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坂本直行の写真


 直行遺品のモノクロ写真は383枚で中学時代から下野塚時代までを含む。この内、登山に関するものは217枚である。この他、宮の沢に移住以後のネガフィルム数百本がある。
 登山関係の217枚の内204枚は、直行自身の手で大判の台紙に1枚づつ丁寧に糊付けされ、裏面には直行作の木判が押されてそれに山行の内容を記載している。1923年から1937年の15年間の山行であるが、行先は日高、十勝・大雪、夕張・芦別、札幌近郊他に25回と多彩である。これらの内、山岳部部報に寄稿文のある山行について、その一部を紹介する。

1927年3月18〜21日 トムラウシ (no.515,522))
 部報1号「三月のトムラウシ山」坂本直行
 メンバー:野崎健之助、坂本直行、板橋卓、渡辺千尚、徳永芳雄、佐々保雄、佐山英駿
 同じく3月に北大卒業となる野崎に誘われて、タロマップの農家をベースに硫黄山経由3月20日、頂上に達した。積雪期トムラウシ初登頂である。


1933年12月28日〜1934年1月15日 札内川から北日高 (no.402,417)
 部報5号「一月の札内川」照井幸太郎
 メンバー:坂本直行、相川修、照井幸太郎
 厳冬期の状況が未知のままであった札内川上流のコイカクシュサツナイ川、七の沢、八の沢、さらに上流の沢にベースを置き、夫々のベースからラッシュで1839m峰から札内岳までを登頂しようという意欲的な山行であった。荒天に阻まれて貫徹ならず、コイカク、ヤオロマップ、1900m、カムエク、ピラミッド(1840m)に登頂。


1937年1月27日〜2月7日 第1次冬期ペテガリ登山 (no.421)
 部報6号「ペテガリ岳―厳冬期における―」登山隊員
 メンバー:坂本直行、葛西春雄、有馬洋、林和夫、中野龍雄、岡彦一、及川盛也、福地宏平、駒沢欣一、星野昌平、橋本誠二
 燃料、食料の研究、新しいテントの製作など1年間の準備を経て、極地法によりペテガリ岳冬期初登頂に挑んだが、強風で稜線上のテントが破壊され1599m峰から撤退した。この時登路に使用したコイカクシュ札内川で、1940年の第2次ペテガリ隊の8名が雪崩に遭遇し死亡した。



 
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直行さんのスケッチブック展

 
 
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