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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2014-7-13 1:27
- 見出し
- ポンカウンナイ川
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-477280.html
- 記事詳細
-
ポンカウンナイ川(沢登り/大雪山)日程:2014-07-12(日帰り)
メンバー: saito1987 Fumiya2012
コースタイム:
写真:
上流のナメ
苔の絨毯つづく
上流のナメ
上流のナメ滝
ポンカウンナイ入渓
対岸から羽衣の滝
凍ったら面白そう
870二股過ぎた函滝
右岸側壁登って滝中間部へバンド状をトラバース
Co1000mに30m大滝拝む
右岸捲く
下流部
東屈曲手前の滝
左岸草泥を登る
源頭は獣道利用
上流のナメ滝
ガスの中の頂上
三角点のみでシンプル
感想:
カウンナイ出合の橋から右岸のブル道を辿ると自然とポンカウンナイへ入り砂防ダムを過ぎて入渓。
昨日まで雨続きだったので少し増水気味かも。たいして気にはならないが。
河原も飽きてきた頃、Co870二股手前に滝。10m弱が2段あり、1段目は右壁のクラック沿いに登り2段目は右岸の残置ボルトとテープを利用しておっ立った側壁を登る。seil10m出す。
870二股を越えるとすぐに函滝。ここも右岸のおっ立った側壁から取り付き、バンドを伝って滝の中間部へ。
水流沿いヌルヌルを直上し、滝の上へ抜ける。seil10m+10m。
途中でハーケンが抜け、メンバーがダイビングしてしまう椿事あり。
Co1000に30mの見事な直バク観音滝。右岸ルンゼから拝みながら捲く。
その後は赤いナメ床、巨石ゴーロを抜け、沢が東に向きを変える手前にややしょっぱいナメ滝10m級が2つ3つ。
沢が東に向くと緑の絨毯を敷き詰めた様な苔ナメが続き、間に5、10m級のナメ滝が3つ4つ。
ここまで予定よりかなり早く進んだので、どんどん天場を上げるが、Co1250付近を越えると快適な天場はなくなり、Co1480右沢を少し上がったところに辛うじて何とか4人泊まれる天場を見つけた。
薪を集めはじめた頃、不幸にも雨が降り出したが、根性で焚き火を起こし、震えながら火をキープ。
晩飯時にようやく雨が上がり、若人とカムチャツカ話をしながらパンツまで乾かして快適に眠る。
翌朝濃い霧の中、Co1480から右沢を詰める。獣道を辿って源頭の草原へ出る。コル付近から頂上へは藪コギなし。
チングルマやら何やらの高山植物が咲き乱れるお花畑を横目に気分良く夏道を下って、おしまい。
カウンナイの遡行は27年前にもなりかすかな記憶でしかないが、ポン〜の方は全く違った印象の沢だった。