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発行日時
2016-5-4 4:18
見出し
境山・富良野岳・大麓山(スキー)
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境山・富良野岳・大麓山(スキー)(山滑走/十勝連峰)日程:2016-05-01〜2016-05-03メンバー: shake1987コースタイム:コース状況/その他周辺情報:下から2つ目の原始ヶ原分岐点から蒼天の滝を見下ろす展望箇所まで、登山道上に樺がすごく繁茂して歩きにくいが、そこを行くのが良い。下山時に試しにその上のラインをいってみたが、傾斜がきついのと樺がさらに密生しており、却って苦労した。写真:大麓山の頂上。朝方は曇っていたのだが、この頃にはすっかり晴れ上がった。景色の良さに少々驚く。やっぱり、初ピークだ。稜線を登ってくる登山者。頂上に着いたところを見ると、長靴にアイゼンをつけたおじさんだった。ベースキャンプ。三峰山のコンタ尾根(地形図で標高が記載してある尾根の事)の・1361の下、Co.1214に設置。右俣のどんづまりの近く。スカイラインの一番低い所が・1685のコル。2つ目の分岐点からだんだん樺が道をふさいでくる。前富良野岳を望む。頂上直下が1ヶ月前に滑った二の沢源頭部の斜面。夕張山系を望む。この後、トウヤウスベの斜面を滑るが、全く滑らない雪質になっていた。尾根の登りはじめ。青と白のコントラストが気持ちいい。三峰山を望む。写真中央がコンタ尾根。その下のカラマツの生えているポコの下にB.C.がある。シーソラプチ川の右俣に下りたところ。ここの新雪はしまり雪でスキーが沈まず歩きやすかった。蒼天の滝を見下ろすポイントまでは樺が鬱陶しい。5/3 記憶が定かではないのだが、大麓山って登ったことがない様な気がしたので、そちらに向かうことに。B.C.を出て如何ほども行かない地点で熊の足跡を発見。1日前くらいのものか。B.C.への帰途の途中で富良野岳を望む。昨日滑ったルートも見える。小熊の足跡もあった。親子連れとなると、怖い。ここから下は適度な傾斜なので、思いのままスピードが出せた。トウヤウスベ山の頂上には何もなかった。原始ヶ原からの富良野岳。風が強そう。原始ヶ原は新雪で5〜15cmのラッセル。最初は何でもないが、遠距離となると足に重く感じてくる。三峰山や上富良野岳周辺も、スキー向きのなだらかな斜面があちこしに存在している。さらに滑り降りて核心が終わったところで、ほっと一息をつく。5/1 秋雲橋から入山。新雪で真っ白。下山時は全部溶けてなくなっていたが、ここから200mほど行った林道入り口で車は不可(オフ車も無理)。午後はベースキャンプでのんびりと。夕刻から夜半にぱらぱらと小雨が降った。この日の夜は零下まで下がらなかった。翌朝の雪はクラストしておらず、軽いラッセルとなった。同じく、境山を望む。前富良野岳と夕張山系。頂上からガリガリと横滑りでコルまで。コルから右俣に入るが、新雪のしまり雪で滑りやすかった。主稜線はガス&風。斜面を少し滑ったところで、滑り出し地点を見上げたところ。1,2日前の新雪が少し硬めに締まった感じで、きっかけは少し取りづらいが、ターンが始まるとスムースにテールが流れてくれるので滑りやすかった。しかし、自分にはかなりきつめの傾斜なので、ターンを深めにして慎重に降った。ニングルの森の入口にある管理棟。目差すトウヤウスベ山。5/2 この日は一番良い天気の予報なので、富良野岳に向かうことに。夜は零下まで下がり、樹林帯内の雪も硬くクラストしていた。写真の、向かって左手の尾根を登った。中央のトンガリのポコは偽ピーク。偽ピークの向かって左の肩が滑り出し地点。トウヤウスベ・大麓山と原始ヶ原。北壁。上手い人ならば滑れそうです。滑り出し地点を、少し下から望んだところ。スムースに入っていける地形になっている。ニングルの森入口までの林道。右俣の緩傾斜部は、飛ばして下った。この一本だけでも、この山行に来た甲斐がありました。前日登った境山。手前の尾根にシュプールが。多分、三峰山か上富良野岳から下りてきたのだろう。原始原で見た唯一の自分以外の人の痕跡。滑り出し地点から、今回滑った斜面を望んだところ。下からだとかなりの傾斜に見えたが、ここから見るとそうでもない。雪質も良好の様なので、ここから滑ることにした。頂上周辺はカチカチに凍っていたが、何とかクトーで登り切ったが、頂上に着いた時はガスになった。十勝連峰の主稜線。北尾根の上部。この日の雪質はいい感じなので、快調に登れると思う。下山時に入り込んでしまった二の沢。ここも樺が密生している。富良野岳の頂上。トウヤウスベ山の頂上から大麓山を望む。遠く見える。境山はきれいに晴れていたので、そちらに向かうことにした。感想: 連休前は縦走形式での山行を計画していたのだが、どうも天気周期が良くない。という事で、裏十勝(十勝連峰の原始ヶ原側のこと)での定着式のスキー山行に変更した。 静かな森の生活を楽しみつつ、気が向いた山を登り気に入った斜面を滑ろうというものだが、どちらかと言うとその前半に目的の重きを置いてあった。しかし、どちらも楽しめた。もともとは三泊の予定のところを熊の存在で二泊に縮めたのは少し残念ではあったが、十分に満足出来た。 裏十勝はスキーに向いた斜面がいっぱいあり、飽きることはない。また、いつか出かけることにしよう。次は気休めの熊スプレーを持って。
 
 
 
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