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97ドーダ峰 »
チベットへ
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 レーまでバスで二日行程。途中、ジスパのIBEX HOTELで泊る。標高3100m程度であるが、翌朝、隊員に高度障害が出始めた。サルチュは標高4250m。周辺は草木すらないガレ山。車道の脇にいくつかのチベット式住居があるだけ。なかにはパラシュートで作ったものもある。
景色の変化に乏しいなか、バスは走る。大自然は退屈だ。頭痛が加わり、会話はない。バララチャ・ラ(4891m)、マラング・ラ(5000m)の峠を越えてゆく。放置されたタールのドラム缶が道標代わりになっている。このあたりにはユキヒョウがいて、昨日は羊が1頭やられたそうだ。皆、頭痛薬などを飲んで、レーまでの峠をやり過ごす作戦をとる。しかし、車道では世界第2位のタグラン・ラ(5300m)では、頭痛は頂点に達した。
9.サルチュ(4250m)での昼食。まったく食欲がない
10.ここは40kmほど直線道路がつづく
11.熱気のデリーを立って3日目。5300mの峠で震えている

 
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