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報告_2022.01.07-10(4-0)

野塚岳〜十勝岳

L中川(3AL山下(2

 

<時間とルート>

Day1:野塚トンネル北口(6:45)尾根頭(11:45)・1151北コル(13:00)=Ω1

ストック仕舞って藪漕ぎ体勢で尾根に取り付く。出だしは笹薮急斜面で山下はトラウマ発動して少し怖がっていた。斜度が緩んでからは笹の上にモコっと雪が載った例のヤツorネマガリタケに頭を抑えられながらのラッセルというどっちを選んでも地獄な感じ。これは人間の登る尾根じゃないとか思ってたらCo900くらいで急に快適になり、鹿トレースに導かれて主稜線へ。時間的に予定テンバまで行くのは厳しいのでΩ適地探しながら進む。・1151北コルになんとか掘れそうなのでΩ1。製作1h45min。中川は全身ビショビショの刑に処される。以後中川のジャケットとズボンが乾くことはなかった。

毎日イグルー生活

Day2:Ω1(6:20)野塚岳(8:50)野塚岳南コル(9:10)=Ω2

曇り→風雪強し

午前は持つ読みなので予定c1までの方針で出る。野塚まではスノーシューだと少し微妙な岩など出てきて1.5年班的。野塚南コルで適地発見したのでΩ2。製作2h。Ω入ると外は荒れているような気がしたが中はいたって平和。

Day3:Ω2(8:20)オムシャ西峰(10:50)十勝岳北コル(12:45)=Ω3

吹雪→晴れ

一晩で50cmくらい積もったようで出口開通に手間取る。やっと開通したと思ったら外は吹雪で視界100。回復する読みなのでΩ内でしばらく時間待ち。8時くらいに見てみると風はあるがガス晴れてたので気合い入れて出る。以後風は基本気にならない弱。オムシャまでは新雪膝ラッセルでペースが上がらない。岩いくつかあるが巻こうとするとラッセルやばすぎるので極力上を行った。オムシャピーク付近は気にならない風。オムシャ東峰はネグった。その先の稜線は十勝側に雪庇出てたりする。十勝岳北コルで今後の方針を話し合う。時間的にのっこす場合テント泊になるが、この風だとそれは不安ということでここでΩることにする。製作2h。3日も連続で作るとさすがに良いものができる。

Day4:Ω3(6:30)十勝岳(7:30)国道(11:30)

快晴

Ω飛び出すと空には星、海は朝焼けと漁火。ついに来たThe Dayだ。

The Dayな朝焼けとΩ

十勝岳までの登りは気にならない風。岩は十勝側を巻き気味に通過。ピーク直下で気にならない強になるが山下の様子見つつ進んだ。ピークはなぜか無風。成人の日ということで、山下のハレの一枚を写真に収め、西尾根を下る。下ると風も収まり春のような陽気。尾根の錯綜する末端部は慎重に地図読みして、傾斜の緩い翠明橋のひとつ南の尾根を下った。最後まで雪あって快適な尾根。ヒッチしたら親切なおじさんが2人まとめて送ってくれた。感謝!

ハレの一枚

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