NO.2 山口健児氏
製作者銘:BHEND SCHWEIZ GRINDELWALDBhend3代目Alfred Bhend(1911-1994)作
ヘッド長29cm、全長85cm、フィンガー長14.7cm、フィンガーは2箇所でねじ止めしている。銘のSCHWEIZはスイスのドイツ語表記。
ブレードは銀杏型で湾曲している。背面に金の象嵌細工でyama-kenの銘あり。シャフトは扁平で細く、繊細な感じのするピッケルである。
ベントはアイガーやユングフラウで有名なスイスのベルナーオーバーランド地方グリンデルワルドの、現在まで4代続くピッケル鍛治である。製作者銘がALFRED BHENDから単にBEHNDだけになったのが1955(昭和30)年頃からと言う資料から、山口氏が購入したのは昭和30年前後と考えられる。渡欧の機会が多かった山口氏は、直接ベント3代目に製作を依頼したものであろうか(昭和29年に渡欧している)。
ブレードは銀杏型で湾曲している。背面に金の象嵌細工でyama-kenの銘あり。シャフトは扁平で細く、繊細な感じのするピッケルである。
ベントはアイガーやユングフラウで有名なスイスのベルナーオーバーランド地方グリンデルワルドの、現在まで4代続くピッケル鍛治である。製作者銘がALFRED BHENDから単にBEHNDだけになったのが1955(昭和30)年頃からと言う資料から、山口氏が購入したのは昭和30年前後と考えられる。渡欧の機会が多かった山口氏は、直接ベント3代目に製作を依頼したものであろうか(昭和29年に渡欧している)。
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