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2014.6/26(1-0)

下二股                 L井村(2008入部OB M増田 工藤(3

 

 

快晴

【時間】林道ゲート(530)F1(700-730)Co680林道(1300)林道ゲート(1600)

 

林道ゲートは、下二俣川へ行く分岐直後にかかる橋通過後にある。廃道気味の林道をぽくぽく歩いて、F1まで。F1は二段30mで写真で見るより、立っていて、正直圧倒された。しかも、沢自体は増水していないのに滝の水量は多い。とりあえず、右岸を空身で行って、行けそうなら突破するセンスで行ってみたが、水量多く、ヌメヌメでとても水流際を行く気にはならない。そこで試しに、真上に見えるカンテ沿いを一歩二歩登ってみるも、それ以上行く気にはならない。カンテ沿いには、昨年の五島が回収し忘れたと思われるイボイボと、そのはるか上に残置ハーケンが見える。ここ行った先人には本当に頭が下がる思いがした。例会で散々「直登、直登!」と豪語していたLの背中は今や小さくなり、その背中を下で見ているMの目も滝の水に劣らず冷たいものを感じる。だが、一か八かのムーブをしてここでフォールしてもしょうがないので、素直に滝の手前の右岸を捲くことにした。捲きは2p。

1p目50m(Lリード):右岸の小さな支沢を詰めて廊下状の岩盤テラスから、草付きをトラバースし、支尾根を乗越気味に、尾根の反対側にある安定した草付きテラスまで。途中の腐った木が微妙。

2p目30m(増田リード)安定したテラスから、さらに小さい尾根上に向かって簡単な深い草付きをこぐ。Lはフリーで抜ける。支点は木。

 

尾根から沢に戻った直後、Co340に大きな雪渓があった。取りつきが面倒で、左岸5m程の泥壁クライミングを強いられる。Mには、お助け紐をたらして、ごぼうで登らせる。その後、大したことないF2,3を抜けF4の階段状になっている左岸を増田リードで突破する(15m)。フォローのMがここで熊スプレーをなくした。その後、小滝や小さい函などが出てくるが特に問題なし。沢がひたすらヌメっているのが印象的。Co560の樋状の滝は、Lが右岸を行ったり、直登を試みるも難しく、右岸にある沢型を詰めて小さく尾根を捲いた。その後は何もない。Co620,650二股をともに左に行き、適当に枯れた沢を詰めると林道に出る。土管は無かった。恐らく、水量のある方に行けばある。林道は、林道なのか藪漕ぎなのか時々わからなくなる荒れ放題の道であった。大体点708から北北東に伸びる尾根に沿って走り、最後は下二股林道に直結している。だるい道を林道ゲートまでぽくぽく歩いて終了。

 

 

 

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