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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2010-10-1 1:13
- 見出し
- 空沼岳
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-80459.html
- 記事詳細
-
空沼岳(ハイキング/札幌近郊)日程:2010-09-26(日帰り)
メンバー: kiiroibuta
コースタイム:
写真:
感想:
「空沼岳登山報告あるいは真簾沼の水は本当に涸れるのか?」
札幌に来て3ヶ月、そろそろどこかに行きたいと思っていたところ、秋の雨が少ない季節になると真簾沼が干上がるという高橋さんの話に、
魚こそ住んでいないけれどサンショウウオが居るのに干上がるわけが無いと反論したところ、それでは実際に行ってみようと
いうことになりました。
北アルプス行きを控えてトレーニング中の伏島さんの車を当てにして声をかけ、9月26日(日)真駒内駅に8時集合。
登山口にはすでに10台以上の車が駐車してあり、人気の高さを物語っていました。そんな中登山口を8時30分出発、アラ還ペースで
10時20分に空沼小屋到着、小屋が倒れないように土台に木材をかましてあるのがなんとも痛々しい。小休止後真簾沼経由頂上を目指して
出発。やはり沼は水を満々と湛えていました。頂上に近づくにしたがって青空も広がり、頂上で昼食。冷奴の奥様が作ってくれたお弁当に
大いに満足、感謝、感謝です。
羊蹄山の頂上は雲がかかっていましたが、恵庭岳、漁岳、狭薄山、無意根山など近郊の山々は十分見渡すことができました。
下りも登りと変わらないペースであせらず、あわてずゆっくり下山。
前回空沼岳に登ったのは1989年8月で、娘たちを連れて家族で小屋に1泊したのですが、そのときに感じたことは、
学生時代と較べて登山道の木々がずいぶん大きくなったことでした。
それから21年、今回は伏島林学修士のお話を聞き、シナノキ、トドマツ、ヤチダモ、朴などかつては気がつかなかった100年以上は
たっていると思われるような立派な大木を確認しながらの登山でした。
空沼岳というと、手軽な山の代名詞のようですが、実際には登山口から往復15.4km、標高差約900mと結構なアルバイトとなりました。
サンショウウオの生態に関して後日談があり、サンショウウオはオオサンショウウオ以外は水の中にいるのは幼生期であって、水が涸れても
ちゃんと生きていけるのだというご指摘がありました。確かに蛙と同じ両棲類ですので、えら呼吸と肺呼吸ができるということを昔の理科の時間に習ったことを思い出しました。