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02デナリ遠征 »

装備

(文責:田戸岡)


 今回デナリ峰は事前の情報通り、普段の積雪期用の装備で十分であった。他のパーティーもわれわれと大差ない装備であったと思うが、ほとんどの人がオーバーブーツを着用していた。われわれは予算上の都合、またそこまでの寒さ、例えて言えば層雲峡以上の寒さを想定していなかったため用意しなかったが、特にそれが必要と感じた行動はなかった。以下、今回の共同装備と個人装備を列記する。


〈共同装備〉
冬天(ICIスタードーム3〜5人用)、ストーブ(MSRドラゴンフライ、ウィスパーライト)、ホワイトガソリン3ガロン(約11L)、漏斗、竹ペグ6、なべ、茶食器、スノーソー2、スーパーツェルト、デポ旗20、スキー修理具、ダックテープ、CB無線、φ9mm×50mザイル
※テントはゴアで湿雪でも快調耐久性も高く1m近くの雪に埋められたときでもセーフだった。ストーブは時間短縮のため2台持った。ガソリンは山行中不足が懸念されたが足りた。茶食器は一回り小さい鍋の大きめのもの。この時期に、すべてテントで泊まるのであればスノーソーは使わなかったが一本はあるとよい。デポ旗はルート上残置が豊富にある。悪天でも行動するのでなければデポ用の数本でよい。ダックテープは粘着力が強くいろいろな場面で使える。CB無線はほとんど使わなかった。


〈個人装備〉☆微妙に個人差があるので執筆者のものを示す
お守り、ジャンバー(ゴア)、オーバーズボン(ゴア)、毛シャツ、下着上下、フリースパンツ、ナイフ、コンパス、同予備、温度計(壊れた)、地図、同予備、現金少々、ブキ、鏡、爪切り、赤軍手、オーバー手、高度計、カメラ2(ばかチョン)、ネックウォーマー、ヘッドバンド、バンダナ、清純ハット、グラサン(パカパカ)、ゴークル、ハーネス、スキー、ストック(3段伸縮式)、ピッケル、アイゼン、ビーコン、そり、そり積載用バッグ、そり結束用ゴム紐、ザック(約90L)、サブザック(約30L)、ビニール袋、漬物袋、ゴミ袋、生物分解性袋、トレペ、ライター2、ブキ予備、アイマスク、赤軍手予備、ハンガロン、同予備、筆記用具、記録及び日記用野帳、ラジオ、靴紐、日焼け止め、裁縫用具、ゆべら、櫛、目薬、目出帽、カラビナ4、環付き3、ロープマンII、スリング(60cm×2、120cm×2)、φ6mm×10m、水筒(プラティパス1L+保温袋)、シュラフ(イスカ社製ダウン900g)、シュラフカバー、マット(リッジレスト、ふろマット)、フリスビー、スコップ、コップ、食器、ピーボトル、靴下予備、フィルム(リバーサル36枚×7、ネガ24枚×3)、ビレージャケット(セーター代わり)、テントシューズ、コンタクトレンズ、メガネケース、ビタミン剤、鉄含有タブレット、双眼鏡、個人用薬品セット、非常用装備

  • お守りは気分的に必携。
  • ジャンバー、オーバーズボンは、下部や暑い日中は湿雪が降るのでゴアテックス製の方がよい。
  • 地図は磁北が26度とかなり傾いているのでちゃんと磁北線を引く。
  • 貴重品はセスナ会社で預かってくれるが、私は一応現金を大二枚持った。
  • 高度計はあると便利だが、下部氷河ではちゃんとした高度補正が難しい。
  • カメラは重要。ばかチョンは軽くてよいが、明るすぎるため感光しすぎてしまう。ポジフィルムを使う場合は影響が特に顕著である。いいカメラでフィルターがほしかった。
  • 私は日除け用につばの大きいハットの周囲に布をつけて下部氷河では使用した。サングラスは必携。無ければとても行動できない。ゴーグルはほとんど使用しなかった。下部ではつけると暑すぎ、また、眼鏡にうまくあわなかった。が、パウダーを攻めるときなどは有効かもしれない。
  • ハーネスはBDのAbodを使用したが、使いやすくてよかった。
  • スキーは普通のジルブレッタ。外人は兼用靴にディアミールとか、テレマーク、スプリットボードなども見受けられた。スノーシューのパーティーが比較的多かったように思う。ストックは上部でも使えるところが多いが、中には滑落停止用のウィペット(BD製)をつけている外人もいた。スキーで攻めるときは使えそうだが、ピッケルに変えるか微妙な斜面でもこれがあると楽ができると思う。
  • そりはLPで山積みになっている中からいいのを選んで使う。ぼくは長いテープがすでに付いてあったいいものを得ることができた。そりの荷物を固定させるのに自転車用のゴムの紐を使うとやりやすい。
  • サブザックはアタック時とそりに使用。ゴミ袋と大便用の生物分解性の袋はレンジャーステーションで手続きするときにもらえる。
  • トレペは多めに持っていきましょう。ぼく以外は下山真近に切らしていました。
  • アイマスクは無くても眠れないことは無いけど持っていくべき。
  • 日記は書くといろいろ考え事とかできるのでいいと思う。
  • ラジオはだいたい入る。FM98.9MHzがおすすめ。ニュースは91.1MHz。日焼け止めはSPF50+のものを使用したが、後半は面倒なのであんまりつけなかった。
  • 顔を真っ白にしている人も結構いた。
  • ビナはこれでぎりぎりくらい。
  • ロープマンはユマールより軽くてコンパクトでよい。無くてもよいがあったほうがより安心。スリングもこれくらいは必要になることもある。
  • 水筒は1Lでは少し小さかった。
  • シュラフ、マットはこれで特に問題ではなかった。普段の山行では茶食器で回し飲みであるが、今回はコップを使用した。自分のペースで飲めるのと、ある程度は同量で分けられるため有効ではあるが、日本でもやろうとは思わない。
  • ピーボトルはあると便利だが、私は用意したものがいささか小さかったため使わずに夜中でも外に出た。
  • 靴下はアタック時のみ新品の予備を使用した。
  • フィルムは山の中ではポジを4本、ネガを2本使用した。これはその人の写真への情熱次第。
  • Mは天場ではジャージ姿でいたが、夜は結構冷え込むのでダウンジャケットがあるとうれしい。外人はみんなダウンをまとって外にずっと出ていたりした。テントシューズはかなり有効。外に出るときにオーバー手を上に履いて出たり、寝るときに履いたりした。
  • ビタミン剤やタブレットは効いていたのかはわからない。何も使用していないMが一番元気だった。
  • 双眼鏡はほとんど使用せず。

 
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