NO.6 安田一次氏
1935年工・電製作者銘:CHR. SHENK GRINDELWALD
初代Christian Schenk(1861‐1926)
2代Fritz Schenk(1894-1973)
ヘッド長29.3cm、全長93.5cm、フィンガー長14.5cm。ヘッドトップは頭抜き構造(シャフトをヘッドに貫通させて上から蓋を被せる)、ブレードは平刃で三角形、ピック先端は鋭く尖り、シャフトは扁平で全体に細身、極めて長いが、軽量の美しい形状のピッケルである。
シェンクは、アイガーやユングフラウで有名なグリンデルワルド(Grindelwald)のピッケル鍛治であった。2代目はFritz Schenk(1894-1973)、後継者はなく、既にピッケルの製造はしていない。初代、2代目共に製作本数は少ない。
全体の伸び伸びとした線から、NO.3井田氏と同じく、初代シェンクのものと考えられる。シャフトに墨でATHABASCA GLACIERと署名がある。北大山岳部創立50周年記念山行のカナディアン・ロッキーを記念してであろうか。
シェンクは、アイガーやユングフラウで有名なグリンデルワルド(Grindelwald)のピッケル鍛治であった。2代目はFritz Schenk(1894-1973)、後継者はなく、既にピッケルの製造はしていない。初代、2代目共に製作本数は少ない。
全体の伸び伸びとした線から、NO.3井田氏と同じく、初代シェンクのものと考えられる。シャフトに墨でATHABASCA GLACIERと署名がある。北大山岳部創立50周年記念山行のカナディアン・ロッキーを記念してであろうか。
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