報告_2019.5.4,5 (2-0)
シシャモナイ登攀
TeamK : L笠井AL水野(4
TeamA : L青木(3 AL坂口(5 飯田(3
〈ルートと時間〉
一日目:P (7:30) BC (9:30)
天気:晴れ 西の河原トンネル南口に駐車。概ね廃道に沿って懸垂地点の見晴らしの良い尾根まで。Fix多数。シングルFixしてab*2で海岸まで。支点は木と残置。ハーケン打ち足した。海岸線はちょっとした岩登りやcd、へつりがあるが問題ない。BC地点にてお互いの健闘を祈り取り付きへ。
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懸垂地点より
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懸垂地点
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海岸に降り立つ
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シシャモナイ滝と壁
・TeamK クレイジールート
BC (9:30) 取り付き (10:00~10) 頭 (15:00~15) BC (16:45)
適当に歩いて取り付く。概ね山谷をトレース。
1p目:Ⅲ 25m 水野リード。顕著な凹状を直上。草付きテラスにてリング*2、ハーケンで確保。
2p目:Ⅴ- (Ⅳ) 25m 水野リード。浅い凹角。ホールドなく意外と難しい。リング、ナッツ、カムで確保。
3p目:Ⅴ 20m 笠井リード。脆い凹角~リッジに回り込む。リング*2、残置ハーケン、ナッツで確保。
4p目:Ⅴ 15m 笠井リード。ハングの間を超える。リング*2、カムで確保。
5p目:Ⅴ 40m 笠井リード。フェース~脆いリッジ~フェース~凹角~草付き。灌木*3、ハーケンで確保。
6p目:30m 水野リード。草付き。傾斜あり、例のごとく悪い。木で確保。
ロープしまい、壁の上部に沿って灌木帯をトラバース。下降点の手前で一か所10mほどab。灌木帯の微尾根を下り、残置のかかる下降点からab*2で地に降り立つ。
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への字ハングルートの下降路を利用
・TeamA 大スラブルート
BC(9:30)1p目終了点(10:00)取り付き(10:50)4p目終了点(15:00)ラッペル開始(15:50)1p目終了点(18:00)BC(18:30)
海岸から大スラブに続きそうなガレを適当に登る。シャンドルルート方向のルンゼに続きそうなことに気づき、適当な小岩塔を左へ巻くと1p目終了点の草付きテラスにたどり着く。ハーケン*2、残置ハーケン、RCCの4つで支点を作り、ラッペルで1p目取り付きに降りて登り直すことにする。取り付きの支点はリング*2、ハーケン。
1p目:Ⅲ 25m飯田リード。スラブに入り草付きテラスでビレー。
2p目:Ⅲ 50m青木リード。広いスラブの左側を直上。硬く快適だが中間支点取りにくい。リング、ナッツ*2、エイリアンでビレー。
3p目:Ⅳ 50m 青木リード。下部は同様にスラブを登り、草付きの多くなったところからやや右上しスラブ中央付近の終了点を目指す。上部は浮岩多く不用意にガバを持つと大きな岩を落とすので慎重に登る。RCC*2とハーケンでビレー。
4p目:Ⅳ 25m 青木リード。段差状のバンドをトラバース気味に右上。バンドは積み木を乗っけたような感じで脆い。上部残置ハーケン*2のあるリスを乗越せずクライムダウン。緊張。さらに右にトラバースし草付きを乗越し太い潅木でビレー。
終了点から1pロープ15mほど出して安全な潅木帯に出る。パーティで同ルート懸垂は浮き石で危ないという話になり、シャンドルルートから下ることにするが、探してもラッペルポイントが見つからず、時間も限られていることから同ルート懸垂することにする。後に確認した写真で終了点から灌木帯を直上した先にあるガレだとわかった。潅木帯を左にトラバースして3p目終了点を目指してラッペル。支点は潅木。3p目終了点真下にたどり着き後は浮き石を注意し同ルート懸垂。適宜ハーケン打ち足した。ガレを適当にくだり海岸へ。
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大スラブルート1p目
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大スラブルートより
TeamKが見える
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大スラブルート多分2p目
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大スラブルート多分3p目
BCはシシャモナイ滝にブッたち岩壁、ギョウニン畑や日本海に囲まれ、流木で快適にたき火ができる天国みたいなところ。互いの勝利とその挑戦の熱さに祝杯をあげ、業火。満天の星空の下、夢見心地で沈。
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サンセット
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プライベートビーチで快適なたき火
二日目:BC (7:30) P (10:45)
天気:晴れ 海岸線を歩き懸垂地点まで。一か所岩角でab5m。登り返しの下部5mはハングしており空身で全力ユマール。その後はプルージックでゴボウチックに登り、来た道かえってPまで。
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撤収
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abした段差
重荷だとビミョい
〈パーティー〉
熱き挑戦
笠井 ナッツ落とし、回収不可
TeamA 取り付きミス
坂口 一日目道間違え、3,4p目で落石多数
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