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発行日時
2011-10-11 12:16
見出し
縫道石山クライミング
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http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-140839.html 縫道石山クライミングへの外部リンク
記事詳細
縫道石山クライミング(アルパインクライミング/十和田湖・八甲田)日程:2011-10-09(日帰り) メンバー: yoneyama saito1987 mkishiro コースタイム: 写真: 西稜7pめ終了点 パントーストが下に見えた 南西稜2pめ 駐車場で晩めし 山頂三人 南西稜3pめ 西稜取り付きのガレ場より南西稜 南西稜でだしの急斜面 西稜2p目 山頂二人 西稜3pめ。クラックに手製ナッツが とんかつ、ご飯お変わり時自由 下北駅前「駅前食堂」 夏道から見上げる弘大チムニー 南西稜頭から反対側のビレー点見下ろす。 西稜3pめ抜けた平らな尾根より昨日の南西稜 タオル帽子 タオル帽子 西稜3pめ抜けた平らな尾根より行く手 山頂踊り登り 西稜3pめ抜けた平らな尾根のビレー点 山頂三人 西稜3pめ抜けた平らな尾根ビレー点 樹間より遠望 山頂三人 南西稜でだしの急斜面 南西稜3pめ 西稜3pめ抜けた平らな尾根より 西稜取り付きの挟まり岩。 西稜2p目 南西稜2pめ 南西稜3pめはじめレイバック 駐車場で晩めし 南西稜と本峰の間にある岩の細小路 南西稜でだしの急斜面 南西稜3pめ 西稜6pめ。ブッシュ多し 下北駅前「駅前食堂」 南西稜と本峰の間にある岩の細小路 南西稜4pめはじめ 西稜5pめ終了点から上を見る 西稜3pめ抜けた平らな尾根より行く手。 西稜5pめフェイス 西稜5pめはじめの段差 南西稜3pめ 西稜7pめ。 パントースト左の凹角のクラックを登る 西稜取り付きのガレ場より西稜 縫道石山南面。中央のリッジが南西稜、左スカイラインが西稜 ぶなとヒバの道 西稜1pと2pめの間の藪 西稜3pめ抜けた平らな尾根より4pめトコトコ登る 南面夕刻 タオル帽子 「傷だらけのクラック」ルート 南西稜頭から反対側のビレー点に飛び降りる 西稜取り付きのガレ場より西稜 山頂ビレー点 西稜2p目出だし 西稜7pめ。 パントースト左の凹角のクラックを登る 西稜3pめ抜けた平らな尾根より 二日目。西稜取り付きのガレ場 タオル帽子 たがじょふたりと 南面を検討 感想: 前日、青森の家に函館と札幌から到着。早朝、軽自動車で下北へ出発。 きょうは青森の二人組も西稜に行くとのはなし。取り付きは分かりにくいというが、行ってみてどこを登るか決めようという感じで出る。南のポコの高まりから縫道石山の岩峰が見える。西へ行こうか南へ行こうか。夏道から別れ、岩壁基部を西へ行きそうなけもの道を辿っていくと、10人近くの人が岩の下にいて、もう取り付いている。人がたくさんいるので驚いた。さらに西へと基部の藪を行くと、西稜らしき岩尾根にぶつかった。取り付きはもっと下らしいが、ここを下るのも少々急だ。戻って西稜の右側にあった岩尾根を登ってみることにする。1ピッチ登って、展望利くところでキシロが持ってきた古文書のようなルート図を見ると、どうも南西稜のようだ。右の南壁では大勢登っている声が聞こえる。 ○南西稜(4+〜5級と思われる・トップ斎藤) 1pめ:出だし一発、難しく傾斜あり。 2pめ:15m未満、楽なルート 3pめ:傾斜あり、レイバックからジェードル、右に回り込んで細かいホールドで傾斜ある壁を長く登りテラスまで40m。三番の僕はレイバックで失敗し落ちた。二度目は腕力切れでまた落ちた。三度目は少し左に上がってきわどくトラバースして抜けたが、その後の直上フェイスも腕力切れのせいで時間がかかる。レストできるスタンスもないこんなところで時間をかけては腕の力がなくなるばかりなのだが、そこは経験で復活を図り腕をだましてなんとか登りぬける。実にまいった。 4pめ:テラスから右へ抜けると5mで南西稜頭。楽。右に南壁の大岩壁、左に長い西稜が見える。山頂でオクヤさんが手を振っていた。 齋藤は相変わらずどこでも登る。キシロはずいぶん腕を上げた。 北海道も見える好天。フェリーが海峡に見えた。 岩峰の上から、少し下の懸垂点まで飛び降りありの下降を10m。そのあと懸垂で藪の中へ降りる。そこから南壁とのコルへ行くと、幅50センチ、長さ20mほどの洞穴のような窓があり、神殿のようなところだ。トンネルを抜けて南壁を見に行く。人が沢山取り付いているようだ。僕らはここから藪を下降する。駐車場にテント張って、酒飲んでいるとオクヤさんたちが降りてきた。ゆでチクワをごちそうになり、そのうまさを見直す。ボルトに穴あけてワイヤー通して作った手作りのチョックや頭をくりぬいたハンマーなど、手作りクライミングギアに舌を巻く。 <二日目> 西稜に登る。きのう上から見てとりつきにはガレ場を通るほど低い所を行くようにした。西尾根末端よりもさらに右側に回り込むと、取り付きらしいところをサイトーがくんくんと鼻を使って見つける。 ○西稜(4〜4+級と思われる・キシロトップ) 1pめ:10mくらい。幅30センチの割れ目をチムニー登り。藪こぎはさんで 2pめ:フェイス 3p目:オクヤさん手製のボルトチョックの利いたクラックあり。傾斜急。一段あがってそのあとはイナバウアーしてしまいそうなトラバースあり。 4p目:ここは西稜半分登ったリッジの上。傾斜ゆるんで景色最高のところ昨日の南西稜がばっちり見える。トコトコ歩いていくルート。 5p目:はじめ2mの段差、のちゆるいフェイス。 6p目:草、灌木多し。緩いフェイス 7p目:核心のクラックジェードル。傾斜あり。トーストパンを右に見て登る 8p目:15mほど。何もなく頂上西山頂へ。 一枚岩の上で一時間ほどのんびりする。風景に見えるのは海と森ばかりの美しい場所。思えば岩登りなんて7年ぶりだよ。苦労したけど、やる気まんまんの若いのと登って、たのしかった。縫道石に正面玄関から「ごめんください!」とお尋ねした充実感。ルートも取り付き点もわかりにくいので、探検的楽しみを楽しめる山。ルート発見眼が求められる。 南壁基部で、もう一本登ろうかとあちこち探検しているうち、雨が降り出した。 とっとと下ることに決定。 山頂であったむつ山岳会の会長さんにババ岩のアプローチ道やツキヨタケとシイタケの見分け方を教わった。うまそうだったがツキヨの方だった。 湯野川温泉濃々園で擦り傷を湯治して、下北駅前食堂で捕食。ボリウム満点のガツガツ食道で満腹。青森まで二時間。青森で函館フェリー時間までまたうちあげ。
 
 
 
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