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    Re: 暮しの手帖96 特集戦争中の暮しの記録 1968 うちにありました...米山
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    Re: 【書評】アルピニズムと死 山野井泰史 2014.11(米山悟1984年入部)...まっちゃん
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書評・出版・ 2011年9月15日 (木)

岳人10月号の感想 米山悟(1984入部)
今号、寄稿しました。またルームや北海道などゆかりの人の記事が多かったので紹介します。
○まぼろしの道を探り先人の足跡と知恵を伝える山岳同人たがじょ 米山悟 P42
青森で山登りにつきあってもらっている山岳同人たがじょの紹介記事を書きました。ふるさとや居住地の山を登り込むってのがやっぱりまっとうな山好きというものではないでしょうか。遠くの百名山ばかりに出かけてはいけません。

○アラスカの氷河に過ごした2カ月。悲喜笑涙交々 谷口けい P66
この記事に、この春亡くなった白石君の姿がありました。遭難地デナリの隣のフランシス山、谷口さんも登っていたのですね。白石、栗原君とのベースキャンプでの最後の交流が書かれていました。「誇闘夢現」ということばを残しています。米山は谷口さん、大木さんと、10年くらいまえのお正月に穂高山荘冬期小屋でお会いした事があります。

○北の山河抄10 新谷暁生 P94
ニセコのシーカックガイド、新谷さんの連載。今回は焚き火と漁師合羽について。知床での焚き火に関する無理解と、なんちゃって環境行政に対する理を尽くしたボヤキに完全に同意。雨の中で薪を集め、火をおこすことでしか得られない知見と叡智が確かにある。それをやった事も無い者がなんでも勝手に地球にやさしく決めてくれるな。

○冬期初登攀の頃の加藤幸彦さんの思い出 高田光政 P99
ブリティッシュコロンビア在住だった加藤幸彦さんが亡くなった。前穂北尾根4峰正面壁冬期初登。1960年代に名古屋山岳会で活躍したクライマー、1964ギャチュンカン長野岳連隊初登者。1970年三浦雄一郎エベレスト滑降隊のサポートのあと、ベトナムの戦場で米軍にラジカセを売る商売に転身、63歳の1996年、ブータンチベット国境のチョモラーリ7326mに登頂。その後69歳でチョーオユーをくわえ煙草で登っている。96年のチョモラーリで2カ月ご一緒した。豪快な人柄、ルートを見る目、人を見る目どれも感嘆した。原真さんとの付き合いも古く、弟、原武氏の鹿島槍北壁遭難のときには隣ルートを登っていて、いち早く捜索に駆けつけたという縁もあった。この夏、カナディアンロッキーに行く機会があり、お声をかけようかと思っていたところだった。
著書:「絶対に死なない」加藤幸彦 講談社 2005

○登山クロニクル 南日高トヨニ岳〜神威岳
この正月の田中バイエルンと山スキー部同期のOB山行が載っています。さすが山スキー部。シートラして苦行のラッセルご苦労様です。

○現代アルピニズムのプロファイル 極北の岩峰シャーク・トゥース
高さ2000m前後の山でもグリンランドだとタイヘンな山容だ、氷河も長大。標高差1000mの壁がうようよ。21世紀の壁クライマーにはここらへんがまだまだ宝の山。世界の最先端の若いやつが何しているかわかるこのシリーズはボケないためにも楽しみな企画。

○成瀬陽一の大滝巡攀その10 高瀑132m
先月に続き四国の大滝。遂にカラー1ページを獲得。見よ。この滝の巨大さと人の小ささよ。文章そのままの、心の中は常時花満開の人である。この夏、海の日三連休の挑戦。ギリギリの佐藤氏はウルタルにも行くけど大滝も登る。青島さんの三脚4本は凄い。もっとカラーで載せてください。

○新説・独創的登山術 日本の登山には山の水を味わう楽しみも 澤田実 P182
探検部OB澤ッチョの連載。今回初めて知った、サブタイトルは「独創的登山術」だそうだけど、あったりまえの話ばっかりじゃんと思っていたのは北大生だけか?今回は水の味。花崗岩はうまい。堆積岩はまずい。石灰岩は苦いとのこと、なるほど組成元素を見れば確かにそうかも。僕も地質学教室出身なのに気がつかなかった。
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