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発行日時
2011-2-19 1:10
見出し
札幌近郊余市岳
リンクURL
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-100043.html 札幌近郊余市岳への外部リンク
記事詳細
札幌近郊余市岳(積雪期ピークハント/縦走/札幌近郊)日程:2011-02-11(日帰り) メンバー: kiiroibuta コースタイム: コース状況/その他周辺情報:せっかくの3連休1日どこかへ行きたいと思って いたが、公共交通機関を利用して容易に 到達できるピークとして余市岳を選ぶ。 札幌発7時45分、約1時間半でキロロスキー場 に到着、早速ゴンドラで朝里岳頂上手前の 1185mまで高度を稼ぐ。 スノーモービルのトレースが飛行場の上を走り、 コルまでもほとんどラッセル無く到着する。 傾斜がきつくなる手前でスキーを脱ぎ、つぼ足で 登り始める。頂上付近はガスのため視界が利かないので 方向を確認しながら高いほうへ歩くと、これ以上 高いところが無くなり下り始めたのでここを頂上とする。 下りも視界が利かないので磁石で方向を確認しながら くだり始めて間もなく、ガスも切れて朝里の飛行場が見渡せる ようになると、今まで騒音だけが聞こえていたスノーモービルが 飛行場をワサワサと走りコルに到着したのが見えた。 白いテーブルクロスの上を這いずり回るゴキブリのごとき 文明の利器はやはり自然にはふさわしくありません。 (積雪期にスノーモービルを使って大雪を縦断する計画を古田さん (1967)と立てたことがあったことはおくびにも出さずに・・・) シーデポからスキーをつけてコルから一気に斜面に突入する。 夏道のある尾根沿いに下るも、膝までの深さの雪の割りにやや重たい為に 多少の傾斜では前に進まない。 一部ラッセルをしながら下り 、スキーコースに合流するように ルートを取るが、途中でスノーモービルのコースに便乗して下ったところ 若干下りすぎた為に登り返したところで昼飯。 下まで続いていないスキーコースに合流して、いったんリフトに乗って 登りなおしてからようやくゲストハウスに到着できた。              1968年山岳部に入部して、十勝合宿を終えた5月の下旬に 赤井川村に続く砂利道を延々と10数キロ歩き、余市岳の西面 をキックステップで登った時を思い出すと、あまりにも時間の差というよりは 時代の差を感じさせられてしまう1日でした。 写真: 余市岳 トレースはスノーモービルのものです。 夏道のある尾根を下る。 余市岳です。 余市の頂上はガスの中でした。 出っ張ったものが頂上のしるし? キロロスキー場ゴンドラ終点を望む 雲がかかっているのだ余市岳です。 キロロスキー場から余市岳を望む。 飛行場をやってきたスノーモビル群。 登山中もスノーモビルのエンジン音はかなりうるさい。 白井岳方面を望む。 立派なスノーモービルのトレースができています。かなたに余市岳を望む。 朝里岳飛行場全貌です。 朝里の飛行場の西面斜面は快適な斜面ですが、今日はやや雪が重めでした。 同上 朝里岳方面を望む 感想:     せっかくの3連休1日どこかへ行きたいと思って     いたが、公共交通機関を利用して容易に     到達できるピークとして余市岳を選ぶ。     札幌発7時45分、約1時間半でキロロスキー場     に到着、早速ゴンドラで朝里岳頂上手前の     1185mまで高度を稼ぐ。     スノーモービルのトレースが飛行場の上を走り、     コルまでもほとんどラッセル無く到着する。 傾斜がきつくなる手前でスキーを脱ぎ、つぼ足で     登り始める。頂上付近はガスのため視界が利かないので     方向を確認しながら高いほうへ歩くと、これ以上     高いところが無くなり下り始めたのでここを頂上とする。     下りも視界が利かないので磁石で方向を確認しながら     くだり始めて間もなく、ガスも切れて朝里の飛行場が見渡せる     ようになると、今まで騒音だけが聞こえていたスノーモービルが     飛行場をワサワサと走りコルに到着したのが見えた。     白いテーブルクロスの上を這いずり回るゴキブリのごとき     文明の利器はやはり自然にはふさわしくありません。     (積雪期にスノーモービルを使って大雪を縦断する計画を古田さん     (1967)と立てたことがあったことはおくびにも出さずに・・・)     シーデポからスキーをつけてコルから一気に斜面に突入する。     夏道のある尾根沿いに下るも、膝までの深さの雪の割りにやや重たい為に     多少の傾斜では前に進まない。     一部ラッセルをしながら下り 、スキーコースに合流するように     ルートを取るが、途中でスノーモービルのコースに便乗して下ったところ     若干下りすぎた為に登り返したところで昼飯。     下まで続いていないスキーコースに合流して、いったんリフトに乗って     登りなおしてからようやくゲストハウスに到着できた。                  1968年山岳部に入部して、十勝合宿を終えた5月の下旬に     赤井川村に続く砂利道を延々と10数キロ「歩き、余市岳の西面     をキックステップで登った時を思い出すと、あまりにも時間の差というよ    りは時代の差を感じさせられてしまう1日でした。
 
 
 
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