなルート取りが結構面倒だが、地図と先行者のトレースを頼りにさしたる苦労も無く橋まで到着した。
今回の楽しみの一つである温泉は、笹倉温泉とその近くの焼山温泉ともに日帰り入浴は終了しましたと札がかかっていてがっかり、まだ16時なのに。
このまま汗臭い身体で帰宅するのか思いながら、途中の温泉または銭湯を探しながら運転していると、ありました、長者の湯の表示が。国道から3km入ったところに長者温泉ゆとり館があり、そこでようやく汗を流すことが出来ました。小さな民家風の宿泊施設でしたが汗を流すには十分でした。
多少の渋滞は覚悟していたが、やはり前橋ICあたりから混み始め、結局平野さんは
終電に間に合わずに町田アウトバック号で圏央道経由で自宅まで、竹田は入間市から菅野アウトバック号で清瀬までおくってもらい帰宅しました。
今回の焼山は妙高側から見れば、火打山の山スキー向きの山姿に惹かれますが、日本海側から見る焼山はどっしりして魅力的な山で、北面台地のスキー滑降も十分楽しめました。