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発行日時
2016-4-14 8:27
見出し
十八線川から極楽平/御茶々岳
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http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-846013.html 十八線川から極楽平/御茶々岳への外部リンク
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十八線川から極楽平/御茶々岳(山滑走/芦別・夕張)日程:2016-04-10(日帰り)メンバー: saito1987 Yanke1987コースタイム:写真:滝の大高捲きを終えて右股の上部緩斜面に出る極楽平から中岳頂上からまず東尾根を滑る少し下って十八線川左股へ滑り込む中天狗次の滝越えられない御茶々岳へ十八線川右股に入るといきなりすごいデブリだ松籟山南面から押し寄せたデブリ沢が岩盤で狭まる裏から松籟山極楽平から名無しの尖峰と中天狗を振り返る松籟山の南斜面底雪崩の痕夫婦岩を前景に芦別ユーフレ谷の支稜名無しの尖峰十八線川林道から夕張山地の稜線へ正面に松籟山御茶々岳頂上にてこれから滑る十八線川極楽平から芦別岳はじめの滝の捲き感想: スキーで十八線川の本筋(右股)を遡り、松籟山西の稜線(極楽平)へ出て、支尾根伝いに中天狗を狙った。沢の状態が予想よりも悪く、すんなりと下降路にならなかったこと、後半天気が悪くなる見込みだったことから、またしても中天狗はあきらめた。 気をとりなおし、とんがり無名峰群を眺めながら極楽平をのんびりと南下、御茶々岳へ転進した。御茶々岳の頂上から東尾根を経て、スキーで十八線川左股へと滑り込んだ。 登りにとった十八線川右股は、松籟山側の南斜面から入る沢筋がことごとくデブリで埋められ、デブリが対岸まで乗り上げているところも多く見られた。この時期、気温の上がる日には、あまり気持ちの良くないルートだ。沢はCo800、Co910の2か所で両岸が岩盤状となって狭まり、10m級の滝が雪の切れ目から顔を出していた。はじめの滝はスキーを背負って側面から小さく捲いて通過したが、次の滝では松籟山南面のデブリ斜面を経由しての大高捲きを強いられた。 気温はこの時期としては終始低めで、カリカリの雪面が緩むことはなかった。沢の遡行にシーアイゼンが有効だった。 御茶々岳頂上からの滑降は、上部アイスバーンで滑落に注意、十八線川左股に滑り込んでからはザラメが快調だったのは一瞬だけで、モナカ雪の悪雪がほとんどだった。 山部へ降りると、3週間前にはたっぷりとあった雪もだいぶなくなって、道の横にはフキノトウが顔を出していた。積雪期から残雪期へ。あっという間に季節は移ってしまった。 いろいろと試みてみたが、積雪期の北芦別稜線へのアプローチは昔ながらの十八線川左股(御茶々岳−槙柏山コル経由)以外は、十四線川右股が一番適しているように思う。
 
 
 
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