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OBの山行記録・ 2006年2月26日 (日)

山行記録・道南)元小屋沢山(969m)、沖沢山(951m)/米山
元小屋沢山、沖沢山

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八雲から沖沢山(右の稜線からアタック)



● 2006年2月
【ルート】
おぼこ荘→鉛川林道→元小屋沢山北西尾根→沖沢山アタック
【メンバ】
米山悟(84年入部)、梶川耕司(88年入部)、北川徹(山スキー部OB)
【行程】
2月25日:おぼこ荘(9:20)→山美湖南、尾根末端(12:00)→元小屋沢山頂イグルー(15:20)
2月26日:元小屋沢山頂イグルー(6:00)→沖沢山(8:00-15)→イグルー(10:20-11:00)→尾根末端(12:00)→おぼこ荘温泉(13:30)

道南の八雲町と熊石町は昨年合併したが、ここは太平洋と日本海が日本一近くなるところだ。ひとりハチクマ山脈と呼んでいる。最高峰は雄鉾岳999mで他もせいぜい900m台だが、山脈は幅広く鋭鋒が多い。稜線から二つの海が見えるのも良い。
【記録】

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八熊山脈主峰。雄鉾岳(999m)



函館発一番列車で1時間、八雲駅で室蘭の梶川に載っけてもらい、麓の住民、北川と合流しておぼこ温泉をスタート。一帯は1週間ほど降雪が無く、雪は安定している。鉛川林道は1973年閉山した鉱山で、鉄橋あとなどが残る。今は一人も住んでいないが往時は1000人を越えたという。元郵便局があったというところにおぼこ山の家。素通り。

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鉛川源流、標高430mの通称「山美湖」。正面三つの内、真ん中の尾根を登る。


標高290二股あたりで何度か徒渉。その後、でかい堰堤の滝が現れ、河床がコンクリ張りになったりでしらける。いったい何の必要があるのか。用が無くなったのなら壊して欲しい。標高320mあたりから左岸にブル道が登っていく。これを伝うと、標高430mの空沼ほどの大きさの湖、通称「山美湖」に出た。湖は水面なのか湿原なのか、とにかく真ん中を歩いて進んだ。

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登りの尾根から雄鉾岳


元小屋沢山の北西尾根は先端で筆記体の「w」のようになっている。その真ん中の尾根を登る。この末端は両方の尾根に囲まれ、城郭の枡形の様になっている閉鎖空間だ。大きな木も多く独特の雰囲気。尾根は急な斜面の上にシールが利かない嫌な雪で、ほとんどシートラ坪足で登る。ほとんど潜らないのが幸いだ。標高差500mに3時間を費やして、脱水症状で元小屋沢山に到着。この山は熊石側の相沼内ダムの電気を八雲側へ通す送電線の通り道だ。山頂もなだらかでパッとしないが、実は目的の沖沢山よりも高い。シールの利かない雪は、やはりブロックのくっつきもイマイチだったが、イグルーを作って、ねぐらに入る。狩場山、遊楽部、駒ヶ岳に乙部山も薄紅色に見えている。低いけど樹林限界越えていて、焚き火無しが寂しい。

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夕焼けの雄鉾とイグルー、後ろは雄鉾と遊楽部


朝、天気予報では後半雨だ。明るくなる6時を待って出る。八雲、熊石、奥尻島の夜景が見える。高曇りだが視界は澄んでいる。大千軒岳らしきも見える。沖沢までは長いアップダウンを繰り返す。この山域全体に針葉樹は無く、カンバやブナばかり。稜線は、相沼内川からの吹き上げのためか雪も薄く、木はまばらだ。盆栽のように枝が風下に流れた大きな美しいカンバが時々立っている。小さな木が無く、大きな木が100mごとに有るという感じ。

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沖沢山山頂。後ろは南の岩峰群


長いマラソンを終えて沖沢山に着くと、その南側は切れ落ち、鋭い岩峰も連なっていた。この山、南の稜線から見たら、凄く格好が良さそうだ。帰りも上り下りを繰り返して、イグルーに帰着。ぬるま湯を沸かして喉を潤し、即、下山する、尾根上部はまあまあの滑りを楽しんだが、やはり雪が重い。下は硬くて話にならず、デブリのゴロゴロまで有る上を、ほとんど横滑りで下った。徒渉点で冷水を飲んだあたりでポツポツ雨。でも30分後には露天温泉で雨を楽しんだ。八雲駅前でトンカツ食べて、解散。
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