現役の報告・ 2006年2月7日 (火)
冬メイン2年斑神威岳〜ペテガリ岳
ペテガリへ。
2005年12月25日〜1月1日(8ー0)
神威岳〜ペテガリ岳
L勝亦浩希(3 AL中島史貴(3 M澤田卓郎 寺尾よしのぶ (2
<時間とルート>
25日 晴れ
除雪終点(10:50)ー神威山荘=C1(11:40)ー偵察(12:30〜14:20)
前日荻伏駅にC0。・663西の二股付近まで除雪が入っていたので車で入る。神威山荘まで行き、じゃんけんの結果L以外の三人で中間尾根末端まで偵察に行く。徒渉は夏道とほぼ同じところ。雪が多く容易。一ヶ所橋を架けておいた。
26日 雪のち晴れ
C1(6:30)ー中間尾根末端(7:30)ーCo1130=C2(13:30)
中間尾根は下部ではブッシュで不快調。上部では胸までのラッセルで不快調。やや細いところもあったが問題なし。時折突風が吹き、山に帰れと言われているような気がした。・1372が黒く八剣山のようにギザギザして見えたので、その後我々は小八剣と呼び恐れた。Co1130で力尽きてC2。
27日 快晴
C2(6:30)ー中間尾根頭(7:30)ー神威岳(10:00〜15)ーC2(11:50〜12:20)ー中間尾根頭=C3(12:50)
尾根頭まではまたラッセル。神威岳への稜線は所々岩があったが容易に十勝側をまける。雪庇は小さく出ているところもあるが問題なし。Co1250でかたくなったのでアイゼンにしたが、その後ラッセルに苦しむことになった。Peakからはペテガリや1839峰まで見えた。C2まで戻った後、尾根頭まで上げてイグルーでC3。
神威岳から遥かなるペテガリへ。
28日 雪のち晴れ
C3(7:05)ーニシュオマナイ岳(7:45)ー最低コル(9:00)ー肩(11:30)ーCo1430=C4(12:00)
早朝のうちは予報どおり谷の影響で雪。C3からの下りには雪庇1mほど。ニシュオマナイ岳(・1439)からの下りの後半は細いところが続くが、ブッシュが元気で問題なし。・1372の少し手前に岩が出ているところがあり、十勝側のカンバの中を捲いた。・1372の雪稜は上を行った。ブッシュやハイマツを掘り出してをつかみながらラッセルしていくかんじ。肩の少し西Co1430付近にイグルーでC4。なんと一日中スノーシュー。エスケープの、・1445への尾根はブッシュが出ていた。
小八剣と中ノ岳。
29日 快晴のちガス
C4(6:10)ー中ノ岳(6:30〜50)ー最低コル(8:50)ー・1469(9:45)ー東尾根分岐(12:30)ーペテガリ岳(14:15)ーCo1220=C5(15:00)
いよいよ勝負の一日なので早起きした。中ノ岳からの下りは少し急だが前を向いて下りられた。しばらくしてからスノーシュー。・1469から少し下りてアイゼンに変えた。東尾根分岐までは細いがズボズボ。ここまで雪庇は東に1m程度。東尾根分岐からは岩が出ているが南側を容易にまける。ズボズボ。雪庇は小さく北側。Peak直前でガスが上がってきたのと風が強く寒いので写真だけ撮って西尾根を下る。コル近くのCo1220でC5。
雪稜を行く中島。
究極の日高って噂。
30日 快晴
C5(9:20)ーペテカリ山荘=C6(13:10)
西尾根を下ってペテカリ山荘まで。雪が十分あったので山荘に向かってまっすぐ下りられた。とても快適な山荘。
31日 晴れ
C6(8:30)ー神威山荘=C7(13:30)
ペッピリガイ沢川沿いの林道〜トドマツの植林道を行き、テープに沿って尾根のっこし点へ向かっていく。Co560くらいまで行ったところでテープが見当たらなくなったので左手の尾根を上がる。ポコを挟んで西側のコルにテープがあった。そこから適当に沢に下り、後はテープに沿っていく。状態次第では支沢からの雪崩に注意が必要。二股で徒渉し神威山荘でC7。忘年会のはずがみんな連日の疲れで・・・。
1日 晴れ
林道を車まで。スコップで何箇所も除雪しながら車で進むが、一度右前輪が落ちヒヤリとした。なんとか復帰して下山。
25日 晴れ
除雪終点(10:50)ー神威山荘=C1(11:40)ー偵察(12:30〜14:20)
前日荻伏駅にC0。・663西の二股付近まで除雪が入っていたので車で入る。神威山荘まで行き、じゃんけんの結果L以外の三人で中間尾根末端まで偵察に行く。徒渉は夏道とほぼ同じところ。雪が多く容易。一ヶ所橋を架けておいた。
26日 雪のち晴れ
C1(6:30)ー中間尾根末端(7:30)ーCo1130=C2(13:30)
中間尾根は下部ではブッシュで不快調。上部では胸までのラッセルで不快調。やや細いところもあったが問題なし。時折突風が吹き、山に帰れと言われているような気がした。・1372が黒く八剣山のようにギザギザして見えたので、その後我々は小八剣と呼び恐れた。Co1130で力尽きてC2。
27日 快晴
C2(6:30)ー中間尾根頭(7:30)ー神威岳(10:00〜15)ーC2(11:50〜12:20)ー中間尾根頭=C3(12:50)
尾根頭まではまたラッセル。神威岳への稜線は所々岩があったが容易に十勝側をまける。雪庇は小さく出ているところもあるが問題なし。Co1250でかたくなったのでアイゼンにしたが、その後ラッセルに苦しむことになった。Peakからはペテガリや1839峰まで見えた。C2まで戻った後、尾根頭まで上げてイグルーでC3。
神威岳から遥かなるペテガリへ。
28日 雪のち晴れ
C3(7:05)ーニシュオマナイ岳(7:45)ー最低コル(9:00)ー肩(11:30)ーCo1430=C4(12:00)
早朝のうちは予報どおり谷の影響で雪。C3からの下りには雪庇1mほど。ニシュオマナイ岳(・1439)からの下りの後半は細いところが続くが、ブッシュが元気で問題なし。・1372の少し手前に岩が出ているところがあり、十勝側のカンバの中を捲いた。・1372の雪稜は上を行った。ブッシュやハイマツを掘り出してをつかみながらラッセルしていくかんじ。肩の少し西Co1430付近にイグルーでC4。なんと一日中スノーシュー。エスケープの、・1445への尾根はブッシュが出ていた。
小八剣と中ノ岳。
29日 快晴のちガス
C4(6:10)ー中ノ岳(6:30〜50)ー最低コル(8:50)ー・1469(9:45)ー東尾根分岐(12:30)ーペテガリ岳(14:15)ーCo1220=C5(15:00)
いよいよ勝負の一日なので早起きした。中ノ岳からの下りは少し急だが前を向いて下りられた。しばらくしてからスノーシュー。・1469から少し下りてアイゼンに変えた。東尾根分岐までは細いがズボズボ。ここまで雪庇は東に1m程度。東尾根分岐からは岩が出ているが南側を容易にまける。ズボズボ。雪庇は小さく北側。Peak直前でガスが上がってきたのと風が強く寒いので写真だけ撮って西尾根を下る。コル近くのCo1220でC5。
雪稜を行く中島。
究極の日高って噂。
30日 快晴
C5(9:20)ーペテカリ山荘=C6(13:10)
西尾根を下ってペテカリ山荘まで。雪が十分あったので山荘に向かってまっすぐ下りられた。とても快適な山荘。
31日 晴れ
C6(8:30)ー神威山荘=C7(13:30)
ペッピリガイ沢川沿いの林道〜トドマツの植林道を行き、テープに沿って尾根のっこし点へ向かっていく。Co560くらいまで行ったところでテープが見当たらなくなったので左手の尾根を上がる。ポコを挟んで西側のコルにテープがあった。そこから適当に沢に下り、後はテープに沿っていく。状態次第では支沢からの雪崩に注意が必要。二股で徒渉し神威山荘でC7。忘年会のはずがみんな連日の疲れで・・・。
1日 晴れ
林道を車まで。スコップで何箇所も除雪しながら車で進むが、一度右前輪が落ちヒヤリとした。なんとか復帰して下山。
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コメント一覧
勝亦
投稿日時 2006-2-17 19:38
雪は多かったと思いますよ。周辺の過去の記録とくらべて。稜線もたぶん多かったと思いますが、雪庇が大した事なくてよかったです。
やまもり
投稿日時 2006-2-8 1:24
いやぁ〜。真っ白いペテガリに向かって3名が歩いている写真は、かっこいいですね。気に入りました。これは、部報14号の巻頭写真の有力候補ではないでしょうか?
米山
投稿日時 2006-2-8 0:27
スノーシューってのは日高の稜線で役に立つんだねー。雪深そうだなー。小八剣もスノーシューで行けたって事は大した事は無かったわけだ。写真もキマってよかったなー。結局今年は雪多かったんだろうか少なかったんだろうか。林道、稜線それぞれで、どうですか。