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発行日時
2012-7-20 2:14
見出し
トヨニ右股〜左股
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http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-207161.html トヨニ右股〜左股への外部リンク
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トヨニ右股〜左股(沢登り/日高山脈)日程:2012-07-14(日帰り) メンバー: gt2010 ss2011 tanakasO yoshizawa コース状況/その他周辺情報: 1日目 晴れ 二股橋(5:00)Co800三股(10:00) トヨニ北東ペンギンカール=C1(13:00) 入渓してすぐ左岸に古い林道が入っており途中から踏み跡となってCo460辺りまで辿っていく。踏み跡上は熊の痕跡だらけ。L先頭で草をかき分けていると突然目の前に黒く巨大なおけつが現れ一目散に遠ざかって行った。大熊だった。沢に戻ってしばらく歩いてから踏み跡に戻る。Co450から雪渓が次々と現れる。のったり捲いたりしながら行く。Co580からの函も雪渓でほとんど埋まっていた。高捲く斜面は土がふやけて一見大丈夫そうなBushが抜けたりする。Co600辺りの雪渓の捲きab1回する。Co760樋状20mFは雪渓の下だった。Co800三股(右股が少し手前にある)を左に行くと小滝と段差の連続。Co900の大滝は右岸から大高捲き。あとは段差が延々と続き藪こぎほぼなしでお花畑の広がるカール。星空の下、凍える。 二日目 上部は晴れ。Co1000から霧ション C1(4:40)トヨニS峰(5:20〜35)瑞雲橋(11:00) C1から少し藪こいでピーク。下りは上部急なガレ。Co1200辺りからCo700まで雪渓をのったり捲いたり。崩壊した雪渓があったりしていやらしい。滝でab3回。Co700からは河原。野塚トンネル北口目指したほうが早いが瑞雲橋まで歩く。 感想: 一日目  河原は先日の雨のせいか少々増水気味。河原の横に踏み跡があったのでそれを使っていると、前方の蕗がガサガサと揺れた。まさかと思うのと同時に大きな黒いお尻が上流の方へと逃げていった。今年初羆。親子熊じゃなくて良かった。笛を吹きつつ進む。 押し流されてきたような雪渓とその巻き添えをくらった流木のごちゃごちゃしたのが登場。そこから先は雪渓がたくさん。巻の連続で緊張した。 Co800三股をすぎ、Co900大滝も無事通過。函やら小滝やら段差やらがぽんぽん出てきてすごくリズミカル。が、上部傾斜がきつくなって息が上がった。 水が枯れてからはすぐペンギンカールに到着。ガレにお花畑。雲海の広がる景色。虫も少ない。さすが日高。 夜、ペンギンカールの名前の理由を知ることになる。何度も起きて薪をくべた。星がめちゃくちゃきれいで、極細の三日月が出ていた。 二日目  雲海、もはや本物の海にしか見えない雲をバックにピークを目指す。積丹に比べたら屁でもない藪漕ぎをしてピーク着。今年2月に行った野塚とオムシャ、6月縦走した大雪山系を眺める。下界は雲の下で天気悪そう。  トヨニ左股の上部はかなり急。気持ちのわるいつき方をした雪渓も出てきた。巻いたり乗ったり、判断行動共に慎重になった。abするようなFも連続。しかも途中から雨が降り始めた。  Co700過ぎると何もなく河原が続く。端雲橋までの林道は案外長くて飽きた。尾根を見上げれば一般道が横切っているのが見えるから、冬のここのラッセルは相当萎えるはずだ。
 
 
 
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