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発行日時
2016-8-15 5:09
見出し
上ノ国/石崎川遡下降(右股〜燈明岳〜左股)
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上ノ国/石崎川遡下降(右股〜燈明岳〜左股)(沢登り/道南)日程:2016-08-12〜2016-08-14メンバー: saito1987コースタイム:写真:函チックの中のトイ状滝突っ張りで登れる上流部は岩盤と小滝の連続河原で焚火して入山を祝う車両通行止めとなっている林道を1h歩いてCo150の橋付近から右股川へ入渓朝の右股川河原が続く所々ナメも出てくる岩盤チャートの造形美矢淵に到着胸まで浸れば通過できた林道の再交差を過ぎて砂防ダム2基を越えるとやや函チックとなる燈明岳を正面にみる函チックの出口両岸立ってないので迫力はない燈明岳尾根筋の藪漕ぎ燈明岳北の肩から左股川へ下降宵闇のせまる中、Co570の10m滝で懸垂下降左股川の朝Co500付近の函状地形黄金の滝?Co200〜240に続くチャートの函がこの沢の白眉中流部は明るい河原チャートの釜滝どんどん泳いで下るぷかぷかと通過地図状の黄金の滝函の入り口釜滝の連続が美しいコエゾゼミが飛んできて力尽きた感想:道南の大河、石崎川にどっぷりと浸かった盆の3日間。昼はアンブの襲来に耐え、夜はヤブカの攻撃に悩まされた。イワナ(ヤマメ?)の大群や同時遡行する大熊の気配にも驚かされる。登山体系にも「原始的な味わい」とあったが、まさにそのもの。右股川はひと昔前にすすめられた砂防事業の名残が上流にもみられ興ざめしたが、左股川は日高の中流部を思わせる明るい渓相で、河原歩きも楽しい。渓谷としての醍醐味は左股が右股より数段勝る。右股川:上部地滑り地形のため、全体にブタ沢チックである。矢淵は平常であれば胸〜腰まで浸かって楽に通過できる。Co380〜500m間に断続的に小滝と淵が出てくるが、いずれも容易に対処できる。源頭部大千軒岳の三角点から出る沢の水量が突出して多い。左股川:Co200〜240の間の函とチャートの造形美がこの沢の白眉。Co430〜600mの函状地形の中に岩盤や釜滝が断続的に出てくる。Co570に唯一ザイルを出す10m滝が出現する。キンドー氏はアバラ2本折る2週間前の山行から見事に復活したが、この沢ではアンブとヤブカの集中攻撃を受けた。5角形の輪郭が不規則多角形となり顔面が異様に膨れ上がって一時は視界も閉ざされた。が、テーピングでむりやり目を見開く荒業によって遡行を継続したのだった。さすがである。
 
 
 
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