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95ブニ-ゾム峰西面-West face of Buni-Zom »

登山隊メンバー

斎藤清克(26)リーダー・登攀 北大理学部地鉱大学院研究生
今回の遠征の言いだしっぺ。現地での交渉、登山活動、全ての活動に於ける中心人物。 この遠征後、中国へ一人旅立ったが、集団で襲われ持ち物を全て奪われるというスリリ ングな経験をしたらしい。
本多和茂(24)アシスタントリーダー・医療 専修大学北海道短期大学講師
行く先々での植物の観察、写真撮影を怠らない勉強家。その容貌がパキスタン人好みな のか、何故か現地の人々に人気があった。ベースキャンプでのトランプではさんざんカ モられていた。
清水徹(24)会計・渉外 北大工学部精密工学大学院修士2年
高地では至って健康、何故か街では体調を崩す男。ブリーフィングの当日、イスラマバ ードでけいれんを起こし病院へかつぎ込まれ、下山後のギルギットでは街の中でぶった おれ、タクシーの運ちゃんに拾われホテルに運ばれた。
辺見悟(22)食糧・装備 北大教養2年
唯一人の現役。今回の遠征のために食費を切り詰めたために、出発前の健康診断で栄養 失調と診断された。登山活動後にいらなくなった装備を配った際、彼の汚いジャンパー は失笑の的となり、それを欲しがる現地人はいなかった。
三瓶修(26) 装備 北大山の会会員
大阪在住の会社員。
田中健太郎(26) 記録 北大山の会会員
大阪在住の会社員。
JAVAID IQUVAL リエゾン・オフィサー
気配りの細かい、たいへん親切な紳士。リエゾンに振り回されるのではないかという、 我々の心配は全くの杞憂に終わった。ベースキャンプでは毎日お祈りをする熱心なムス リム教徒。
MOHAMMAD FAQIR コック
街では食糧・装備の調達を手伝い、ベースキャンプでは、いつもうまい飯を作ってくれ た。我々の入国から、出国までずっと我々と行動を共にし、いろいろ相談に応じてくれ て頼りになった。
GULZEER KAHN キッチンボーイ
キャラバン、ベースキャンプでの雑事を引き受けてくれた。いつもニコニコしていて大 変気のいい男。現地で手にいれた羊や鶏を上手にさばいてくれた。下山後、彼の家に招 いてくれて、ご馳走を振る舞ってくれた。
ALI ガイド
キャラバンを我々と共にしてくれ、ジープやポータの手配をしてくれた。髭もじゃの大 男で見た目は恐そうに見えるが、接してみると笑顔の優しい気持ちの良い青年。悪路で のジープのハンドル捌きはうまい。

 
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