ログイン   :: お問い合せ :: サイトマップ :: 新着情報 :: おしらせ :: 
 
 
メニュー
 

切り抜き詳細

発行日時
2012-8-29 4:41
見出し
夏メイン1年班 北日高 エサオマントッタベツ川〜エサオマントッタベツ岳〜エサオマン入の沢〜ポンベツ沢〜ナメワッカJ.P.〜10の沢〜札内本流〜札内岳〜ピリカペタヌ沢
リンクURL
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-220187.html 夏メイン1年班 北日高 エサオマントッタベツ川〜エサオマントッタベツ岳〜エサオマン入の沢〜ポンベツ沢〜ナメワッカJ.P.〜10の沢〜札内本流〜札内岳〜ピリカペタヌ沢への外部リンク
記事詳細
夏メイン1年班 北日高 エサオマントッタベツ川〜エサオマントッタベツ岳〜エサオマン入の沢〜ポンベツ沢〜ナメワッカJ.P.〜10の沢〜札内本流〜札内岳〜ピリカペタヌ沢(沢登り/日高山脈)日程:2012-08-14(日帰り) メンバー: tanakasho inoue2009 コース状況/その他周辺情報:<時間とルート> 8/14 晴 トッタベツ林道(6:20)―山スキー沢出合(9:45)―北東カール(12:00)=C1 トッタベツヒュッテにC0した。トッタベツ林道のエサオマントッタベツ川出合少し手前にある工事現場に車を停めて出発。 出合からエサオマントッタベツ川の右岸についている笹に覆われた林道跡を進む。道が終わるCo710より入渓。 しばらく河原歩き。やや増水していた。テープ、踏み跡、開拓されたテンバが多数あり、人臭い。 Co1250の2段10mのFを入口に美しいナメが始まった。入口のFは右岸踏み跡を捲く。ナメはおおむね左岸に踏み跡がついていて、ブッシュも近い。 慎重に登ると視界が一気に開けて北東カール着。雪渓が少し残っているが、快適なテンバ。 8/15 晴のち曇 C1(5:20)―エサオマントッタベツ岳(7:45〜8:00)―新冠本流出合(14:15)―ポンベツ出合(16:20〜50)―ポロシリ山荘(17:50)=C2 ・1869の少し東に上がる沢筋(上部入り口にテープある)をつめて、藪漕ぎなく稜上の夏道に出る。(・1869の西に上がるガレたルンゼも上がれそうに見えた。) 夏道を歩いてエサオマンピーク。これから下る北カールと尾根を挟んで反対側にクマが見える。こちらに来ないように祈りながら西尾根の踏み跡をたどって、適当な沢筋をエサオマン入りの沢に下降した。入りの沢は猛烈な倒木で沢底が埋まっている箇所もある。 Co1100の15mのFは、水芯を避けるため左岸の泥壁をトラバースしたのち、ab15m。M空身でトラバせた。Co900の函は中を通過。 計画では新冠本流出合がテンバ予定地であるが、今夜から雨の予想だったのでポロシリ山荘を目指す。たまに出てくる岩盤の段差を捲きつつ河原を歩いてポンベツ沢出合まで。 そこから数回渡渉してダム湖まで下る。湖右岸の藪を漕ぎ、砂地を歩いて幌尻沢へ。支沢を上り、林道に出て山荘まで。 山荘には蜂の巣があり、Lが一撃くらう。 8/16 大雨のち曇 C2=C3 前線の伴った低気圧の通過で大雨であったが、なんのその。薪ストーブを焚き快適な小屋停滞。 夜、酔っ払ったLが蜂の巣に攻撃を仕掛けようとし慌てて止める。 8/17 曇 C3=C4 幌尻沢で釣りをして減水待ち。12匹のうち2匹は尺もの。うまし。 8/18 曇のち晴 C4(6:00)―ポンベツ出合(7:00)―Co1000(11:00)=C5 ダム湖の水は来た時よりも増えていた。右岸の不明瞭な道をたどるとペンキで21と書かれた場所にでた。気を引き締めて、ポンベツに入る。 出合から10分で函。1本目の水線は滝となって流れ込んでいて、Lが右岸へつる。後続はゴボウで引っ張った。(左岸を捲くと容易に見えた。) 美しい函は続き、奥に滝がある回廊は少しへつって右岸捲く。 すぐの2段の段差はザック手渡しでワンポイント岩登り。その後も函、段差いくつかあるが問題なし。3本目の水線より河原となる。 Co1000の左岸に良いテンバを見つけたのでそこで寝ることにした。増水に耐えられるテンバ。 8/19 曇のち晴 C4(4:45)―JP西コル(7:40)―JP(8:40〜9:00)―・1855春別岳(9:50〜10:15)―10の沢出合(13:30)―10.5の沢出合(14:00)=C6 少しいくとガレが続くようになる。Co1350の10mFは右岸捲いた。その後、ナメ滝が連続し次第に沢が木に覆われてくる。 傾斜が緩くなるCo1480の二股を左股に行き、JPから西に2つ目のカールに出た。 ガレたとこをつめて西コルへ上がる。(JPから西に1つ目のカールに上がると藪漕ぎを減らせるように見える。) 藪を漕いでJP到着。踏み跡をたどり、春別手前コルに荷をデポしてAt。デポ地点から枝をつかみながら10の沢へ下降。 はじめは木がうっとうしい。小滝が連続出てくるが、ブッシュつかんでcd。けっこう急で、尻フリクションを多用。背中に水を浴びながら下る感じだった。 札内川出合から10.5の沢出合まであがってC6。釣り具に投資したALは釣りに出掛け、肴を調達してきた。札内川は入れ食い状態。 8/20 曇のち晴 C6(4:30)―札内岳(7:40〜8:05)―林道(13:10)―ゲート(14:00) 札内本流(10の沢川)Co1160のFは左岸ルンゼを使って捲く。Co1260〜1350までジャングル。伏流しても沢の音を聞きながら木を掻き分けて進む。 抜けるとやがて沢幅が狭まり岩溝となる。中にはFや段差いくつかあるが、直登したり捲いたりして問題なかった。 最後の二股を右に行くと、クマの足跡が無数にある砂地へ。砂地をつないで、最後10分藪漕ぎで札内岳ピーク。 札内岳から北尾根へ踏み跡をたどっていくと、そのままピリカペタヌ沢へつながっていた。上部ガレ。やがてナメ滝連続。 20mFは右岸トラバースしてから捲き道。次、7mのFは右岸ab。10mのFは左岸、結び目が木に取り込まれたFix使ってcd。 十ノ沢出合から河原となる。九ノ沢出合からピンクテープ天国。明瞭な踏み跡がひたすら続いて超特急で下山。 北大山岳部の同山行ページ http://aach.ees.hokudai.ac.jp/gen/archives/3004 写真: 感想: 空気の濃い山行だった。 黒々とした糞を見て「おおうこれは今朝のだな」古いのは繊維が露出してるかんじ 砂地に残る真新しい踏み跡踏み跡 たなびく魚影 濃密な生命の空気から下山し、里の空気に薄さと、山の空気への名残惜しさを感じたのは山行自体に自分が余裕あればこそで 6年目でようやくヤセ我慢の域から脱せたのかなと思いました。
 
 
 
Copyright © 1996-2024 Academic Alpine Club of Hokkaido