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切り抜き詳細

発行日時
2014-8-16 12:32
見出し
コイカク〜ナナシ沢〜1823峰
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コイカク〜ナナシ沢〜1823峰(沢登り/日高山脈)日程:2014-08-13〜2014-08-16 メンバー: gt2010 inoue2009 コースタイム: 感想: 入部してから目標だった23南面にようやく行く事が出来た。ナナシ沢の下流域は次回必ず行きたい。 8/13 晴 4時に到着するも早朝から大雨。8時頃に止むが、この日は上二股に泊まる事にして、宴会。 8/14 晴 夏尾根を登り、コイカク南西尾根からナナシ本流Co700に降りる沢に入る。小滝が幾つかあるが全てクライムダウンと捲きで対処。本流に降り、ナナシ沢に初めて出会う。ナナシはとても奇麗な清流だ。23南面直登沢出合いまで下って、Co800まで登りC2。ここまでも奇麗な河原で楽しい。薪は豊富。月夜の下で焚火と酒。このすぐ先でババさんは荼毘に付された。自分達の力でここに来たかった。 8/15 ガス ・822の広場に花とウイスキーを供える。屈曲後、岸壁が狭まり核心部に入る。あらゆる滝の連続。Co880の20mFは水流に圧されリードする気が起きず右岸からザイル2p出して捲き、懸垂15mで沢に戻る。再び滝の連続。事故のあったCo1040には雪渓は無かった。Co1050通称ビンの底は左岸を30m1pザイル出す。(リード井ノ上) Co1200には芋虫のお化けみたいな巨大雪渓が微妙な厚さで架かっており、上に乗って反対側に降りる。以後雪渓は無かった。降りた先から峡谷がV字状に狭まり、チョックストーン(C.S.)滝の連続。スケールは無いがひたすら水流突破を強いられるので消耗する。1つ目が手強く、空身フリーで全身水流に抗いながら両手フィストジャムで抜ける。これでかなり体温を削られ、しばし休憩。Co1350のC.S.滝では二人ともガタガタに震えながらジャンケンの結果井ノ上リード。15m1p。ザイルを出したのはこれが最後で結局全部で4回出した。他は後続にお助けシュリンゲで対処が数回。Co1360からスラブ状の岩盤が50mくらい続くが、容易。Co1470二股を右、1480を右、1530を右で、低い薮を1時間弱ほど漕いで1823ピーク。終始ガスに包まれていたが一時ガスが途切れ雲の中からカムエクが現れた。予定より早く着いたので夏尾根末端で泊まる事にする。コイカクまでの稜状歩きは薄く踏み後があるがハイマツがうざい。喘ぎながらコイカク夏尾根末端まで降り、遡行達成を祝う。 8/16 下山。帰路は日勝峠日高側の日高山脈博物館に立ち寄る。見た目地味で人気はないが入ってみると日高の登山史と岩石の展示が充実しており案外面白い。マニアックな情熱を感じる。
 
 
 
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