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発行日時
2017-3-20 2:11
見出し
豊似岳、オキシマップ
リンクURL
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1088618.html 豊似岳、オキシマップへの外部リンク
記事詳細
豊似岳、オキシマップ(積雪期ピークハント/縦走/日高山脈)日程:2017-03-18(日帰り)メンバー: Yanke1987写真:オキシマップと襟裳岬極南日高の山々オキシマップよりトレースしたルートを見るアースハンモック(?)オキシマップの山頂は藪しかなかった感想:早朝の日高路を南下する。鳧舞・荻伏・様似といった小さな町が点在する。道内では比較的温暖で雪が少ないこの地域はアイヌの時代から人の生活の場であり交流の場でもあった。今では、見捨てられた日高本線が時に身を任せて朽ち果てていく。今日は日高山脈最南端の二つのピークを目指す。肉牛牧場跡地の廃墟と化した牧舎の脇に車を止める。雪は思った通り少ない。スキーも、かんじきも置いてツボ足で歩き始める。尾根を登り切ると左右に小さい雪庇が張り出した細い稜線にでる。足首から脛くらいまで潜りながらズボズボと進み、1066ピークに着くと、極南日高の白い山並みが目に飛び込んできた。ひときわ目立つのは楽古岳だろう。右手には襟裳岬のとんがりが目を引く。豊似岳を過ぎ、柔らかくなってきた雪に時折膝まで潜りながら、オキシマップに。藪しかないピークだったが、豊似岳のつり尾根がよく見渡せた。牧場への下りは雪少なく、地面が露出している。どこかのHPでここにはアースハンモックがあるとの記述があったのを思い出した。確かに小さなマウンドが点在しているが、これは融解期に過飽和になった季節凍土が流れて、岩に乗りあげてできた小地形だと思った。最後は牧場の柵を超えて砂利道をトボトボ歩く。たまにはスキーを使わない山行もいいもんです。この山域、3月の悪雪スキー山行の代わりにいいかも。
 
 
 
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