現役の報告・ 2005年2月7日 (月)
04 12/26〜05 1/3(9−0)
L馬詰(5 AL瀧花(6 澤田(4
M澤田卓 寺尾 辻 吉田 平塚(1
しゅうさんに送ってもらい林道につくとゲートに鍵が・・・。10分ほどかかって番号を解読!****。しかし、入って1km位のところで除雪が不十分となり歩き出す。重荷に苦しみながらひたすら歩き大石狩沢手前のCo1100でC1。
27日 雪後曇 C1 5:40−Co1700ポコ8:20−石狩岳10:15−C1=C2 13:00〜13:20
C1から適当に尾根上を上がっていく。1540ポコから所々雪庇が出ている。1700ポコの下りは雪庇が発達していた。その先のコルで防寒をして1780でシーデポ。そこから上は所々尾根の分岐にストックをさして行く。デポ旗が3本ほどあった方が良い。ピーク直下は少し細い。そしてピーク。停滞もせずいきなり登れてしまった。帰りは1700のポコは南面を捲いていく。あとは途中から快調なスキーを楽しんでテン場まで。
28日 雪 C2 6:05−沼の原コル10:55−地獄谷14:00
テン場のすぐ脇を渡渉。埋まっている。1252の尾根は快調。沼の原は広く、時々風で白くなる天気だあったがカンバがあるので心強い。コルにはタンネがある。長沼を経由して地獄谷まで行く。地獄谷は木が少なくてテン場には適さない。天気が悪くしんどい一日であった。
29日 晴れ 地獄谷7:15−パンケトムラウシ左岸尾根Co1100 10:55
トムラウシ川は1050付近を橋をかけて渡渉。やはり沢が合流する上で渡渉するべきであった。トムラウシ川の支沢は埋まっていて、右岸の急斜面も1100付近を登れた。後はテン場まで美しいタンネ帯を歩く。テン場に着いてからL-sでコンタ尾根を1300まで偵察。帰りは素晴らしい斜面をスキーで楽しむ。
30日 晴れ後雪 C4 6:25−トムラウシ山10:15−C4=C5 12:45
コンタ尾根を登る。タンネ限界は1400。カンバ限界は1550。1740ポコでシーデポ。天気は朝より悪くなっているがドーム基部が見えていたのでアタック。デポ旗を打ちながら登り、頂上東端の2100ポコにあがる。途中は岩稜を捲いたり急な雪壁があったりとルートファインディングが必要。視界が50、風は気にならない程度。三角点の少し北で風が強くなってきたのでそこを頂上とする。帰りは磁石とデポ旗での行動。1740のシーデポ地点からコンタ尾根に入るのに視界がなくて苦労する。後はトレースをテン場まで。大福のあんこが凍り相当な寒さだったようだ。テン場に戻りMの指に凍傷が見つかる。
31日 曇 C5 6:55−緑雲橋12:20 C6
テン場から西沢の林道のほうに降りていく。橋を渡り990位で林道を外れ、尾根をのっこしカムイサンケナイ950へ。スノーブリッジで渡渉できた。トムラウシ温泉まではトレースがあり快調に下る。温泉手前の尾根でLのスキーが真っ二つに折れ、ツボで緑雲橋まで行く。ALと話し合い、ミニスキーを作り翌日の行動でLとして動けなければ下山する事とした。
1月1日 快晴 緑雲橋6:50−トノカリウシュベツ川の「カ」の字10:15−オプタテ南東コンタ尾根1100 12:45
テン場から台地に上がりCo800あたりをトラバースしていく。後は林道を行きオプタテ南東コンタ尾根1100のタンネ帯へ。この日は強い冬型のはずだったが快晴で十勝連峰やトムラ、石狩が全て見えた。ご来光も拝め良い新年であった。Lのミニスキーは意外に問題ないのでメイン続行とする。到着後、コルのほうへ偵察に行く。夜、同じMの指に凍傷が見つかる。程度は大したことないがオプタテのアタックは無理なのでアタックカットとする。
2日 雪 C7 10:05−1400引き返し−C7=C8 12:30
天気は上り坂との予報なので九時天をとって出発。コルへトラバースしていく。雪崩は問題ない。コル直前の沢の源頭が真っ白で視界なく、風も強いので引き返す。くやしい。
3日 曇のち雪 C8 5:50−コル7:00−林道9:30−白金温泉12:00〜13:15
低気圧の前面を使いのっこす。コルまでは一応カンバがあり白いのは昨日引き返したところだけであった。表十勝側はすぐにタンネ帯に入る。しかし、雪が多くラッセル。トラバースしつつ標高を下げポン水無川の一つ東の沢型を間違って林道へ出る。油断してしまった。後はトレースをたどり白金温泉へ。ゴール手前50mでMがコケ、顎が割れ結構な出血をしてしまった。
Party
トムラのアタック判断について:誤りであった。下り坂の天気と低温を甘く見ていて、温度計も持っていなく気温の客観的判断ができなかった。一年班のL-sとしてもっと天気判断をしっかりやるべきであり、結果としてMに凍傷を作らせてしまった。 Lのミニスキーについて:Lとして行動できるかについてかなり議論した。一旦メインを中断する案も出ていたが、できるだけ自助努力をしてメインを続行するという事で翌日の行動で続行か否かを判断する事とした。結果として、ミニスキーでもかなりの行動力があり、スノーシューよりは全然動ける。 最後の地図読みのミス:あと少しで林道であるという油断から生じた。 Mの凍傷:Mの一人に結局指に5本の軽い凍傷を作らせてしまった。沼の原ののっこしで1本、トムラのアタックで2本作った時点で気付いた。沼の原のほうは手袋に穴が開いていたためであるが、その時点で気付けばその後を防げたかもしれない。トムラは一年生には厳しい行動をさせてしまったためである。そして1本は元旦の快晴の樹林帯。毎日の行動の疲れがたまっていたためか。最後の一本はいつのものか不明。途中から常時ハンガロンにしたり厚着させて注意していたが防げなかった。
L-s:色々あったが最善の判断になるよう努めた。
M:澤田卓・良く頑張った。地図読みも良くやりL-sの判断も理由を尋ね積極的。
寺尾・良く頑張った。ラッセルはとにかく速い。
辻・良く頑張った。着実に実力をつけている。
吉田・良く頑張った。が、スキーをもっと頑張って欲しい。
平塚・頑張っていたが、生活技術や行動後術はまだまだ頑張れる。一つ一つの行動をあせらずに落ち着いてやって欲しい。
感想
馬詰:トムラの森は本当に美しかった。
瀧花:さらば大雪。さらば北の大地。
澤田:天気が良くてよかった。
平塚:いろいろ経験できた。無事でよかった。
寺尾:元旦が最高だった。
吉田:きつい時もあったけれど充実した山行だった。
澤田卓:今回のメインで今まで以上に山登りに対するやる気が起こされた。
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現役の報告・ 2004年9月21日 (火)
9/12-9/20
L赤桐4 AL見瀬3 M2 勝亦 村松 柴谷 斎藤
9/12 晴れ 沢渡→上高地→奥又白BC
上高地 7:00 奥又白池BC 13:30
上高地の荷物預かり所に後半日程分の食料等を預け奥又白池へ。ガイド地図にも難路とかいてあるアプローチはしんどい。雨が降ったらひどいことになるだろう。奥又白池は上高地の喧騒から離れた静かな星の綺麗な所。水場あり。9/13 曇り→雨 見瀬+勝亦+斎藤 松高ルート (4級A0) 赤桐+村松+柴谷 4峰正面壁 北条-新村ルート(6級)
奥又白池発 5:00 取り付き 7:00 登攀終了 17:00 ビバーク1 17:00〜
3人パーティー×2で4峰正面壁へ。赤桐Pは北条新村ルート。4峰正面壁は脆い。人気があるだけあって岩は比較的安定しているが登られていない部分は芦別の夫婦岩くらいの脆さ。1〜3ピッチ目は延々と3級。ピンもまばら。3ピッチ終わると広く快適なハイマツテラスに着く。4ピッチ目が核心。5+のハングのあとに6級のハング。岩は脆いし、ピンもハーケンだしとイヤなことたくさんだけどここで自分をプッシュしなきゃ意味が無い。北海道からわざわざやってきてA0するわけにもいかんでしょうと存分に時間をかけてフリーで抜ける。思えばこれがビバークを導いた。
フォローは5+のハングでA0、6級のハングでA1。ほっとしたところで5ピッチ目。トポによっては4級A0だったり4級だったり。残置支点につられてA0ラインに入っていってしまうがフリーだと岩が脆くて苦しい。ビレイ点付近まで引き返しA0が不要なライン取りをする。5級くらいには感じた。登攀が終わるころになって、ガスが出てきて視界がなくなってきた。
登攀終了後、トポに載っている下降の通りなら十分BCに戻れるはずだったのだけど見瀬パーティーからコルへの下りがガラガラで悪く、道もわかりにくいと連絡が入る。軽く偵察に出た後、終了点付近でビバークをすることに。2年生はツェルトを張った経験がなかった。ツェルトは張れる限り張った方が濡れなくて良い。夜から雨が降ってきた。BCに戻ったパーティーと無線連絡をすると雨は翌日の午前中いっぱい降る予報とのこと。北条―新村ルートを登るには北西壁ダイレクトあたりが準山として必要であろう。
9/13 曇り 見瀬、勝亦、斉藤 松高ルート BC(5:00)→取り付き(7:20)→登攀(7:30〜13:30)→4峰頭(2:00)→4峰頭(2:30)→5・6のコル(4:00)→BC(6:30〜50)
取り付きを探すのに手間取る。トポを見て探すも、判然としない。
1p目 40m 2級 草付の浅い凹角。
2p目 40m 3級+ 草まじりの凹角を左上後、バンドを右上。
3p目 25m 3級 一段上の大きなバンドに上がり、左へトラバース後、凹角を登る。 正規のルートと合流したものと思われる。
4p目 25m 3級 フェースを左上後、凹角に入り、ハングの下でビレー。
5p目 40m 4級A0 正面にある残置の多いハングをA0でのっこす。その後凹角をのぼり、緩傾斜帯に入りピッチを切る。松高ハングはこのハングの右側にあったのではないかと思う。
6p目 50m 2級 緩傾斜帯を登る。
7p目 50m 2級 緩傾斜帯を登る。4峰頂上直下100m、ここでザイルを解く。全体的に浮石が非常に多かった。
帰り道で視界が無く、道を間違える。3・4のコル手前で視界が出て気がつき、引き返す。北尾根は急で危険。
9/14 雨→晴れ 赤桐+村松+柴谷 4峰ピーク直下→涸沢小屋
ビバーク1発 12:20 涸沢小屋 19:00
午後から良くなるとの予報を信じ昼まで動かず。いくら悪いと言っても晴れれば下れる道。しかし一向に天気は良くならず、視界は50〜100m。ルートファインディングに苦労。4.5のコルへの下りは岩が濡れていたらしんどいだろうとのことなので計画に出していなかったが3.4のコル経由で涸沢小屋に下ることに変更。しかし視界50mの中いくら磁石と地図を見ても似たような岩がぼこぼこと立っていていまいち正確な場所がわからない。夕方になって突然視界が回復。現在位置を正確に把握し結局ついたのは19時であたりは暗くなってしまった。下降路の下調べが不十分であったし朝早くから雨が止まないケースを想定して小屋に下るべきだった。同ルートの懸垂下降はトラバースが入っていることと、プロテクションが悪いことによりあまり容易ではなかったと思われる。小屋のストーブで濡れた衣類を乾かし、カレーライスを購入。まだピン食が残っていたがうまいものに限る。キャンプサイトの大岩を利用しツェルトを張りビバーク2。見瀬パーティーとは複数回無線交信。
9/15 快晴 赤桐+村松+柴谷 涸沢→5.6のコル→奥又白池
涸沢小屋発 7:00 合流 8:10 奥又白池BC 10:10
小屋を出発し、5.6ののコルを乗っ越し涸沢小屋まで迎えに来た見瀬Pと合流。5.6のコル経由で奥又白池へ。そのまま横尾に移動することも考えたがビバークの疲れもあったので移動はせず。幾分奥又白の秋が深まったようだった。
9/15 快晴 見瀬、勝亦、斎藤
BC(5:50)→5・6のコル(7:00)→涸沢ヒュッテ付近(7:40〜8:15)→5・6のコル(9:00〜15)→BC(10:30)
5・6のコルからの道が分かりにくいのと、一度合流したほうがいいということで、赤桐Pに会いに行く。
9/16 晴れ 奥又白池→横尾BC→屏風岩T4偵察
奥又白池発 5:10 横尾BC 8:00〜9:00 T4 10:30〜15:00 横尾BC着 16:10
横尾に移動。柴谷はテントに残り、斎藤、村松は上高地に食料を取りに、赤桐、見瀬、勝亦は屏風岩のアプローチルート、T4を偵察に。途中一回渡渉を要する。ひざ下程度。靴を脱いだり転石したりダイブしてしまったり。T4は赤桐リード。フォローは時間節約のためA0も交える。
9/17 雨→曇り T4取り付き引き返し
横尾BC発 4:00 T4取り付き 5:00〜9:30 横尾BC着 10:30
雨の中ラテルネ行動で屏風岩へ。T4取り付き脇の岩小屋で時間待ちするが雨が上がらないので引き返し。見瀬パーティーは8時引き返し。
9/17 雨 見瀬、村松、斉藤
BC(4:00)→T4取り付き(5:00〜8:00)→BC(9:00)
ラテルネ行動。渡渉では靴を脱いだ。天気の回復が見込まれないと判断し帰る。
9/18 曇り→雨 赤桐+勝亦+柴谷 東稜ルート (4級A1)
横尾BC発 3:45 T4取り付き 5:00〜7:40 東稜 8:10〜15:05 下降 15:15〜17:00 T4取り付き 19:40 BC着 21:00
ラテルネ行動でアプローチ。T4はうまくライン取りをすれば4-〜4級程度になる。奥又白での下降のミスを考慮して乗っ越すのは中止しビバ訓セットは取り付きにデポ。東稜はアブミの架け替えに終始する。勝亦リード。何ら問題ない。ビレイ点はせまく柴谷は高度感に慣れない感じ。プロテクションは主にリングボルト。赤岩でエイドしていれば対応できる。雨と時間切れのため最終ピッチを残し懸垂で取り付きまで。3連休と言うこともあって下りの順番待ちを強いられた。T4は特に混む。準山としては大黒あたりで対応できるが他にマルチピッチでの懸垂下降の練習が必要。登るのも下るのもスピードを意識する必要がある。
9/18 曇り 見瀬、村松、斉藤 雲稜ルート
BC(4:00)→T4取り付き(5:00)→登攀(5:35〜15:00)→T4取り付き(20:10)→BC(21:15)
前日と同様にしてT4取り付きまで。靴をデポし、先行パーティーが登るのを待って、取り付く。
T4 1p目 40m 4級 快適なクライミング
2p目 40m 5級− 核心部は少し左からルートを取ると容易だった。斉藤がA0。
3p目 25m 2級 土のルンゼ。スタカットで行く。木でビレー。
4p目 25m 歩く。50m1ピッチで届いたようだ。
5p目 30m 3級 チムニーを登り、スラブを登る。
雲稜ルート取り付きにビバークセットをデポする。
雲稜 1p目 20m 4級 右上の凹角を登り、小バンドにてビレー。
2p目 30m 5級 引き続き凹角を登る。凹角は上に行くほどかぶってくる。ピナクルテラスの少し下のテラスでビレー。
3p目 40m 5級A0ピナクルテラスから右に出て、右上に見える小ピナクル目指して登る。ホールドが細かい。所々A0。小ピナクルからは階段状を右上し、扇岩テラスへ。
4p目 35m 5級A1リングの代わりに3mmシュリンゲがついたボルトにアブミをかけかえながら登っていく。ハング下のレッジでビレー。狭い。
5p目 15m 4級 ハング下のバンドをよちよち歩きのようにしてトラバース。村松、斉藤はA0。声が通らず、10mでピッチを切るべきだった。
6p目 15m 3級 右上のテラスに上がった後、その左上のさらに大きなテラスに上がる。
7p目 35m 5級A1テラスを左に出て、ルンゼ状のスラブを登る。びしょびしょに濡れており、A1で登る。不快。雨と時間切れのため、ここで引き返し。
下降 1p目 35m 7p目終了点から6p目終了点の左にある、蒼稜ルートの終了点に降りる。
2p目 25m 扇岩テラスまで届くかと思ったが、2m届かず、ユマーリングで登り返し、時間を食う。4p目終了点の右下のハンガーボルトを含む終了点で切る。この方法が一般的だったようだ。
3p目 30m 扇岩テラスまで。
4p目 50m 扇岩テラスの左側へと降りていく。蒼稜ルート1p目終了点に斉藤、村松が降りるも、ロープが回収できず、見瀬だけ扇岩テラスのすぐ左下の大テラスに降りて2回に分けて降りる。この方法が一般的だったようだ。
5p目 35m T4まで。
T4尾根の下降は偵察時と同じ。
9/19 雨→晴れ 横尾→上高地→槍見温泉
横尾BC発 11:00 槍見温泉 16:00
朝起きたら雨だったのでのんびりだらだらと出発。晴れてから徒歩+バスで移動。錫杖岳を登る日程が一日だけになってしまったのでBCを上まで上げず街の隅っこにBCを張る。夜は新穂高温泉(無料混浴露天風呂、水着着用)で疲れをいやす。開放された温泉はすごく気持ちよい。短い日程ならBCは上げない方が楽だろう。
9/20 曇り 赤桐+勝亦+斎藤 錫杖岳左方カンテ(5級A0)→帰路
BC発 4:00 錫杖沢出合い 5:10 前衛壁基部 5:45? 左方カンテ 7:00〜11:00 下降 11:00〜13:00 登山口 15:10
錫杖岳(しゃくじょうだけ)は花崗岩の岩場。花崗岩なのにガバガバでどのピッチもたまらなく快適。斎藤リード。A1すれば4級になるのだがA0までで5級A0として通過。慎重で安定した登り。途中先行パーティーに譲ったため休憩時間30分ほどを含んでいる。フォローは走るように登れる。核心部はA0しないと5+くらい。パワーや保持力はいらないがムーブが複雑。岩は堅くプロテクションは乱打されたリングボルトとカムでいくらでも取れる。本ちゃんというよりはマルチピッチフリークライミングのエリア。どこかゲレンデ的。5+や5級もなんでもなくて簡単。左方カンテと言うわりにカンテはあまりないけど道内じゃあまりできないチムニー登りもできる。後続パーティーが多く 同ルートの懸垂下降は不可能だったため途中から注文の多い料理店を懸垂で下降。4P。同ルートを下降するより注文の多い料理店を下降した方が早いだろう。準山としては特別アルパインルートを登りこむ必要はないだろう。基礎的なフリークライミングの経験とプロテクションに関する知識、マルチピッチの懸垂下降が必要。2年生同士で行ってよいような岩場。
9/20 曇り 見瀬、村松、柴谷 第一ルンゼ
BC(3:35)→錫杖沢出合い(5:10)→錫杖岩基部(5:45)→第一ルンゼ取り付き(6:00)→登攀(6:10〜12:00)→取り付き(13:40〜50)→BC(14:50)
ラテルネ行動。錫杖沢出合いから岩壁基部まで踏み跡がある。南沢出合い、錫杖岩小屋は確認できず、気がついたら基部に着いた。少し上で水を汲んでから取り付きへ。しかし、第一ルンゼに水が流れていた。
1p目 35m 4級+ ルンゼの左のフェースを登る。硬くて快適だが、核心部だけ濡れている。柴谷はA0。
2p目 15m 5級 出だしの小さなハングを越えると、あとは容易なスラブ。
3p目 50m 4級 水の流れるルンゼの中を歩いて登る。谷が二股に分かれるところで滝の上を大きく左にトラバースし、大テラスでビレー。左の側壁を登るのだったのかもしれない。
4p目 25m 3級 正面の階段状を登り、再びルンゼ内に戻る。このあたりはどこでも登れそう。滝の下でビレー。
5p目 20m 4級A0 ルンゼ内を左上していき、水の流れるスラブを左にトラバースして大テラスへ。トポにある大テラスはさらに15mほど上のところ。ルンゼ内は水が流れており、とても登れるような状況ではない。上の様子を見るためと、左方カンテパーティーと連絡が取れないかと思い左のカンテの上に出てみたが、引き返すことにする。
下降 1p目 20m 4p目終了点へ。
2p目 35m ルンゼ内の二股の少し下へ。
3p目 35m 2p目終了点へ。
4p目 50m 取り付きまで。
あとは走って下山。
*携帯電話
奥又白、錫杖岳は所々入るが横尾は入らない。屏風は未確認。
*情報収集
今回は4〜5冊のトポのコピーを持参した。情報量を増やしたのは正解であった。しかし奥又白の計画は準山の不備により直前に合流したものだったので下降路等の下調べが不十分となってしまった。後日インターネットで調べたところ下降路が悪いという情報も出ておりビバークしているパーティーもいくつか見受けられた。松高ルートに関しても取り付きがわかりにくいと出ていた。ルートを外している報告は見られなかった。いずれにせよ本州に行くときはルームの記録、トポのみならず実際に行った人の記録をインターネット等で集めることの重要性を改めて感じた。
*パーティー
赤桐:ビバークさせてしまった。ビバーク1は妥当であったと思うがビバーク2に突入したのは判断ミスによる。
見瀬:良くやった。
勝亦:ロープワーク等何ら他問題ない。あとは5+以上を登る登攀力が欲しい。
村松:無難にこなした。
柴谷:リードできなかった。自主性。
斎藤:無難にこなした。口出しも多い。幾分リードクライミングを忘れ気味?
全体的には登攀ルートのRfが課題。わざわざ難しい方を登ってしまう場面などが幾度かあった。
*感想
赤桐:山岳部で本州で6級登ったのは始めてのような気もするけど岩場の入門ルートを登っただけで2ビバークもしたのはもっと初めてだろう。他パーティーに心配かけてしまって申し訳なかったし、結果的に2日間登攀できる日が減ってしまったのが残念である。しかし自分の力をめいいっぱい出し切って一本のアルパインルートを登れたと言うことで悔いはない。帰りの電車で女子高生に「臭い、クサイ、くさい」と鼻をつままれたのがいささかショックだった。
見瀬:疲れた
村松:得がたい経験をした。リード出来て良かった。
勝亦:良かった。また穂高周辺の岩場に行きたい。
斎藤:一本リードで完登出来てよかった。
柴谷:本州はお金の面からしてどうかな…。
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現役の報告・ 2004年8月30日 (月)
音更川〜ヌプン九の沢〜沼の原沢川〜大石狩沢 04 8/26〜29(4―0)
L:三木(OB5 AL:山下(ゲスト M:辻 平塚(1
8/26 晴れ時々くもり 6:15岩間温泉発〜12:15天狗のコル〜13:30天狗平C1
音更川は何もない。co.1190の二股の左股を行き、天狗のコルに当てる。水流は所々伏流しており、水が全くない所もあるが、水が完全に涸れるのはco.1400を少し過ぎた辺り。初日アタックの予定だったが、疲れていたので中止し、Lsのみで翌日のルート偵察へ行く。予定の沢は急峻過ぎるので、別の沢はないものかと一つニペソツ寄りの沢を下ってみる。co.を200ぐらい下ってみて、特に問題なく水線まで降りれそうだったので、翌日はそちらから降りることにする。時間もかなり短縮できそうなので、翌日にニペアタックをすることにする。8/27日 一日中晴れ 6:10C1発〜7:00(〜20)ニペソツピーク〜8:10戻って入渓〜
〜10:00水線の沢に降りる〜11:00計画の沢との出合〜13:40co.850林道〜14:50ヌプントムラウシ温泉
朝起きると気温が氷点下1度だったので、焚き火をせずにテント内でガスを使って食事。問題なくニペアタックを済ませ、前日偵察した沢を下る。co.1600までは何も無い。co.1580に20mの滑滝、Lがab.するが、下から見ると右岸側にルンゼがあったので残りはそちらから降りる。co.1440に5mハングの滝、ab.水線との出合に5mの段差、c.d.。 co.1380に5mの滝、ab.。co.1370に5mの段差、シュリンゲをたらしてc.d.。co.1330に15mの滝、ab.。この沢は、下るのは容易だが、登れない。co.1220から河原歩き。co.850の右岸側に林道。8/28日 晴れ 8:10C2発〜12:10(〜30)ペテトクのコル〜13:10大石狩沢出合C3
夏道出合から入渓。沼の原沢川は、co.860までブル道。沼の原沢川は何も無い。ペテトクのコル最低部から、ペテトク沢へ降りる。林道終点にてC3。8/29日 くもり後晴れ 6:00C3発〜9:15(〜45)石狩岳ピーク〜11:50下山
C3からco.1430まで何も無い。co.1430に10mの滝。右岸に捲き道。co.1500からガレ、co.1600付近に雪渓が少々。co.1700の二股を左に。ほとんどヤブ漕ぎをすることなくピークまで。ピークからはシュナイダーコースを使って下山。計画では上部に滝が3つあるということであったが、それはco.1540の二股を左に行く直登沢のことだった。ルームの記録が間違っていたと思われる。
(Party)
Ls:問題なかった。ちょっと簡単すぎたかも。
M:良くできた。
(Impressions)
辻:良い経験になった。
平塚:温泉最高!
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現役の報告・ 2004年8月25日 (水)
04 8/21〜8/24 (4−0)
L:市川(3 AL:見瀬(3 M2:勝亦 中島 M1:澤田 寺尾 吉田
8/21日 曇り モセカウベツ川河口 (5:00)−Co1000付近=C1 (15:15)
河口より右岸林道を行き終点より入渓。Co300にF1問題ない。Co400にF2、右岸直登20m、ザイルFix。Co400から滑状になる。Co470にF3、左岸をまく。その後の小滝は増水のため中を行けず、左岸を登る。ザイルFixでザックつり上げ時間かかる。Co550とその先にF4、F5、容易。Co680二股は左股を行く。Co800で伏流。Co800 F6 2段30m、下段は左岸を容易に行け、上段のチムニーはザイルFixしザックつり上げ、空身じゃないと難しい。その後雪渓がある。Co1000あたりでC1。この沢は小滝がたくさんある.8/22 雨 C1 (4:40)−Co1100=C2 (6:40)
小滝で1回ザイルを出す。雪渓が所々に残っており、まいたり、のったりして通過する。その後、視界がないのでCo1100でC2。8/23 晴れ C2 (4:40)−知円別分岐 (6:05)−東岳北ポコ (7:15)−ポンルシャCo520=C3 (15:00)
C2から沢型をつめヤブを少しこぎ夏道上へ。知円別分岐から踏み跡を使い、東岳北ポコまで。そこから東に伸びる尾根につけられた踏み跡を使い、ショウジ川源頭へ入る。途中で黙祷。勝亦が美声を響かせた。Co1100付近で尾根をのっこすが、1本西の沢のほうに寄り過ぎてしまい、軌道修正。時間ロス。尾根ののっこしはCo900付近まで下降してからするべきだった。ポンルシャ川Co520 30m 2段の滝は、上段は左岸をまき、下段ab。少し下で切り開いてC3。8/24 晴れ C3 (5:00)−ルシャ河口 (10:00)−知床大橋 (13:40)
Co300 25mの函滝は右岸をまく。前日からLの足の持病が悪化し、パーティーの安全を確保するのが難しいと判断し下山を決める。ルシャ河口では巨大なヒグマがコタキ方面へ悠然と闊歩していた。海岸にもヒグマがいた。だるい知床林道を歩き大橋へ。 パーティー)
(Party)
予想外に時間読みよりかかってしまった。パーティーの規模が大きすぎた。
Ls:地図読み力不足。市川:健康管理。見瀬:問題なし。
M2:口出しをし、よく頑張った。
M1:頑張った。
(Impressions)
市川:水虫を甘く見ていた。こういった結果で山行が打ち切りになって、申し訳ないやら悔しいやら。ぜひリベンジを。
見瀬:熊に会えた。続きはまた来年。
中島:ウニを食べたかった。
勝亦:知床を感じた。
澤田:知床は寒かった。
寺尾:貫徹できなかったのは残念だったけど、いろいろ学べてよかった。
吉田:不慣れな点が多かったので反省したい。
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現役の報告・ 2004年8月15日 (日)
04 8/11〜14(4-0)
L:市川 AL:見瀬(3 M2:中島(2 M1:澤田卓 平塚(1
8/11 晴れゲート(4:15)〜堰堤(6:30)〜二股(10:30)〜泊沢出合=C1(15:20)
林道を歩いて堰堤まで行く。ダム湖は左岸の踏み跡を頼りに行くが、すぐになくなったので高巻きをしていく。しかしそれも危険なため、途中から湖岸の淵をへつったり、泳いだりしていく。ALが泳げず苦戦。どうやら巻き道は無いらしく、淵を泳いだり歩いたりした方が早い。二股から泊沢出合までは河原。渡渉をたくさんする。co.410石滝はただの段差、右岸を行く。co.480の魚止めの滝はALリードで右岸直登、問題なし。泊沢出合でC1、快適な天場。赤石川は至る所に整地された天場がある。8/12 曇りのち強い雨 C1(5:00)〜コル(8:10)〜西の沢出合(13:50)〜西の沢co.630=C2(15:20)
co.630の滝(黒滝?)は左岸のガレ場を少し行き、そこから側壁草付を登る。LがリードでザイルをFIX。ちょっといやらしい。その直後10mの滑滝。左岸に踏み跡がはっきりあり容易。小滝をいくつか越えて、三つ股とも滝になっているco.700の三つ股の右股に入る。コルへはヤブ漕ぎは少ない。滝川は上部に10mの滝が2つ、一つ目はC.D.、二つ目はAB。いつの間にやら本流に入る。co.700付近の二段30mの大滝は二度AB。co.600付近に函、容易。co.560の10mの滝(地図上3つ目)は左岸AB。地図上2つ目の滝は存在しない。co.510アイコガ滝(地図上1つ目)は、3段の巨大な釜を持つ滝が連続している。1つ目は右岸巻く。2つ目は右岸をAB。3つ目は容易。この日は西の沢出合でC2の予定だったが、大雨に降られ増水の心配があったため、西の沢の上流部で泊まることにする。西の沢は巨岩帯あり。小滝もいくつかあるが問題ない。8/13 曇 夜に大雨 C2(5:00)〜コル(6:30)〜再びコル(8:20)〜追良瀬出合(10:50)〜ウズラ石沢co.520=C3(11:40)
前日の大雨で少し増水気味。co.530〜630まで函地形。一部難しい所もあり、ザイルが残置してあった所もあった。増水時は危険。水流の多い沢をつめていく感じで行き、ピークまで。ドンピシャでピーク直下の夏道に出る。ピークにつくと、ジジイ・ババア×50くらいがピークを占拠しており、幻滅する。そそくさと下山。十二湖方面への夏道は荒廃しており、強烈なヤブ漕ぎが予想されたため、陸奥黒崎方面への夏道に切り替える。そのまま下山。8/14 晴れ C3(6:30)〜白神ピーク(10:20〜45)〜下山(13:50)
前日の大雨で少し増水気味。co.530〜630まで函地形。一部難しい所もあり、ザイルが残置してあった所もあった。増水時は危険。水流の多い沢をつめていく感じで行き、ピークまで。ドンピシャでピーク直下の夏道に出る。ピークにつくと、ジジイ・ババア×50くらいがピークを占拠しており、幻滅する。そそくさと下山。十二湖方面への夏道は荒廃しており、強烈なヤブ漕ぎが予想されたため、陸奥黒崎方面への夏道に切り替える。そのまま下山。
(山行分析)
今回は天気を二日読んで入ったが、読みきれずに悪天につかまってしまった。これはLsの天気判断力不足と言えるが、予測しづらい天気であった。悪天に対して的確な対応ができたと思う。因みに白神山地では、増水の心配が特に必要とされるのは赤石、追良瀬などの本流であると思われる。支沢に関してはそれほど心配は要らないだろう。西の沢での地図読みミスは、不注意であった。ただ白神は支沢が多いのは確か。下山する夏道を変更したことについては、計画作成段階での情報収集不足である。現在十二湖方面への夏道はほぼ使われていないものと思われる。
(Party)
長時間行動、悪天対処がしっかりできた。
Ls:地図読みミス、天気判断は微妙だったが悪天対処はきちんとできた
( L:体調管理
(AL:泳げない、パッキング不十分
M2:パッキング不十分、よく頑張った
M1:よく頑張った
(平塚:緊張感の維持
(澤田卓:体調管理
(Impressions)
市川:ダム湖が核心だった。あと平塚汚かった。
見瀬:ダメだった。下山後も核心だった。
中島:パッキングの重要性を改めて知った。
澤田卓:ブナブナしてた。
平塚:気をつけます。
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現役の報告・ 2004年4月19日 (月)
4月14〜18日(4−1)
L馬詰(5) M中島(2)
14日 晴れ後曇 姿見駅11:15−旭岳12:45−白雲岳避難小屋15:20
4月3日に一度石室で引き返し、二度目のトライ。寒冷前線の通過のはずだが旭岳温泉につくとよい天気。ロープウェーで上り、歩き出す。石室を過ぎてすぐアイゼンに変えて快調に上る。頂上につくころから風が強くなってきて曇ってきた。外輪山につくと強風で振られる。アイゼンで白雲岳のコルを目指す。雲は高いところを行くので雲に巻かれる心配はとりあえずなさそうだ。白雲避難小屋は立派な小屋で、埋まる心配もない。二階から入り快調な一夜。夜から冬型になり、かなりの風が吹いていた。15日 曇 白雲岳避難小屋5:45−忠別岳8:20−ヒサゴ沼避難小屋10:50〜11:40−トムラウシ山14:45−三川台Co1660 16:30
朝起きると風は少し弱まっている。歩き出そうとするが真っ白なので一時間ほど待つ。すると時々視界が出るので出発。風は強く昼過ぎまで振られる風が吹いていた。ハイマツや岩が出ているし、強風でクラストしているのでシーズリ。すると途中でシールの後ろの紐が切れる。岩が出ていると弱いようだ。忠別岳につくころから視界も出てきて一安心。五色岳からは磁石を切りつつヒサゴ沼へまっすぐ下る。風でかなり消耗したので避難小屋で一休み。立派な小屋で二階から入れるが、ドアが開いていて中は雪まみれだった。茶を飲んで出発。天沼へ続く沢型は雪崩の危険があるので右岸の尾根を上る。天沼でのっこすか否かで小一時間ほど悩む。引き返そうと思った瞬間晴れてきた。Mも「行きましょう!」とのことでのっこす。トムラは西側に回りこみ空身でアタック。十勝連邦が美しい。その後は三川台まで相変わらず強風とクラストのためアイゼン。三川台の少し東の崖マークが途切れているところから下に下りる。バックステップが一ヶ所でカール状へ下れた。三川台からの尾根の下まで行きブロックを積んでテントを張る。16日 雪のち曇 三川台5:30−1404コル8:50−オプタテ11:20−美瑛富士避難小屋13:15
朝は雪が降っているが視界はある。今日もクラストしているのでアイゼンで行く。コスマヌプリで視界がなくなり磁石で1404コルへ下っていく。コルに着くとオプタテがかなり大きく聳え立っていた。黙々と登るがやたらに長い。頂上付近から風が強くなり振られる。頂稜は少し細くなっていて強風下では少し緊張する。Mの意向でしっかり石垣山も踏んで美瑛富士避難小屋へ下る。埋まっていて屋根しか出ていなかった。掘り起こして入る。17日 吹雪 停滞
予報では低気圧が通過して午後から晴れる予定だったが一日猛吹雪。ドアを空けると吹き込みが激しく閉めるのが大変で一日中小屋の中。ビニグソを伝授した。18日 晴れ時々曇 美瑛富士避難小屋4:15−美瑛富士4:50−美瑛岳6:05−十勝岳8:40
−H 9:45−富良野岳11:40−前富良野とのコル12:30〜13:10−前富良野岳14:10−ベベルイ16:30
やっと予報があたり朝から待望の晴れ。早起きして出発。美瑛富士、美瑛岳と行く。Y'への下りは岩が出ていて少し手間取る。昨日の新雪で吹き溜まりができ雪面はいやらしいところが多い。十勝岳をのっこすと久々のトレースがある。上ホロでは人とすれ違う。大して長い期間入っているわけではないのに、やたらと懐かしく感じる。雲行きがあやしくなってきたので先を急ぐ。富良野ののっこしは、丁度風が強くなりがんばる。頂上手前の雪稜が発達していて所々ナイフリッジになっている。Mには厳しそうだったが、しっかりとトレース切って着いて来てもらう。頂上はまた強風。前富良野とのコルへは強風とダンゴのためしんどい。コルに着くと天気は良くなりやっとこの時期の山みたいな天気になる。しばしの休息。やっと出番のきたスキーを履き出発。Co1520くらいでアイゼンに変え前富良野岳へ。頂上からは南東尾根へ入っていく。ダンゴになって危ないのでアイゼンの上からビニールを履く。南東尾根の上部はハイマツが少し出ていて良かったが、吹き溜まりが激しいときは雪崩れそうだ。Co1300でスキーに変えあとは快調なザラメスキー。林道はよく分からなかったのでベベルイまで林の中を滑っていく。畑に出て貫徹!そして今回もバスの時間が迫り最後はランニング。4分前に着けた。
(写真:三段山からみた十勝岳,同日澤柿撮影)
携帯電話について:
今回は逐一現在地をメールで伝えた。稜線上のほとんどで使えた。ただ、天候に多少左右されるとは思う。Party:
スピーディーに動けた。天気が不安定で予報もあてにできず読みきれなかった。
L:思い入れは強かったが、無茶することなくしっかりと判断してこれた。
M:体力・諸動作ともに十分。細いところもしっかりついてきた。風の行動もよくがんばった。
感想
馬詰:念願の縦走。二度目で貫徹でき本当によかった。大きな山をダイナミックに登るのは快感だった。これからは大雪十勝を安心して眺めることができると思う。心配し見守ってくれた方々にも感謝したい。
中島:始まる前はしっかり歩き通せるか不安だったが、強風の中昇天することもなく貫徹できてうれしい。今回の山行によって自分の中のいろいろな面で自信がついたと思う。
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現役の報告・ 2004年4月2日 (金)
敗退 4/1(1−0)
L澤田浩子(3 AL見_宏尚(2 M斎藤基比古 柴谷章仁 村松俊輔(1
3月31日 札幌から豊浦を経て函館へ、函館からフェリーで青森へ。八甲田ロープウェイ駅駐車場にてC0。
4月1日 曇り 風強い
八甲田ロープウェイ終着駅(11:15)・1521引き返し(12:00)ロープウェイ終着駅(12:50) 強風でロープウェイが動かず時間待ち。動き出したのでロープウェイで終着駅へ。雪が非常に硬く、最初からシーズリストックつぼで行く。駅からたも田茂やち萢岳北の平らな部分には竹竿の道標がある。・1521への尾根は夏道がわかる。・1521で視界がなくなり、風も強く、雪が硬くEPなしでは滑落の危険があるため引き返す。帰りは田茂萢岳ピークを経由してロープウェイ駅に戻る。下りのスキー場も雪が硬く大半シーズリつぼで下りた。<Party>
下山後翌日と翌々日の雨の後再度入山するか話し合ったが、やはりEPなしでは危険だと思われたため帰札を決めた。
EPを持っていくべきであった。スキーは楽しむどころではなかった。
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現役の報告・ 2004年3月27日 (土)
3月20〜26日(7−0)
L馬詰(4 AL三木(4 M 斎藤 勝亦 中島(1
19日 車で一日かけて羅臼の熊の湯にC0。熱いお湯で入るのは大変。
20日 晴れ後曇 熊の湯5:10−Co260 6:40〜9:15−Co1040 13:30
スキーをはいて出発。知床大橋から羅臼南東尾根に取りつく。するとすぐにMのスキーとビンディングが分離。仕方ないので一度Lと町に下りて直してから出直す。南東尾根はCo900くらいまではブッシュ。そこからは硬くなるのでアイゼンに変える。みな重荷に苦しんでいたので、Co1040でブロックを積んでC1。21日 曇後晴れ C1 5:40−羅臼岳8:30−羅臼平9:15
昨日の夜は少し雪が降った。朝から山の方は雲がかかっている。Co1100からは急斜面で慎重にステップを切っていく。上部に出ると風が少し出てきた。頂上付近は視界が100〜200。ドームの下に荷物をデポして空身で頂上へ。風が強い。羅臼平に下ると視界が50以下に。南側のCo1320付近でイグルーを作る。すると、12:00にガスが取れ快晴。流氷が遠くに望めた。夜、隙間からの吹き込みが激しいので中にフライを張って寝た。しっかり塞ぐべきだった・・・。22日 快晴 C2 9:20−知円別岳13:40−ルシャ山の先Co580 16:40
朝、外に出るとホワイトアウト。昨日のように晴れることを祈りつつ、イグルーの隙間を埋める。すると9:00に快晴。喜んで出発。快晴の稜線は実に気持ちが良い。オッカバケ岳付近は東側を捲いていく。ここいらはスキーで行けた。だんだん暑くなってきた。知円別を越え、東岳付近から東側をトラバースしつつルシャ山に下りていく。遭難現場で黙祷し、さらに下る。途中でM昇天するが、タンネ帯までは下ろしたいのでがんばってもらう。Co600からタンネ帯。C3とする。結局、天場までアイゼンであった。23日 快晴 C3 7:10−ルシャ川Co170二股 8:10〜30−862北コル14:00
今日も快晴だ。スキーを履いて快調にルシャ二股まで。二股ではクロテンが遊んでいた。平和だ。少し口をあけた川で水を汲みルサ山へ登っていく。今日も暑い。スキーが下駄になり不快調だ。862北コルは西側にタンネが少し生えている。しかし、荒れたらイグルーだろう。シュラフを干してのんびりする。ところがALがピッケルを落としたことに気づく。仕方ないので、ALは器用にストックをストーブで熱して曲げ、ピッケル代用品を作る。岬まではこれで、海岸でピッケルが必要なときはロープを出すことで対処することにする。24日 快晴 C4 5:10−知床岳7:45−ポロモイ台地9:45−ウィーヌプリ南ポコ南コル12:00−岬手前Co110 16:45
今日も快晴。アイゼンで登っていく。1182とのコルに荷物をデポし知床岳をアタック。頂上直下に天場の跡があった。こんなところにテントで泊まる人もいるのかと驚く。ピークからは連山と岬の方へ細くなる半島が望めた。ここは携帯電話が使用可能なのでメールを送る。ポロモイ台地に下りたところでスキーに変え順調に進む。ポロモイの先は、捲けるポコは捲いていく。ウィーヌプリ南コルの手前でどんどん細くなる半島を見て今日中に岬に行きたくなって行くことにする。ウィーヌプリ南ポコからはアイゼンに変えたりもしながら捲けるポコは捲き時間短縮する。ウィーヌプリからは尾根が細くなり所々岩も出てくるが特に問題はない。尾根を下りきったところではキツツキが木を打っていた。日暮れが迫り体力切れでもあるので気持ちの良いタンネ帯でテントを張り焚き火をする。スキーは勢い良く燃えた。疲れてはいたが充実感の一夜であった。25日 曇 C5 7:15−岬7:45〜8:30−ペキンの鼻北14:20〜16:20
出発するとすぐに岬の草原に下る。喜ぶ。海岸には流氷の残りがあり、はじめて見る氷に乗って遊ぶ。ALがウニを取ったが身は入っていなかった。海岸は風が強く寒い。カブト岩付近には鹿の死体がたくさんあった。今から登る崖から落ちたかと思うと気が引き締まる。カブト岩は100m程雪のルンゼを登る。上部は急で条件悪ければロープがいるだろう。下りは適当に下れるが所々急。念仏岩はルンゼを50mほど登り最後にfixロープ掴んで上がる。下りはfixロープを掴んで。その後はひたすら海岸歩き。ペキンの鼻手前で、L-sとMの間が余りにも開くので泊まることにする。26日 雨のち雪 番屋7:10−相泊16:15〜16:45
予報では雨だが起きると降っていないので出発する。するとすぐに降ってきた。ペキンの鼻は番屋のすぐ先から台地に上がり大播きする。下りは捲き道がある。その南、剣岩までも正午が干潮のためか特に問題となるようなところはない。アイゼンの前爪を使うというところ(船泊)もプラ靴で通過できる。剣岩は海の方から捲けた。このときアウターとインナーの間に漬物袋をはくが実に良いアイディアだと思い感心した。タケノコ岩は南にfixロープ。その後の巨岩帯が面倒。化石浜の南のへつりが不可というところは干潮に上手くあたり場所すらよく分からなかった。最後の観音岩で下りがいやらしく懸垂することに。アンカーは木を切って雪に埋めた。最後の海岸をひたすら歩き吹雪になりつつある中、相泊に。久しぶりの舗装路に喜んだ。時間は16:15。最終のバスが12キロ先のバス停から二時間後に出発するのでLが車の回収に一人ランニング。吹雪が強くなり暗くなった頃に今日はバスが運休との連絡が。がっかりしてタクシーを呼ぶ。しかしタクシーのライトがあるところから近づいてこない。急いでいってみるとゲートが閉まっていた。仕方ないのでLのみ車で一夜を明かし他の4人はまたテント。今日はびしょ濡れだっただけに不憫に思う。夜から猛吹雪で大荒れ。27日 猛吹雪
朝4時間かけて皆ゲートまで歩いて無事合流。ALが転ぶほどの風だったようだ。お疲れ様。 帰りは吹雪のため釧路方面通行止めになり根室の方を経由してハゲ天へ。御影駅で1泊して、28日に帰札した。
Party
L-s 気が良く特に問題なかった。悪天につかまらなくて良かった。
M 大変良く頑張った
感想
中島:色々と迷惑を掛けてしまったが素晴らしい経験でした。
勝亦:色々と大変だったけれど素晴らしいメインだった。
斎藤:行けてよかった。満足でした。
三木:みんなありがとう。
馬詰:実に楽しかった。
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現役の報告・ 2004年3月14日 (日)
16年3月7日〜13日 (5−2)
L馬詰(4 AL澤田(3 見瀬(2 M金子 柴谷 村松 吉田(1
3月7日 晴れのち曇り 登山口10:00−半面山14:35
芦別山塊が見事に望める朝でした。夕張下山口の金山の林道へ車を回して冬尾根を登る。小春日和のよい天気。明日から移動高で平穏な春メインを予感する。登りは快調に登り半面山で風の防げそうなところに夏天。雪も降らない予報だったので少し掘り下げる。Mはパー食の重みに耐えかね初日から豪華な夕食でした。3月8日 曇りのち雪 半面山6:10−芦別岳9:15−芦別南東尾根1630南10:00
朝は視界が200〜300。移動高の読みで天気は上り坂と見て出発。雲峰山からシートラ。確かに雪崩に注意が必要。ピーク直下のトラバースは雪も少なく問題ない。ピークにつくころには視界が50mほどで風も出てきた。ピーク付近の岩塔をルートファインディングする視界が無いので、ピークから南東尾根を下りポントナへの斜面で雪洞かイグルーを作ることにして斜面に入る。ポントナへトラバースを開始してすぐに完全なホワイトアウトになったので南東尾根直下まで戻り雪洞を掘る。3月9日 雪 停滞
昼から移動高で全道的に晴れる予報だったので昼から全装で待つが一日中ホワイトアウト。午後吹き溜まり方が激しくなってきたので入り口に通路として小さな、かまぼこ型イグルーを作り出口を確保する。3月10日 晴れのち雪 Co1630付近5:00−鉢盛山8:35−1415の下12:20−1415ピーク13:20−1262の下14:30
今日は移動高で午前中持つ予報なのでラテルネ行動で出発。ポントナまでの台地はやはり晴れていないと厳しい。ポントナは風が強いのでシーずりで通過。下りには視界が必要。1436は岩峰なので西側を捲いていく。夕張マッターホルン(1415)がかっこいい。1415の下につくころには天気が悪くなり始める。風が強く一度1415のアタックを取りやめようとしたが気を取り直して再度出発。登りは太ももから腰のラッセルだがカンバもありそれほど雪崩も怖くない。ピークはまたもや何も見えないが喜んだ。下りは一年生もいるのですべてバックステップ。1262の下のタンネ帯に夏天。夜から大きな低気圧が通過するので防風ブロックを積み雨に備えて寝る。3月11日 雪 停滞
朝は湿雪で雨は免れた。準備山行の南日高で雨で手痛い目にあっているだけにホッとした。今日は強風で黄砂が飛んだようだ。3月12日 雪 C5 6:00−1290南コル付近10:00
今日は冬型。黄砂のせいで雪が汚い。視界は100〜200。風は強いが問題ない。1262から1303まではブッシュが少し出ているので視界が無くてもなんとかなる。1290付近は風を避けて東を捲いて行く。1290南のコルのタンネ帯で夏天。3月13日 雪 C6 6:50−夕張東尾根1420付近9:15−夕張岳10:40−東尾根1270付近12:00−林道16:55−トナシベツ川の「川」の字(車)18:00
今日は冬型で午後から南岸低気圧。朝出てみるととても夕張のっこしできる天気ではないので方針を変え、南富良野町の「富」の字から夕張東尾根にトラバースをし、こからアタック。1500でデポ旗を打ち北側へトラバースし再びデポ旗を打ちアタックすることにする。で、デポ旗をつくり出発。「富」の字からの東尾根のCo1420を目指してトラバース。ブッシュは少し出ているが視界がない。途中先頭を行っていたLが小さな沢型を見出せず少し落ちる。問題ないが、ブッシュが見えたので雪面を凝視することを油断してしまった。東尾根1420にドンピシャで出て、シーデポしてアタック。1500にデポ旗を打ち北面へトラバース。再びデポ旗を打ち北面を登る。このころから時々視界が出てさらに西に尾根を見つけたが風が強そうなので少し急だが北面を登る。頂上直下で尾根に出るとかなりの風。引き返しも考えたがこのパーティーはかなり風に吹かれているし、少しなので行くことにする。一瞬で頂上を後にし下山にかかる。北面の下りは上部バックステップ。1415でのバックステップの経験が役に立った。その後はシーデポまで磁石で戻る。スキーに履き替え東尾根を降りる。小夕張岳(1234)は急で細くセッピも出ているのでアイゼン。このころから南岸低気圧の影響で天気が悪くなってきたがもう樹林帯内なので安心。881からは急でブッシュも出ているので大体つぼで降りる。
林道に出てからは無心で一時間歩き、暗い中車についた。実に天気の悪いメインであった。
参考:携帯電話は稜線上では電波が入る。
Paty
悪天行動ばかりであったが良い経験になった。
L-s 芦別ピーク直下のC2は微妙な判断であった。南東尾根へのトラバースが問題なく比較的退路が確保されていること、翌日が晴れの予報などを考慮して泊まることにした。小山行では泊まってはいけない場所であると思う。
L 馬詰:少々突込み気味であった。
AL 澤田:悪天行動で前を行ったりと良く頑張った。
見瀬:大変良く頑張ってくれた。
M 金子:良く頑張った。
柴谷:パー食ごちそう様でした。
村松:良く頑張った。もう少し諸動作を早く。
吉田:良く頑張った。
感想 馬詰:予想外にボリュームのあるメインになって充実して楽しかった。
澤田:良い経験になりました。
見瀬:良い経験になりました。
金子:とべそうだった。
柴谷:軽量化が重要だと思った。
村松:予想以上のボリュームだった。
吉田:晴れて欲しかった。
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現役の報告・ 2004年1月4日 (日)
03 12/26~04 01/03 (7-2)
L 瀧花5)AL 三木4) 澤田3) M 勝亦 斉藤 柴谷 中島 村松 吉田1)
12/26 雪 曙橋(9:25)~オプタテシケ沢左岸Co760C1(14:30)
前日の夜中、ようやくの大雪の中出発。朝方、デポを置くためにトムラウシ温泉に向かうも除雪がされておらず、いろいろ手間取り曙橋を出たのは朝もだいぶたったころであった。しばらくラッセルしていると後ろから除雪が来た。結局、殿狩橋まで除雪が入る。そこから全員で仲良くラッセルを交代で進め、オプタテシケ沢左岸Co760でC1とした。12/27 晴れのち雪 C1(7:10)~Co1030C2(9:30)
オプタテに向けて斜面を登る。途中・997を経由していく。アタックは天気的、時間的に厳しいと判断しCo1030でC2とする。C2設営後、・997から北西に伸びる尾根をCo1300付近までトレースをつけに行った。帰りは軽い新雪を快調に楽しめた。12/28 雪 C2(6:45)~Co1200時間待ち(7:30~8:30)~C2=C3(9:10)
前日のトレースをCo1200のタンネ限界付近で視界ないのでツェルトをかぶり時間待ちするも回復しないので、天場にもどる。12/29 湿雪 C3(7:30)~緑雲橋C4(14:40)
予想通り、低気圧が通過する。明日は冬型が強まるとの見込みなのでオプタテを諦め先に進めることにする。林道に乗り、トノカリのカの字の橋を渡る。林道を行き三股山の斜面を温泉に向けて行く。ブル道や林道が錯綜している。緑雲橋へおりる斜面は急である。この日は折りからの湿雪で全員びしょ濡れとなる。トムラへ向けて士気を保つにも、消耗したMをみるのも忍びなく、下山までとっておくはずの温泉に入るのも止むを得ない処置であった。デポを回収。12/30 風雪 C4(7:30)〜カムイサンケナイ川二股C5(14:40)
強い冬型で樹林帯でも視界は100mを切ることもあった。社会人の先行Pがいたのでそのトレースを使用させていただく。夏道の一つ西の尾根から取り付き、あとは大体夏道上をいく。短縮登山道との合流点から北にカムイサンケナイ川に向けて下りる。渡渉はCo970付近の屈曲部で、最初Lがスノーブリッジを使い渡渉するも破壊してしまったので、後続のために橋架けをする。沢沿いは急なところもあるので左岸の尾根に乗り、二股まで。二股にはそれと分かる過去のRoomの痕跡があり、見つけたときにはなんだかホッとさせられた。12/31 雪のち曇り Stay C5=C6
日中に谷が通過するということなのでStay。午後LとALでトレースをつけに行く。二股の渡渉はスノーブリッジ。尾根は取り付き急なので状態によっては雪崩の警戒が必要である。取り付き以外は快調な尾根。1/1 雪 C4(7:30)~前トムラウシ平Co1720引き返し(9:35)~C6=C7(11:50)
前日のトレースを辿る。尾根を登っている最中、風は少しあるが青空も時折見える。Co1660でシーデポ。樹林限界ともなると風が強くなる。行けるとこまで行ってみることにするも、Co1720の前トムラウシ平付近で視界、風ともに厳しく引き返す。帰幕後焚き火をする。また一つ痕跡を増やした。1/2 雪 Stay C7=C8
カードをしたり、焚き火をしたり、寝たりして過ごす。1/3 雪 C8(7:15)~トムラウシ温泉(13:05)
この日も朝から雪。次の日も悪くしばらく冬型が続くとの予想なので下りることにする。来た道を戻る。途中、渡渉点を通り過ぎ、一時間ほどロス。夏道上に出るトレースがあったのでそれを辿り温泉まで。結局、ピークを踏むことなく新しい年になっていた。
(Party)
L-s:天気判断少し甘かった。 AL ルートファインディングまだまだ
Mの一人が指に一度の凍傷を負う。アタックの最中にできたものと思われるが、注意が十分ではなかった。
M:ラテルネ、ストーブ修理具忘れる。諸動作はまだまだ遅い者もいる。体力、行動技術はできている。
(Impressions)
勝亦:冬山体験できてよかった。R.Fがんばりたい。
斉藤:寒かった。最後までいけなかったのは無念。柴谷:物足りなかった。
中島:天気判断の重要性がわかった。
村松:寒さの厳しさを身をもって実感した。
吉田:日に日に動きが鈍っていった。これ以上いたら大変だった。
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