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現役の報告・ 2009年10月15日 (木)

【大雪】2009年度沢メイン1年班貫徹!
【年月日】2009年8月19−26日(7−1)
【メンバー】L田中省(3 AL平塚(6 M岡戸 木城(1
【ルート】カウンナイ川〜トムラウシ〜ワセダ沢〜地獄谷〜五色沢〜五色岳〜ヌタプカンベツ川〜大石狩沢〜石狩岳〜岩間温泉〜音更川〜ニペソツ〜十勝三股
<天気>
全体を通して天気が悪かった。特に前半は小雨〜雨の毎日で沢は常に若干増水気味であった。後半は曇りがちながら晴れることもあったが、ピークでは常にガスに捲かれた。
<時間とルート>
1日目 ポンカウンナイ出合(5:00)−Co980二股(10:30−50)−Co1320二股上(14::00)=C1
 小雨。前日ポンカウンナイ出合でC0して入山。カウンナイ川下部の函は右岸捲く。Co1120の2つのFは1つ目左岸を捲き、2つ目は右岸を登る。Co1320オーバーハングFは右岸のFixロープをつかんで登る。M1人ザック吊り上げ。Co1340二股のFは中間尾根の捲き道を使い捲く。捲き途中にある、雨が降っていなければ快調そうなテン場で雨の中C1。増水に耐えられる。
2日目 C1(4:40)−天沼南コル(7:00)−北沼(8:00)−トムラウシAt(9:00)−地獄谷Co1080(15:00) =C22日目 C1(4:40)−天沼南コル(7:00)−北沼(8:00)−トムラウシAt(9:00)−地獄谷Co1080(15:00) =C2
 小雨。天沼南コルの夏道まで上がり北沼へ。稜線上はガスガス。北沼にザックデポして水と食料もってトムラAt。ピークからはなにも見えず。北沼から東に行きワセダ沢を下る。上部の急な雪渓は横のガレジャリを行く。その後地図上の水線まで雪渓が断続的に続くが全て横をいけた。Co1400から小滝が続くがcdや捲き道で対処。下るに従い少し増水していた。地獄谷右岸の高台でC2。増水に耐えられ雨が降っても快調なテン場。

ワセダ沢Co1400の段差の連続

3日目 C2=C3
 雨時々晴れ。発達する低気圧が北海道を通過するためStay。前日夜に温暖前線が通過し沢は濁流と化していた。テント内は地熱で暑く、Mの持ってきた肉類が次々と腐る。Lは21歳の初日を山の中で迎える。
4日目 C3(5:00)−五色岳(10:30)−忠別石室(12:00)=C4
 雨時々曇り。寒冷前線はそれほど雨を降らせなかったため沢は1日で減水していた。五色沢はCo1120に10mのF、右岸草付を捲いてab10mで沢に戻る。Co1500付近の沢の最上部の岩の急登でM木城が足を踏み外し滑落。幸いたいした怪我はなかった。ルートを変えて隣の急なガレを行く。Co1600を過ぎると湿地帯になり五色沼まで水の流れをたどる。途中からシカ道となり夏道にあがり五色岳ピークまで。ピークからはかろうじて下の方が見えたが基本ガスガス。午前中の強めの雨と今後も降りそうであることからヌタプカンベツ川の増水への懸念、また悪天の中でのMの消耗と時間のかかり具合を考え、計画にはないが忠別石室に泊まることにした。夜、北海道上空に寒気が入る。と、ALが完全に腐った肉をおもむろにガスで調理し始めた。あまりの臭いに耐えかねた二階の登山者が窓を開ける音が聞こえ、途端隙間風が吹き込み、シュラフを持たないLは震える夜をすごした。
5日目 C4(5:30)−ヌタプカンベツ川林道終点(10:30)−大石狩沢出合林道上(12:00)=C5
 雨時々晴れ。ヌタプカンベツ川を下る。Co1500からCo1350までFや小F、段差がいくつかあり、降りられないものは捲いた。この沢も少し増水していて歩きにくい。下部はだるい河原歩き。林道終点は地図上川の字の先あたりまで延びていた。
6日目C5(5:20)−石狩岳(9:30−10:00)−シュナイダー登山口(12:00)岩間温泉(13:00)=C6
 曇り時々晴れ。大石狩沢はぬめった沢。Co1440の7mのFは右岸捲く。Co1600から雪渓が出てくるが左岸の雪渓横を行く。Co1700の二股を左に入り沢をつめて夏道まで。あとは石狩岳ピークまで。ピー缶の岡戸から例によって缶詰が出る。ピークからは時折大雪の山並みが垣間見えたが、まあガスガス。これで3つ目とぼやいてシュナイダー尾根を下る。林道をあるいて岩間温泉まで。途中渡渉1回。
7日目 C6(4:55)−天狗のコル(11:00−12:00)ニペソツ(13:45-14:00)−天狗のコル(15:30)=C7  晴れ。音更川は何もなく、シカ道豊富で倒木の多いブタ沢。途中ALが猿の腰掛けを拾った。Mの突き上げにより持ち帰ることに。ALは高値で売れたら猿の腰掛けコンパをやるなどと話している。下部はシカ道を使いとばして行く。Co1190が三股になっていて左を行く。Co1450二股を右に行きCo1520二股を左に行く。その後全て左を行き少し藪をこぐとちょうど夏道上のテン場のような開けたところに出た。テント設営後、ニペAt。ピークだけガスガスで展望なし。大雪の山は非情だ。いやLの人徳の不足ゆえか・・・。
8日目 C7(5:40)−登山口(6:45)−十勝三股
 晴れ。夏道を下り登山口まで。林道を歩いていると途中で後ろからきた車が十勝三股まで乗せてくれた。各々ヒッチで帯広まで行きはげ天へ。

<パーティ>1年班夏メイン大雪 貫徹!
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