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2011/12/27-2012/1/6(6-5)
2年班冬メイン日高 神威岳→ソエマツ岳→ピリカヌプリ→トヨニ岳
L鹿島(4 AL井村(4 M窪田 高橋 田中翔(2

<時間とルート>
1日目 林道分岐(5h)神威山荘=C1
ニシュオマナイ林道とソエマツ林道との分岐までは林道ゲートがあり車で入れない.ニシュオマナイ林道を歩き,快適な神威山荘まで.尾根末端で徒渉ルートを探しておく.(片道1h)

2日目 C1(1h)神威-中ノ岳中間尾根末端(8h)中間尾根Co1120=C2
中間尾根を登る.やはり日高の尾根.重荷ではかなりしんどい.Co1120の平らな場所でC2.

3日目 C2(1.5h)中間尾根頭(4h)神威岳=Ω3
主稜線に上がり,神威までは雪庇に注意する.ピーク周辺のみ固く,雪洞天国だそう.東に吹きだまりがあるかも.

4日目 Ω3(2h)靴幅山(4.5h)ソエマツ岳(2h)・1529南コル=Ω4
靴幅山(・1468)直前で本山行の核心部である靴幅リッジが現れる.北に捲いてブッシュを使える記録もある.ここは雪が少ないとブッシュが出ておりそれほど怖くない.ソエマツ西峰の手前は雪が多い場合は雪庇が発達し,雪が少ない場合岩が出ているところがありいやらしい.ソエマツ西峰東峰間は細い.ソエマツから・1529までは白くて細い尾根が続く.ソエマツから南1つ目と2つ目のポコの間にはGAPがあり,東側をトラバースできるが,かに歩き・BSを強いられて緊張するかも.その後の登りがいやらしい記録もある・1529南コルの吹きだまりでΩ4.ここは雪が少なくても泊まれる.

5日目 Ω4(2h)ピリカヌプリ(2.5h)・1512北2つ目のコル=Ω5
ピリカまでは特に特筆すべきことはないが,直下で雪崩に注意.ピリカの下りは視界がないと西の沢型に迷い込む恐れがあるので注意.ピリカ南Co1500までは急.BSするなどして対処.それほど簡単ではない.Rfに気をつける.ラッセルで苦労している記録(3h)がある.

6日目 Ω5(3.5h)トヨニ岳南峰(2h)南東尾根末端(1h)国道
トヨニまでは特筆すべきところはない.スノーシューで行動できるくらい広い尾根.南東尾根をさくっと降りて,国道まで.国道に上がるときは早ヶ瀬トンネルの南口に伸びる支沢を使うと楽.

<進め方>
久しぶりの2年班なので慎重に行く.主稜線に上がるまでは基本的に全天.
主稜線上は神威?・1529間は気になる風,その他は振られない風まで.全てで視界は2?300.
停滞2以上でΩ4に入る.停滞1でΩ4に入るのは天気が2日いいことが予想されるときのみ.
ソエマツ東尾根Co1530からピリカにアタックするかも.(東尾根Co1530(4h)ピリカ(3h)東尾根Co1530)
テンバ着14時.(イグルーの場合,冬テンならこの限りではない)最終下山は2012年1月6日16時.
天気
悪天は長くて2日続く.
冬型→晴れるが風が強くなる傾向にある.風慣れは必要か.
Lの前面→ガスがかかるかも.半日か1日持つ.この時間読みは重要.
Lの進路に関して
① 北海道の北を西から東に進むコース→通過後は冬型で強風.雪は少ない.
② 大陸東岸?日本海?北海道コース→東に抜けると冬型.東にHで湿った南風による湿雪が続くかも.
③ 大陸東岸?日本海?三陸沖コースのL→1日で到達し多雪をもたらす事がある.
④ 南岸低気圧→悪天.東に抜ければ回復は早いが.悪天は長くて2日続く.
⑤ Lが千島沖で発達→暴風(発生からほぼ一日で到達もありうる)
気圧配置に関して
南高北低→吹雪.
移動高→その前面なら低温.抜けると谷に入り南風が吹き込み湿雪+気温上昇.日本南方を通過でも谷.
停滞 5日持って行く.2回の停滞をやり過ごせる.アタックの機会を増やすためにも多めに持って行く.
Esc. ソエマツ岳東尾根…Co1235まで細い尾根で南側に雪庇.ブッシュをつかんでずり下がる.Co1000くらいまでは視界,風は注意したいところ.樹林内雪崩,雪庇があるので注意. 状態悪いと3日かかるかも.ヌピナイ二股は氷結している.後は最終人家の農場まで.
ソエマツ岳(2h)ソエマツ東尾根Co1235手前コル(4h)尾根末端(7h)農場
その他のテンバ
神威岳北Co1520(イグルー),靴幅山北側(イグルー),靴幅山手前JP(雪多い場合,イグルー)
ソエマツ東尾根Co1530(イグルー,冬テンなら下れば良い)
・1529の尾根Co1160ポコ東コルまたはCo1400(ブッシュは薄い)
・1512北東のコンタ尾根Coは不明だが,・1512から1.5h.(ブッシュは薄い)
トヨニ岳南東尾根末端(テント)

<パーティ>2年班冬メインin日高.
Ls:総合判断.
M:体力,口出し.
<装備>軽量化を図る.
冬テン2,DF,灯油400 ml×10日+予備500 ml=4500 ml,鍋,茶食器,ローソク,無線,ザイル8.5mm×50m,のこ2,スノーソー2,テルモス,他スノーシュー含む冬山個人装備
<準備山行>アイゼン赤岩は全員経験済み.LsとMの高橋はアイゼン赤岩のリード経験あり.
1回目:11/12-13(2-0) 旭岳崖尾根→夏道尾根
2回目:12/3-4(2-0) OP尾根逆Z先引き返し
3回目:12/10-11(2-0) オプタテ東尾根Co1740引き返し
4回目:12/17-12/18(2-0) オムシャ→野塚→トヨニ AL井ノ上不在

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