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発行日時
2013-9-12 4:27
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パンケヌーシ川〜チロロ岳〜1940峰〜神威岳〜幌尻岳〜新冠湖
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パンケヌーシ川〜チロロ岳〜1940峰〜神威岳〜幌尻岳〜新冠湖(沢登り/日高山脈)日程:2013-09-03〜2013-09-09 メンバー: Kashiken gt2010 写真: 直下まで岩盤 新冠コース下る。 あまり花無い Co1400 C1 ザック手渡し 八の沢登る パンケヌーシ五の沢 十の沢下る 十の沢 エサオマン入りの沢の函  薄暗く超冷たい 七つ沼 新冠本流の函は捲く 絶叫 40ピーク 岩盤系 神威岳 源頭 感想: 北日高遡行4000m越え。 <時間とルート> 9/3 曇りのち雨 五の沢出合(6:40)チロロ岳(11:30)ポンチロロ川出合=C1(15:10) 五の沢出合いでC0。作業道はすぐに消え、しばらく河原を歩く。Co1060右股に入ると美しい岩盤状の沢となり、簡単な小滝を快適に越えていく。水が恐ろしく冷たかった。Mのみザックつりあげを1回した。Co1500で水は涸れ草原となり、上部の藪を40分程漕ぎチロロピークに出る。露でずぶ濡れになってしまい、寒すぎるのですぐ西コルまで降りてチロロ川に下る。土砂や倒木でドロドロの汚い沢。本流に出ると先週の豪雨の影響か水量は予想以上に多く、膝上の渡渉が続いた。ポンチロロ出合い(・924)までには釜滝が3つ程あり捲いた。出合でC1。薪は豊富。期待していた魚はいない。夜に雨。 9/4 晴れのち強雨 C1(10:30) Co1290二股=C2(13:00)  陽射しを待ってのんびり出発。ポンチロロ川は水量少ない沢ではなかった。山の保水力が飽和状態なのか、少しも減水してない。巨岩の小滝が幾つかあり、C2までに釜持った小滝を4つ程捲いた。捲きは容易。C2はピークが拝めて増水にも耐えられるが、良い薪が少ない。流木はほとんど腐っている。マツを集めるのに一苦労。夕方から雨が次第に激しくなり夜も轟々と降り続いた。 9/5 雨のち晴れ C2 =C3  未明に寒冷前線の通過。7時頃に雨は止んだ。テンバ前の小さな清流は濁流と化しかなりの増水。トッタベツ川もやばそうなのでstay。なまら寒い。 9/6 晴れ C3(6:00)P1850(8:30-9:00)1940峰(9:30-10:10)本流出合(13:50)八の沢出合=C4(14:40)  ピーク東のコル目指して沢を詰める。水温は非常に冷たく、稜上までの気温は5〜9℃だった。Co1500三股は右にとり水量の多い方を行くがどこかで分岐を過ぎたのかピーク東のCo1850ポコに上がる沢に入っていた。上部ハードな藪を1.5h程漕ぎ、稜上に出る。念願の陽射しを浴びて一休み。カムエクまで見えた。夏道歩いて快晴のピークで一服。ピークから西のコルまで降り、草付を尻滑りしながら十の沢へ下る。すぐに水流が現れ、Co1650から岩盤滑床となりこれがCo1000まで続く。c.d.と捲きの連続。滝のスケールは無いものの、どれもツルツルしているので気が抜けない。途中ザック手渡し一回。Co1000出合先の6mFは右岸を残置Fix使って降りた。本流に出てから八の沢出合いまでは踏み跡を辿る。整地されたテンバでC4. 9/7 曇りC4(6:00)Co1020二股(7:20)カムイ岳(11:20-50)Co970(14:10)新冠本流出合=C5(15:20) 八の沢はしばらく河原歩き。Co1020二股左の直登沢に入る。Co1100から岩盤状の沢となってこれがピーク直下まで続く。ホールド多く登り易い。Co1180の15mFのみ左岸ザイルfixして後続プルージック。あとは適度な小滝登りの連続。1年班で丁度いいイケてる沢だなと思っていると、Co1400三股に微妙なアーチ状雪渓が現れる。Lが左岸の側壁から捲いた後、上部の木を支点にしてザイル30mたらし、後続は左岸を振り子trv.で抜ける。その後も小滝登りがひたすら続き、皆息切れ。ピーク直下で水は途切れ、藪漕ぎ無くガスガスのピークに出る。寒い。下りは少し西に行ってから南面に下り、すぐに沢型に出た。ガレており注意して下る。エサオマン入りの沢はCo970と本流出合い手前が函状になっており、へつる。濡れたくないので皆必死。しかし最後の函は仕方なく飛び込み涙目で泳ぐハメに。本流出合いでC5。 夜に雨。 9/8 晴れのち曇りC5(6:50)七つ沼カール(12:00)幌尻(13:30-14:00) ポロシリ山荘=C6(17:30) しばらく巨岩の河原歩き。Co1000の河原で平井が転んで膝を捻ってしまい、ほぼ空身にさせる。Co1100の函は右岸から全て捲いた。七つ沼源頭の水温は5℃だった。カールから踏み後辿って稜上に出て、ラストピークの幌尻へ。幌尻からは新冠コースを下りポロシリ山荘へ。急な下りが延々続き、平井の膝が悪化する。山荘には15人パーティがいた。数年前から幌尻へは新冠ルートがメジャーになり今ではポロシリ山荘は年間300人程使用しているそうだ。 9/9 快晴 C6(6:40) 奥新冠ゲート(10:40)  ぽくぽく歩いてゲートまで。
 
 
 
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