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現役の報告・ 2007年11月29日 (木)

【十勝連峰】上ホロ北西稜引き返し
2007年11月23日(1-0) L勝亦(5 M田中宏(2
【時間】十勝岳温泉(7:50)ー旧Z(8:30)ー八ツ手岩取り付き尾根末端(9:00-15)ー十勝岳温泉(10:15)
【ルート】
 天気は雪。新Zから少し行き、右手側が急斜面になっているところにデブリがあった。旧Zにシーデポ。八ツ手岩取り付き尾根末端までは所々吹きだまっておりラッセルあり。北西稜末端へ一段降りるところでツェルトをかぶって話す。視界は50以下、風は振られない風。前進はできるが、北西稜上での雪崩、主稜線の風、引き返しやHからの下りのルートファインディングミスによる雪崩などに不安があったので引き返し決定。凌雲閣で寝ていると澤田パーティーから連絡があり、雪崩事故の発生を知った。
【パーティー】
 慎重な判断はしたつもりだった。
  • コメント (1)

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米山   投稿日時 2007-11-29 11:11
視界50以下では上からの雪崩も見られない。引き返しでしょう。これからの季節、この谷はますます入れる条件が狭まりますね。

23日大雪崩の発生の数時間前にそのデブリ末端付近を通って帰ってきたわけですね。今回のような雪崩があると、Z谷そのものに入る視界条件も、もっと必要かもしれません。

今期は特に滑りやすい層がある年のようです。ルームのセンスに加えて、最新の情報(たとえば13日の雪崩の調査チームの報告など雪断面の構造情報)も判断材料に入れていこう。
 
 
 
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